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こんにちは。聖心美容クリニック横浜院の佐々木です。

随分久しぶりの登場です。

梅雨のじめじめ、気分もふさぎがちになるこの時期に関連した、HRT(ホルモン補充療法)の話題を。

実はうつ症状の改善に、HRTは非常に効果があるのです。

当院のHRTで使用しているホルモンの中で、うつに関連するホルモンは、主にプロゲステロンサイロイド(甲状腺ホルモン)の2種類。

特に更年期の女性のうつは、この2つのホルモン値が低下していることに起因することが多く、HRTでの改善が期待できる症状のひとつ。更年期症状は、ホットフラッシュやイライラだけではないんです。


そしてうつの改善には、合成ホルモンよりもバイオアイデンティカル(ヒトから分泌されるのと同じタイプの)ホルモンが効果的。

バイオアイデンティカルホルモン補充では、プロゲステロンがサイロイドのはたらきを助けてくれるため、2つ合わせて使うとそれぞれの補充量は最小限で効果が発揮されます。

もちろん、うつにはホルモンなどの内分泌的要因と心理・性格的要因が複雑に絡んでいるので、HRTだけですべてが解決するとは限りませんが、抗うつ薬が思ったように効かない、できるだけ自然に改善したい、などとお悩みの方には、ぜひ検討していただきたい治療です。


文字ばかりの記事になってしまいました。

今の私は早くこれを観て、じめじめ気分を吹き飛ばしたくてしょうがありません。
マッドマックス 怒りのデス・ロード」!映画仲間から絶賛の声多数。ああ待ちきれない・・・。




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こんにちは。聖心美容クリニック横浜院医師の佐々木です。

HRTで使用するホルモン、今回は甲状腺ホルモンをとりあげます。

甲状腺機能低下は、レベルによっては疾患ととらえられ、一般内科でも保険適応で投薬治療も行われます。
当院のHRTでは、そこまでの病的な低下とはいえないまでも、体に表れる特徴や症状、甲状腺ホルモンの中でも体内で活性をもつタイプのものがきちんと良いレベルに達しているか、などを総合的に判断して、必要な方には補充をお勧めしています。

体に表れる症状としては、疲れやすい、四肢の冷え・寒さに弱い、高コレステロール血症、肥満、肌荒れ、爪・髪がもろい、などが挙げられます。

甲状腺ホルモンは図のように脳からの刺激を受け、首の下側にある甲状腺という器官から分泌されます。

T4(サイロキシン)の形で分泌されますが、これは体の中では不活性な型です。T3トリヨードサイロニン)という活性型に変換されて初めて、体に対する機能を発揮します。T3でも、リバースT3というものは不活性で、ストレスなどによりこちらばかり増えてしまうという事態も起こりえます。

バイオアイデンティカルホルモン補充療法では、T4T3の両方を、人間の自然な甲状腺ホルモンに含まれているのと近い比率で配合したものを補充します。

T4T3にうまく変換できない原因として、ヨード・鉄・亜鉛といった微量ミネラルの不足なども考えられるので、T4T3のアンバランスがみられたり、補充するほどではない甲状腺ホルモンレベルであっても機能低下とみられるような症状がある場合には、ミネラル補充をご提案することもあります。




少し地味な絵面になってしまったので、本日お越しの患者様からいただいた、夏にぴったりのスイーツの画像を。美味しそうです!お気遣い、感謝いたします。





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こんにちは。聖心美容クリニック横浜院医師の佐々木です。

HRTで使用するホルモン、今回は成長ホルモンをご紹介します。
脳の中央に位置している松果体という分泌腺から分泌されているホルモンです。
体の急激な成長時期に分泌がピークになっているホルモンなので、成長ホルモンと呼ばれています。
 
成長ホルモンは肝臓を刺激してIGF-1という物質を分泌するように仕向けており、これは血液で容易に検査できます。よってIGF-1の測定が、成長ホルモンレベルを調べる最も一般的な検査方法になっています。

加齢に伴う成長ホルモンレベルの推移は、以下のグラフの通りです。性ホルモンなどのように40~50代で急激な低下はありませんが、ゆるやかに分泌量は減っていきます。



体をつくる時期に分泌量が多いというだけあって組織を造る効果のあるホルモンなので、皮膚のしわ、筋肉量の低下、骨密度の低下など、組織の喪失によって表れる老化現象の改善に役立ちます。また疲労感の軽減につながり、ストレスに対抗する力も強くなります。

