MS: XB1の生産に問題なし。ロンチ延期は単にローカライズの遅れ | みらいマニアックス !

MS: XB1の生産に問題なし。ロンチ延期は単にローカライズの遅れ

Xboxのマーケティングディレクター、Albert Penello氏がNeoGAFに投稿:

「ロンチでは、ハードの数量が特に問題なのではありません。これは単に、ダッシュ(ボード)でのローカル言語や音声をサポート機能の実装についてのもので、ソフトウェアの問題です。それは非常にシンプルなお話なのですが、ロンチの第一陣を逃した人々にとって残念なことであるのは、私たちもわかっております。

NS: neowin  Microsoft: The Xbox One delays in some European markets are "simply a software issue"


みらい的コメント:


ローカライズの問題が生じているという説明には説得力がある。

だがそれだけで全てを説明できないないのも事実。
例えば、その言語と地域の選択一つをとっても、ちょっとチグハグなところがある。

第一陣の対象となる地域は、オーストラリア、オーストリア、ブラジル、カナダ、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、メキシコ、スペイン、イギリス、アメリカ、ニュージーランド。言語としては英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語・スペイン語・ポルトガル語だ。(方言を考えにいれなければ)

逆に第一陣からもれたのはベルギー、デンマーク、フィンランド、オランダ、ノルウェー、ロシア、スウェーデン、スイス。

このうちベルギーはフランス語、スイスはドイツ語・フランス語・イタリア語で人口の殆どがカバーされる。さらにノルウェーとスウェーデンでは英語が、オランダでは英語・ドイツ語がほぼ完全に通じる。(実際、ゲルマン系の諸言語はすごく似ているし。Book:ブック(英)=boek:ブック(蘭)=Bok:ボック(ス・ノ)=Buch:ブーフ(独)とか)

ローカライズの遅れというだけでは、これらの地域が選から漏れたことは少々説明し難い。

やはりローカライズは問題の一つに過ぎず、生産数量を含めた様々な問題があるものと考えるのが自然ではないだろうか。