浦賀『寅次郎』 | シーラブ食堂

浦賀『寅次郎』

 お久しぶりです。


 どこクリックしたら日記書けるのかすら忘れててオレ愕然。


 まぁボチボチ再開ってことで。


***


 ライター古田さん に誘われて、彼の馴染みの店で、将棋ライターのSさんと3人で飲んできました。



 京浜急行線『浦賀』駅から徒歩5分強。


 浦賀警察署へ向かうと手前に現れる『寅次郎』。


 前々から行きたかったんだよねー。


 開店と同時に突撃。



 カウンター4席とテーブル1卓。

 10人も入れないであろう店内に足を踏み入れた刹那、びっくりするほど磯の香りが強く漂います。


 高まる期待を抑えつつテーブルに着席。


(このあとすぐに常連の皆さんで満席に)


 ここの売りは、大将が三浦半島・佐島で毎日仕入れる新鮮魚介の刺身。


 カウンターの向こうには、ホワイトボードにびっしりと魚の名前と値段が書き込まれてます。


 単品で頼むのも悪くないですが、折角なんで『おまかせ刺身盛り合わせ』をいただくことにしましょう。


 値段は1,000円、2,000円、3,000円、5,000円。

 古田さんが3,000円盛を注文。

「タコ入れる?」

 関東一とも言われる佐島のタコっすか。うおおおおおお。

「今から締めるから待ってね」

 うおおおおお。 


 にわかには信じられないヴォリューム。

 これで3,000円です。


 タコは(腐敗の)「足が速い」だけに、新鮮さが如実に味を左右します。その場で締めたて、さばきたてのこの逸品はイヤな香りが一切せず、噛み締めれば噛み締めるほどににじみ出る、上品な甘味と旨みだけが舌の上に広がります。


 ねっとり柔らかで、非常に旨みの濃いキンメも、適度な歯ごたえのあるホウボウも激ウマ。

 特にホウボウは、肝と一緒に食うともうたまりません。ビールが進む進む。

 ホウボウの肝は、カワハギのそれと比べると濃厚さでは若干劣るかも知れませんが、その分クセがなくてさっぱりした味わい。これはこれでアリ。大アリ。


 地産地消って素晴らしいよなぁ、と思わざるを得なくなる一軒でした。


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寅次郎


『寅次郎』(紹介ページ


 所在地:神奈川県横須賀市浦賀町3-69


 電話番号:046-843-5854


 営業時間:17:00~0:00


 定休日:毎月11日/22日



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 あ、そうそう最後に。


 オレが勝手にオススメする、古田さんの著作貼っときますね。


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 上記リンクから買ってもらえると、オレが日々食ってるラーメンが、時折チャーシューメンになったりならなかったりします。たぶん。