成長ホルモンは注射剤でしか補充ができませんが、かなり高額なのがネックです。小児の成長ホルモン分泌不全には保険適応で補充が可能ですが、アンチエイジング目的での補充は完全自費治療なので、高額の負担は免れません。
ということもあり、他のホルモンに比べると補充する方は少ないですが、かなり消耗していて辛い方には改善の実感が得られやすいので、状態をみてお勧めしています。
定期的な運動アルギニンオルニチンといったアミノ酸の補給が自力の分泌能アップにつながるので、注射で補充までは・・・、という方には、そちらをご提案。(当院、新メニューRe-programの③にはシトルリンというアルギニンオルニチンに体内で変換される成分が含まれているので、こちらもおすすめ)

副作用には手根管症候群(手首部分の腱鞘のむくみにより正中神経が圧迫され、手にしびれが出る疾患)、むくみなどがありますが、大量投与でなければほとんど起きないものです。アンチエイジング目的での補充はごく少量なので、あまり心配いりません。また悪性腫瘍がある場合には、増殖を促す可能性があるので、使用はひかえます。

HRT上級者レベル、成長ホルモンのご紹介でした。


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こんにちは。聖心美容クリニック横浜院医師の佐々木です。

バイオアイデンティカルホルモン補充療法で使用するホルモン、今回はメラトニンをご紹介します。

メラトニンは、脳の中にある松果体という腺から分泌されているホルモンで、”眠りのホルモン”としてよく知られています。松果体は、概日リズムという24時間周期の体内時計を、メラトニンを分泌することでコントロールしているのです。夜にはメラトニンの分泌が盛んになり、目が光を感知すると分泌が止まるようになっています。

メラトニンレベルは、HRTで使用する他のホルモンと同様、グラフのように加齢にともなって低下していきます。


年齢とともに眠りにくくなったり、眠りが浅くすぐに目が覚めてしまったり、十分に疲れが取れない質の良くない眠りになってきたりするのには、メラトニンレベルの低下が関連していると考えられます。

また、メラトニンには強力な抗酸化物質の側面もあります。細胞老化の原因とされている活性酸素(代謝の副産物として私たちの体内で常に発生し続けていて、細胞を傷つけ、老化を促進しているのです・・・。困ったやつですね)に対抗する作用を担っているので、アンチエイジングの観点からみても、補充は非常に有益ですね。

目立った副作用はありませんが、時に翌日逆に疲れが残るといわれることがあります。そのような場合には用量を減らすか、あえておすすめはしないようにしています。

睡眠トラブルが気になるけれど、睡眠薬の常用は避けたいな、と思われる方、ぜひご相談くださいね。




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こんにちは。聖心美容クリニック横浜院医師の佐々木です。

月に1回ほど、思い出したように現れるHRTブログです。

今回は、テストステロンをご紹介しましょう。テストステロン=男性ホルモンです。
男性ホルモン、という名前に惑わされて、女性には必要ないのでは?と誤解されやすいホルモンですが、男性はもちろん、女性にも必要不可欠なものです。男性の睾丸で最も多くの量が造られていますが、少量は副腎でも造られており、女性では卵巣と副腎で造られています。
女性の分泌量は男性の1/10以下ですが、体内で
脂肪・タンパク質・糖質の代謝をコントロールするうえで、重要なはたらきをしている物質のひとつです。

具体的な効果としては、バイタリティが上がり疲れが軽くなる、性欲の強化、筋肉量を保持して身体組成を適切な状態に保つ、いらいら・神経質などのマイナスな気分を減らす、などがあります。
多くなり過ぎると、攻撃的になる、薄毛、ニキビなどの症状が現れることもあるので注意しますが、生理的な範囲内で補充する分には、悪い副作用が出ることはめったにありません。

こちらは
クリームでの補充になります。
このように注射器に入っていますので、塗布量も何メモリと厳密に調整します。


補充をご提案するホルモンの中では、女性にはいまいち人気がないのも事実ですが・・・、アンチエイジングの意味ではとても有用なので、名前だけで抵抗感を感じることなく、お勧めしたいホルモンです。


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