デートDV防止教育・DV加害者プログラム                SEDA(シーダ)のブログ

SEDA(Sexuality・Equality・DV・Action)誰もが自分らしく生きられるために……
 TEL&FAX03-5928-5277  MAIL:seda.dv@gmail.com  デートDV加害者プログラム(日曜日11:00~13:00)            DV加害者プログラム(水曜日19:00~21:00)  


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8月19日(金)に東京ウィメンズプラザホールで「子どもに対する性暴力の理解と対応」という講演会に行って来ました。


講師は、藤森和美さん。藤森さんは、武蔵野大学人間科学部の教授で、子どもが心の傷=トラウマを受ける体験は、いじめや性被害、虐待など、子どもの生活の中に潜んでいるこを提唱している方です。


今回の講演会は、NPO法人性暴力救済センター・東京(SARC)と東京都総務局人権部がジョイントして主催したもので、SARCは24時間ホットラインの活動を開始して4年がたち、相談件数が15,000件を超え、その半数が未成年者だとのことです。


子どもへの性暴力被害は学校、塾、家庭教師、親戚知人などの身近な対人関係で起きることが多く、周囲から受け流せと言われてしまうこともある。「いたずら」や「ふざけ」としてしまおうとし、性被害を捻じ曲げてしまうという最悪な対応も珍しくないとのことでした。


身近な人が加害者であるというのは、支配、被支配の関係が多く介在しているとのこと。

家の中で、学校で、クラブ活動で、あらゆるところに力の持った者と力の持たない者との関係の中で、半ば抵抗ができない、できにくい形で性暴力が起きることが多く、最悪なことに、性暴力を振るった方は時に同意があったと言うそうです。


この同意があったと言うのは暴力をふるう加害者が言うセリフです。被害を受けた方は、同意なんかしていない、でも抗ったり拒否したら大変なことになるという思いが働き、あからさまに拒否はできない状態に置かれている。加害者は、抵抗しなかった、何も言わなかったことを同意と受け取る。

大きな力が働く関係のなかで「NO」ということが、どれほど恐ろしいことか。自分の生存、その生きる世界での生き死にを握られていて、脅かされるのは、どれほど震えあがることか。


被害を受けた子は、自分さえ我慢すれば家を、部活を、レギュラーを守れると、一人悩みを抱え、周りに言えず、周りが理解できない反応や問題行動、自傷行為などが出現したりするようです。


子どもが被害にあった時の対応の難しさは、聞き取りの難しさにも感じました。

大人の聞き取り方次第で、大人が導きたいようなあらすじになってしまう危険性があること。

大人の利害で、やはりここでも支配と被支配の関係が働き、被害を見えないようにしてしまう、無かったものとしてしまう。本人の被害=傷つきを認めないことで、更に深い傷つきを負わせる。


大きな力を持った者が、この力と支配の関係。支配と被支配の関係を放棄しないと、力の弱い者はいつまでも暴力にあい続け、自尊感情が低下し、安全感・信頼感の喪失、無力感などになり、人間不信・自己不信に陥る。そして、いろんな不適応や症状が出る。


支配・被支配の自分ではどうにもできない力関係の中で、暴力にあい続けることがいかに、その子がその子でいられなくなるか。特に暴力の中の性暴力は、それも幼ければ幼いほど、性暴力と認識できず、大人になって事が理解できた時の混乱たるや、自分が朽ち果てるような崩壊と絶望とトラウマを長い時間ただ一人抱え続けることになる。


力と支配が本質であるDVを子どもの前でするのは、面前DVとなり子どもへの虐待に当たります。子どもの頃から両親の間の力と支配を身近に見たり体験したりしていると、そのやり方=「支配と被支配」の関係が人との関係性と無意識に刷り込まれてしまい、安全で健全な人間関係を学び、身につけることが難しくなるようです。どんな関係でも力と支配の関係になってしまい、時に支配側、時に被支配側の関係性しか築けなくなってしまうのは悲しいことです。


