Xboxロンチ当日版が売り出されていることの懸念 | みらいマニアックス !

Xboxロンチ当日版が売り出されていることの懸念

Amazonは最近、Xbox Oneのロンチ当日版を売りだしている。

当初の499ドルで購入ことができ、初期購入者に向けたインセンティブが付属しており、デイワンの実績も含まれている。ちょっと前にeBayで売られていたものだ。まだXbox Oneを手に入れていない人にとっては良いニュースだが、とはいえこの版が突然に出回りだしたことにはいくつかの問題が潜んでいる。


1 )小売ではXbox Oneはそれほど売れていない。

MSが皆さんにそう信じさせているほどには。

最近Best Buyに立ち寄ったが、Xbox Oneの在庫の山は映画「ハリー·ポッター」に登場するハグリッドの弟と同じくらいの高さにまで積み上げられていた。PS4がXboxよりもかなり良く売れていることはもうずいぶん前から周知の事実ではあるが、実際に目にするとやはりショッキングな光景ではある。

ソニーの700万台の実売に対してXB1の出荷は500万台であり、その差に目をつぶるにことは困難になりつつある。詳しい販売情報が出ていない状況ではなおさらだ。


2 ) Xbox Oneには需要がない。

上の1番とは表裏の関係にあるが、これはこれでひとつの懸念だ。

まずMSはすでにコンソールの生産量を減らしており、供給が需要をはるかに上回り続けている状況の中で削減は今後も続く。

第二にMSは発売の最初から販売についての情報を隠してきた。

他のたいして重要でなく、だが派手な数字を発表することによってだ。こうしたやりかたは会社と消費者との良い関係をあらわすものではない。すでにXbox Oneを所有しているユーザの満足に、MSは興味など持っていないのだろう。広告としてはいかにもありそうなやりかたであり、商業あるいはパネルディスカッションなどよりはるかに重要なのだ。


3 ) コンソールの売れ行きが悪い状況では、MSにはユーザの期待に応える理由がない

Xbox Oneはコンソールのレースにおいてはチャンピオンではなく、 PS4から自らのコンソールを守ることに、MSは精力の大半を使ってきた。新規参入者のための力強い事例を提供するかわりにだ。

MSの約束したサービスは多くのコストを要するため、MSの株主はXboxブランドが存在することに強い不満を持っている。Xbox Oneの出荷と実売の比率が大きく改善するまでは、MSが公表を控えているということは容易に考えられるものだが、現世代コンソールがいずれもタイトルが不足していることを考えれば、こうしたことは期待薄だが。


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