聖心美容クリニック 伊藤哲郎

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今年は北朝鮮のミサイルや韓国大統領選などで朝鮮半島情勢は話題となっています。

半島を二分する契機となった朝鮮戦争についてほとんど知識がなかったので、こちらを本を読んでみました。

 

史実のみを単に書いたものではなく、韓国、北朝鮮、米国、日本などのさまざまな立場からの視点から描かれています。

物語調になっているため、とても読みやすいです。史実に反しているわけではないのですが、一部フィクションもあります。

 

北朝鮮のソウル奇襲から釜山まで追い詰められ、そこからの反攻、平壌制圧。そこからの実質的に中国の参戦にて38度線付近にて膠着状態となり、休戦へとなる過程は主に韓国、米国将兵の視点からいかに苦戦を強いられたのかという実情が述べられています。

 

日本についてはよく知られているトヨタやコマツが戦争特需で会社再建にできたという話しのみならず、極秘裏に参戦していた日本特別掃海艇についても述べられております。

形式的には日本は参戦していませんでしたが、実質的には掃海任務、韓国の港湾での民間人が働いていたりと参戦しており、死者も多数でているということを知り、驚きを隠せえなかったです。

 

また、金日成、毛沢東、スターリンの各国首脳の交錯する思惑もなかなか興味深いものでした。

 

実在はしていないであろう一般市民も登場人物としていますが、軍の関係者のみから見た視点とは違い、生活者から見た視点により、戦争の実態が見えてくると思います。

 

日本は特需によって復興のきっかけとなった朝鮮戦争ですが、半島はに住む人の大半は肉親を失い、半島自体も荒廃し、未だに二分されたまま、現在に至っていると考えると半島情勢もまた違って見えてくると感じました。

 

 

 

 

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