1,550ドルも登場!暴騰するWii Uの転売価格。一方で転売市場には飽和の兆しも | みらいマニアックス !

1,550ドルも登場!暴騰するWii Uの転売価格。一方で転売市場には飽和の兆しも

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9月20日にさかのぼるeBayでの終了した出品で、32GBのデラックスセットの平均での転売価格は、メーカ小売価格の350ドルよりも48%高い517ドルとなっている。eBayでのプレミアはベーシックセットではずっと小さく、8GBのベーシックセットの転売価格の平均は、メーカ小売価格の300ドルよりも16%だけ高い348ドルだ。この価格にはオークションによっては高くつく送料は含まれておらず、またはゲームや付属品をバンドルしたオークションも含まれていない。

ある幸運なeBayの転売屋は、ロンチ当日のデラックスセットに749ドルを支払うよう誰かを説得することができた。これは高い価格だが、別の出品者がベーシックセットを1,550ドル即決で転売しようとした(そして失敗した)ほどには馬鹿げたものではなかった。この秤のもう一方の端では、巧妙なeBayの買い手数名が、実際に小売価格よりも安くで転売屋から落札することに成功している。転売屋はもちろん悔しがったことだろう。

Wii Uの価格はネットの他の場所でも安くはない。アマゾンでの転売屋はロンチ日のデラックスセットに600ドル~1500ドルの価格をつけており、ベーシックセットは440ドル~1,000ドルだ(これらの出品が実際にはどれだけ売れているのか、ここから判断するのは難しいが)。それががあなたの幻想をぶち壊していないならば、WiiShopExpress.comのように評判の良いサイトで、アクセサリー満載の「フィットネスバンドル」に699ドルを支払うこともできるだろう。

先代のWiiは、2006年後半のロンチからの数ヶ月の間、小売りで見つけることはほぼ不可能だった。そのセールスの狂乱の記憶が、Wii Uの予約品の価格の暴騰の相当部分を煽っているに違いない。( あるeBayの転売屋は「思い出してください、先代のWiiは3年連続でホリデーシーズンで売り切れています!」と大きな青字で警告している)

Wiiの引き続く供給不足のため、任天堂が意図的に供給を滞らせて品薄感を煽っていると理屈をつける人もおり、この非難についてNoAのReggie Fils-Aime社長は激しく否定していた。だが何年もの間、高価な競合ハードよりも一貫してWiiが多く売れたという事実はまた、この供給不足が人為的に抑えられた供給によるというより、むしろ過大な需要が原因であったことを示している。もっとも任天堂は過去にそのハードウェアの供給をタイトに管理していたといういくつかの状況証拠はあるのだが。

最初のホリデーシーズンの狂乱が終わった後、Wii UがWiiと同じように見つけることも困難になるかどうかを言うにはまだ早すぎるだろうが、比較的まともな価格の出品であっても、一件の入札も受けずに終了した数十件の出品がeBayに存在することは、ロンチ当日の転売市場が既に飽和していることを示唆している。とはいえ、300ドルという開始価格でWii Uを販売する任天堂を嘲笑する人にとっては、これらのオンラインでの転売は、実際に任天堂がWii Uの第一波にもっと多くを課金しなかったことで、テーブルの上にいくらかのお金を残してしまった可能性を示唆しているだろう。


NS: Arstechnica.com
http://arstechnica.com/gaming/2012/10/the-price-gouging-begins-wii-u-preorders-going-for-up-to-750-on-ebay/