朝8時すぎ、引っ越しのトラックが到着。
おばけサイズ
ドライバーが降りてきて、30代くらいの陽気な黒人のドライバーとあいさつをする。
すると、どこからともなく一人の白人男性がぷらっと現れたのだ。
さっきのドライバーがその彼に挨拶をしに行った。
「初めまして、リチャードです」とドライバー。
ちゃうちゃう、それ旦那ちゃうで
その白人男性とは、多分近所のおっちゃんなのだが、
リチャード、ウチの旦那と勘違いして、挨拶してもうたのだ。
訂正する間もなく、リチャードが、「さっそく家の中を見せて」と言ってきた。どこにどの荷物を運ぶのか見たいと。
なので、すぐに案内することに。
すると、その白人男性も家に入ってくるではないか。おいおい、近所のおっちゃんよ、
勝手にお宅訪問すなよ~
と思いつつ、リチャードに部屋を説明したあと、その近所の白人おっちゃんと目があった。
「よろしくケビンだよ」とやっと自己紹介。
「じゃ、運ぶとするか」
と聞こえた。
ハコブトスルカ?
ハーフパンツにトレーナー着たご近所さん風のおっちゃん
あんた、スタッフなん!?
ほなさっきの、ドライバーと初めましてって挨拶、あれなんやねん。
と理解に苦しんでると、若いお兄ちゃんがやって来て、すると、両腕にタトゥーびっしりのにいちゃんもやってきて荷物を運び出した。
アンタらどっから来たん?
つまり、
あのおばけトラックを運転してやって来たのはリチャード1人。
荷物を下ろし運ぶスタッフは、思い思いの服を着て当日現地集合だった、という。
制服着て、正社員とアルバイトたち、一斉に現れて、「よろしくお願いします」が普通の引っ越しだと思っていたワタクシにはカルチャーショーーーック。
それにしても・・・
ドライバーのリチャードが白人男性に挨拶しに行った時、
「違う、違う、この人、ウチの旦那違いますねん」とかトンチンカンなコト言わんでよかったぁ、と後から思い出して笑けてきたのである。
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