ソニー: メディアのロード時間から海賊版を検知する特許を取得 | みらいマニアックス !

ソニー: メディアのロード時間から海賊版を検知する特許を取得

$みらいマニアックス !

SCEAの「合法なメディア製品を検証するための方法」についての特許が今週初めに明らかになった。
これは2011年8月に申請されたもので、メディアが合法的な(海賊版ではない)ものかを検知するプロセスについて詳しく説明している。ベンチマークに対してメディアのロード時間を比較する仕組みだ。

ロード時間の比較に加えて、上のフローチャートに見られるような二次的な検証段階についてもこの特許は説明している。シリアル番号と「ユーザ識別情報」をメディアタイトルの製造元や開発者から供給される信頼性の高いデータと照らしてチェックするものだ。ユーザー情報にはアカウント名、ロケーション、IPアドレス、ユーザーの回線接続速度、製品ライセンス番号等が含まれる。

二次検証プロセスはハードウェアの問題によるロード時間エラーに対するもの。これは一次検証のプロセス(ロード時のベンチマーク比較)が通った場合にはスキップされる。
海賊版対策のための「ロード時間」検証が、ソニーの今後のハードウェア開発に採用されるかどうかは不明だ。


NS: joystiq  Sony patent would combat piracy by comparing load times