中学2年生以下のための入試改革 | 成績110番

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子どもの成績を上げるための具体的方法を紹介しています。

昨日の続きで

「2020年 大学改革」

です。

昨日の

「高等学校基礎学力テスト(仮称)」

が実施されると

「学校を問わない学力」

がわかります。今までのように

「通知表 3」

も学校によって違いがあるので
正確にその子の学力を測るものではな
かったのですが、これからは正確に学
力がわかるようになります。

そして、続いては「センター試験」に
代わる

「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」

です。この試験は希望する大学を受験
するための「資格試験」という位置づ
けになります。

入試の方法も今までのセンター試験と
同じように、この

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「評価テストの試験結果」

「各大学が実施する個別試験」
=================================

で合否が決まります。こんな風に書くと

「今までの方法と同じでは?」

と思われるかも知れません。
ですが、今までのセンター試験と異な
る点は、その実施時期です。

センター試験は、

「毎年1月の第2土曜日と日曜日」

と固定されていたので、年に1回しか受
験することができまでした。

そして、季節柄、毎年雪で電車が止ま
ってしまったり、受験のためにホテルが
埋まってしまったりしていました。

特に今年は観光客も増えているので宿泊
施設確保も大変です。

また、インフルエンザにかかって受験が
できなかったりしていました。

さらに受験での光景では地方の国立大学
では「センターの配点が高い」ので、セ
ンター試験で失敗すると志望校変更を余
儀なくされていました。

極端な言い方をすると

「普段は実力があったが当日たまたま
 悪かった」

という場合もあって逆転が起こることも
多かったのです。

しかし、この新テストは、現在年に複数
回の実施をすることが検討されています。

具体的な回数や実施時期はまだ確定して
いませんが、実現すれば今までの問題を
避けることができます。

つまり、

「普段から実力をつけておく」

ことが必要となってきます。
(今までのような試験は受験の時期だけ
勉強する子でも逆転合格できました)

現在予定されている

「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」

の主な概要は以下の通りになります。

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1.思考力・判断力・表現力の判断機能を
 強化
2.理数は主体的な探究活動を行う科目へ

3.英語は4技能(読む・聞く・書く・話す)
 を問う科目へ
4.CBT方式での受験

5.選択式や記述式など多様な出題形式
 を問う
6.解答者の判断を要する問題も出題
=================================

実は先日から書いていますが、

「大学入試改革」

は2020年度を待たずしてすでにスタート
しています。

例えば、英語。英語は

「4技能(読む・聞く・書く・話す)」

を問う科目になっています。では

「入試でも4技能の試験か?」

と思われるかも知れませんが、私立大学
では、検定試験を利用して、

「ある程度のレベルに達している」

とわかれば「英語の試験が免除」される
ようです。

実際に2017年度入試では早稲田大学で
導入されます。

文化構想学部・文学部などは、

「英語4技能テスト
 (TEAP、IELTS、英検、TOEFL(iBT))」

のいずれかにおいて基準を上回ってい
る受験生について、一般入試の

「国語・地歴の2教科の合計得点」

により判定する予定です。

 どんどん入試改革の余波が現在も
起こっています。

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