そう簡単にコトは進まず...

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本日も演奏旅行の続き。

 

今回のネバダ州代表中学生吹奏楽チームは総勢110名。初日のリハ会場には、チェックインカウンターがあり、そこでムスコは名札を貰った。そしてワタクシも

シャペロンバッジ(付き添い人バッジ)をいただいた。

 

辞書によると、シャペロンとはその昔、社交界に向かう若い娘さんの付き添いのことを差していたらしく、その多くは「年配の婦人」と書かれていた。

やかましわっ。

 

教会の中にあるホールでは、間もなく始まるリハを前に、子供たちがそれぞれにウォームアップをしていた。

 

そしていよいよマエストロの登場。挨拶があり、さっそく第一音目を出してみることとなった。マエストロがタクトをあげて、どん。はい、やめ~、とタクトをブンブンふる。

 

その音、出が悪く、ストップがかかっているのにキレが悪い。字面だけ見ると、中年男性のお悩みみたいになってもうてるやん。

 

あの一音目は、あの場所にいた各学校の先生、シャペロン、そしてマエストロ全員が驚いたであろう。

 

 

正直、オナーバンドの方が上手だと思った。これは、きっと、春休みを挟んだせいなのではないか、と一音出しが続く中、考えた。

 

オナーバンドは、新学年が始まった1学期にオーディションがあり、2学期に入り楽譜が渡される。バンドは部活ではなく、毎日の授業の一つなので、毎日楽器を演奏する。

 

しかし、このオールステイトは、春休みに入る1週前に楽譜が渡され、春休みがあけて数日後がリハだったのだ。

 

この一音出しに30分をかけた先生。そこで洗い出された、トランペットの2人、ユーフォニアム4人全員、フレンチホーン2人が安定して音が出ないことがわかったのである。

 

どうなる、オールステイト。

もうその子供たちの成長にかけるしかない、そんな空気が流れたのであった。

 

 

しかし、子供たちってのは短期間でぐっと力をつけたりするもんで・・・