浦賀『寅次郎』
お久しぶりです。
どこクリックしたら日記書けるのかすら忘れててオレ愕然。
まぁボチボチ再開ってことで。
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ライター古田さん に誘われて、彼の馴染みの店で、将棋ライターのSさんと3人で飲んできました。
京浜急行線『浦賀』駅から徒歩5分強。
浦賀警察署へ向かうと手前に現れる『寅次郎』。
前々から行きたかったんだよねー。
開店と同時に突撃。
カウンター4席とテーブル1卓。
10人も入れないであろう店内に足を踏み入れた刹那、びっくりするほど磯の香りが強く漂います。
高まる期待を抑えつつテーブルに着席。
(このあとすぐに常連の皆さんで満席に)
ここの売りは、大将が三浦半島・佐島で毎日仕入れる新鮮魚介の刺身。
カウンターの向こうには、ホワイトボードにびっしりと魚の名前と値段が書き込まれてます。
単品で頼むのも悪くないですが、折角なんで『おまかせ刺身盛り合わせ』をいただくことにしましょう。
値段は1,000円、2,000円、3,000円、5,000円。
古田さんが3,000円盛を注文。
「タコ入れる?」
関東一とも言われる佐島のタコっすか。うおおおおおお。
「今から締めるから待ってね」
うおおおおお。
にわかには信じられないヴォリューム。
これで3,000円です。
タコは(腐敗の)「足が速い」だけに、新鮮さが如実に味を左右します。その場で締めたて、さばきたてのこの逸品はイヤな香りが一切せず、噛み締めれば噛み締めるほどににじみ出る、上品な甘味と旨みだけが舌の上に広がります。
ねっとり柔らかで、非常に旨みの濃いキンメも、適度な歯ごたえのあるホウボウも激ウマ。
特にホウボウは、肝と一緒に食うともうたまりません。ビールが進む進む。
ホウボウの肝は、カワハギのそれと比べると濃厚さでは若干劣るかも知れませんが、その分クセがなくてさっぱりした味わい。これはこれでアリ。大アリ。
地産地消って素晴らしいよなぁ、と思わざるを得なくなる一軒でした。
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『寅次郎』(紹介ページ )
所在地:神奈川県横須賀市浦賀町3-69
電話番号:046-843-5854
営業時間:17:00~0:00
定休日:毎月11日/22日
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あ、そうそう最後に。
オレが勝手にオススメする、古田さんの著作貼っときますね。
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上記リンクから買ってもらえると、オレが日々食ってるラーメンが、時折チャーシューメンになったりならなかったりします。たぶん。