なんとか心と秋の空、とは秋雨前線が停滞するこの季節のことを言うので
しょうか。週間天気予報は参考程度で、行事の実施の可否は前日の午後の
判断ですることが多くなりました。
それでも、数時間の天候のずれで泣かされることもありますが、、、。
さて10月16日(土)は、先月の予定が雨天で延期になった外来生物の
セイタカアワダチソウの駆除作業を、同じフィールドで活動している
「瀬上沢とホタルを守る会」と共同で実施しました。
午前10時、瀬上池のすぐ下、池の下広場に両グループのメンバーと
谷戸のボランティア塾のメンバーが集まり、そこから少しづつ下流に
下りて行きながら、目に付いたセイタカアワダチソウを根っこから
抜き取っていきます。
この駆除は毎年やっている活動で、始めた数年前には、池の下広場の
周囲はもちろん、小川の中にまで入って抜き取ったものでした。
ところが今年は集合場所の周りを見渡しても、黄色い花の色がほとんど
見えません。
毎年続けている駆除作業で、随分減ったんだ、と少しうれしくなります。
瀬上沢とホタルを守る会が維持している通称「みんなの池」という水辺の
あたりから目立つところがありましたが、それでも一箇所で一人が数分の
作業すればなくなる程度。
本格的な抜き取りは、SMPの谷戸田の下に広がる湿地の下流から始まり
ました。ここでは、小川沿いのプロムナードを歩いてこられる方々にもお声を
かけて、お手伝いくださる方には軍手をお貸しして、ご都合のつく時間の範囲で
作業に入っていただきました。
そんなわけで、作業にかかわってくださった方々は延べ30人を越えました。
瀬上のオギ原
これから秋の瀬上の森を歩かれる時には、ちょっと気にしてみてください。
瀬上のような谷戸は、本来は湿地環境ですので、ヨシやオギが広がって
います。ところが、耕作放棄などで乾燥化が進むとそこにセイタカアワダ
チソウが入ってくることがあり、谷戸の在来の植生が減っていきます。
横浜栄高校からの道にはまだまだ黄色い花がたくさん見えますが、
電力会社の鉄塔を過ぎて市民の森の入口の看板があるところから奥には、
あまりセイタカアワダチソウが見えず、谷戸の本来の景観が戻りつつあることに
気付かれるのではないでしょうか。
これまで行ってきた毎年の活動の成果が少しづつ見えてきています。
なお、駆除したセイタカアワダチソウはそのまま積み上げて土に戻しますが、
今年は市民の森の外で駆除したセイタカアワダチソウの花の部分を切って、
草木染の活動をしている市民団体「工房・野楽」にご提供しました。
来月行われる地域の行事の中で、セイタカアワダチソウを染色材料とした
案内標識や作品になるそうです。
午前に2時間、午後に2時間、体を動かしっぱなしの作業でした。
参加の皆さん、お疲れ様でした。
SMP事務局