November 06, 2005

ひとり南国にて

テーマ:DIARY

夏を追いかけてきた
サンダルの底は熱を吸い込む
堅い革靴を履き疲れ
足の指先の歪んだ部分に
無垢な白い砂が
すっと呼吸するように入り込む
突然笑い出す
何も知らない子供みたいに

南国の町の路地裏で
道を尋ねた浅黒くて骨太な白髪の男性の
隣にちょこんと座っていた
女の子は
わたしが見えなくなるまで
ずっと手を振っていた

あの笑顔は都会では見ないよと
さとうきび畑を見たような
ありふれた感想を呟いて ひとり
重いボストンバッグ片手に
缶コーヒーを 額に当てる

手を振り返した
都会から背負いきれない重い荷物を
こんな遠くまで運び疲れた
わたしの表情が

光が呼吸するような
あの笑顔に
すこしでも近づけたなら

AD
いいね!した人  |  リブログ(0)
最近の画像つき記事
 もっと見る >>
April 08, 2005

つけ爪

テーマ:DIARY

付け爪を貰った

赤と黄色のスパンコール

初めての付け爪

わたしの爪はいつも短く衛生的に切られていて

キャベツを切るのは早いけど

色香はない

 

これを付けて

誰の前で手を出そうか

テーブルの上で手を添えて

テーブルの下で足に触れて

シーツの中で背中に爪を立てて

 

思えばキスマークを付けたこともなければ

痕が残るほど爪を立てたこともなかった

不倫で証拠を残したくないとかそんなのではなく

マーキング

っていうの

とても下手なんだ

だからいつも終わりにするのに

相手は後ろ髪を引かれないのかな

わたしとの付き合いは 携帯メモリを消したら終わり

オートマティックで

衛生的

そしてその衛生的な手で

誰に何かを作るでもなく 

一人分のキャベツを

深夜に灯りをつけた小さなキッチンで刻む

 規則的なペースで

とんとんとん

 

AD
いいね!した人  |  リブログ(0)
March 01, 2005

白い携帯

テーマ:DIARY

わたしのケータイ、
何度か日記に書いている、
くーまんという待ち受けアプリの付いている、ボーダフォン。
いっつも携帯は機種変更しても、白い。
この携帯はシャネルのネイルのような偏光ブルーになっていて綺麗。
白くてとても潔癖な、わたしの相棒。

ストラップはこの携帯によくメールをくれるお友達と遊んだ時のお土産。
たくさんの人と話して、たくさんの人と繋がった携帯。
なんだか気持ちが重すぎる時は
これを切る。
切ってしまうと着信履歴も何も分からないんだけど
なんだかとってもすっきりする。

繋がっている感じ、だけだったら必要ない。
わたしが明日この部屋からいなくなっても
誰も知らない。
気まぐれで連絡が途絶えたと、そう思うだけだろう。

それでもずっと切り続けることも出来ないから
一晩ぐらいしか、こんなことは
出来ないのだけど。

携帯を切って、パソコンを切って、休みの日の夜
静かな部屋で過ごす。
他にはない。何もない。
いつか聴いた歌にあった、
生まれたばかりの星のように。

ほかには何にもない。
AD
いいね!した人  |  リブログ(0)
February 28, 2005

アメーバブログ運営局さまからのご返答

テーマ:DIARY

seibella様

アメーバブログ運営局です。
この度はアメーバブログをご利用いただきまして
まことにありがとうございます。

ご連絡いただきました件ですが、まったく問題ありません。
本・書評ジャンルの中に十分に当てはまります。

ユーザー数が増加に伴い、他ブログを批評をされる方も出てくるようになりました。
ですが、ジャンルランキングに表示されるという事は、コメントをつけた者以上に
seibella様のブログを楽しみに閲覧されている方もいらっしゃるというのも
事実であります。
今後も是非、「本・書評ジャンル」にて書き続けていただきたいと思います。

その他ご質問がございましたらお気軽にご連絡ください。

今後とも、アメーバブログをどうぞよろしくお願いいたします。
それでは、失礼いたします。

アメーバブログ運営局



***********************

本日、メールで早速のご返答をいただきました。
これで全文です。
明確なご回答をいただいて、大変嬉しく思っております。
アメーバブログ運営局さま、ありがとうございました。

(辞意の件については明言しなかったのですが、
こちらの文面からお察しすると、このブログを読んでくださったようです)

いいね!した人  |  リブログ(0)
February 27, 2005

自由と孤独

テーマ:DIARY

何処に住むのも自由。
誰と付き合うのも自由。
今のわたしには自由がいっぱいある。
しあわせはちょっとだけ自由を拘束する。
孤独であれば誰にも拘束されず、自由でいられる。

この両手から零れるほどに溢れる自由。
この両手から零れるほどに溢れる孤独。

自由な旅人。
誰をも守らず、誰からも守られない。
誰をも愛さず、誰からも愛されない。
過ぎゆく景色だけが、友達。



一軒家で家族と住む友達の家で、布団を借りた時
しあわせの匂いがした。
家族の誰かしらが動くから、
わたしの部屋のようには静まり返っていなくて。
生きていることって、おそらく、そういうことなんだろう。

わたしは、生きていないから、その実感が沸かないんだ。

その答えが判っていても、これからも旅をするしかない。
帰る場所など、ない。
いいね!した人  |  リブログ(0)

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。