力と支配。支配と被支配の関係は暴力行使を容易にし、人間関係を壊し、そして人を崩壊させます。

支配・被支配から発生する影響の恐ろしさを認識し、自分の人間関係の在り方をよくよく自戒を込めて見直したいものです。


              ひろこ


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         8月の 「こころのケア講座」開催のご案内


   リオオリンピック、メダルラッシュで盛り上がっていますね。

   皆さん、寝不足なのではないでしょうか。

   ひょっとして、体にも心にもケアが必要なのでは。

   よろしかったら、「こころのケア講座」にいらっしゃいませんか。

   8月は、20日の土曜日1回のみの開催です。以下、ご案内です。



 【こころのケア講座】 


ビル  会 場   生活産業プラザ4階 会議室  ※会場ご注意ください

時計  時 間   14:00 ~ 16:00

メモ テーマ   「トラウマに対応するツール」

がま口財布 資料代   ¥500 

                  (期間限定 : 会場が産業プラザの時は 資料代通常¥1000 のと ころ

                   ¥500 で開催いたします)



  ※女性限定    申込み不要。                              


 電車バス【アクセス】  生活産業プラザ  豊島区東池袋1-20-15


   JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線 都バス、民営バス


   池袋駅東口より徒歩7分。


    あせる晴れ暑いですが、フラリとお立ち寄りいただけると嬉しいです。ニコ




 <9月のこころのケア開催ご案内


 9月16日(金)  生活産業プラザ 14:00~  

        

 9月24日(土)  生活産業プラザ 14:00~   

           

            資料代:¥500    ※女性限定

           

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DV、つまりドメスティックバイオレンスは、世の中にだいぶ、どういうものか知られてきたように思います。

夫婦や親密な二人の間でパートナーに身体的な暴力を振るうこと、と理解している方が多いのではないかと思います。


身体的暴力は、けがをしたり、アザになったりするので視覚的にわかり易いDVです。そしてDVをされた、してしまったと当人たちも認識しやすいです。


その分、精神的暴力や精神的虐待・モラルハラスメントなどの、心の傷つきや苦しさは、見えないし、見えづらいです。そして加害者も被害者も「DV」と認識できにくいのです。

SEDAのDV加害者更生教育プログラムに参加するに当たって事前面談がありますが、その時にこの精神的暴力・DVをしているとの自覚がない方が本当に多いと感じます。されている女性も私が悪いから、不機嫌にさせるようなことをしてしまったからと反省するけなげな方が多いように思います。


加害者の多くは、自分の考えの中で良かれと思ってやっていることが多いです。それがパートナーにとって精神的虐待となっていると自覚がない。むしろ良いことをしてやっていると信じているので根が深いと言えるでしょう。

自分の中では当たり前、これでいいと思い込んで虐待やDVをしているので同じことが繰り返えされやすいです。

 

他人に同じことをすれば「暴力」だ「虐待」だ、「ハラスメント」だとわかるのに、親密の二人の間では同じことをしても、暴力、DVと自覚できにくいです。


親密な二人の間で見えないDVには例えばこんなものがあります。


・話しかけても無視する、返事をしない   ・不機嫌オーラをだす   ・バタンと大きな音をわざとたてる   ・意見や提案をいつも否定する   ・にらみつける   ・いやみをいう   ・けなす   ・孤立させられる      ・根負けするまで説教や説得をし続ける    ・家事育児に細かく文句をつける    

・話し合いができない(切れる、身勝手に終わらせるなど)     ・親戚や知人の前でけなす     

・能力がない、わかっていないと断定的に言う   ・気に入らないことなどは「お前のせいだ」と言われる    ・どこへ行くのか、誰と会うのかいちいちチェックされ何か言われる


などなど。書ききれませんが、他にもまだまだいろいろあります。

上に書いた内容は、身体への暴力はいっさいありません。


DV被害を受けている女性たちは、そうそう、そうなのと思う方が多いかもしれません。

また女性でも男性でもこれが精神的暴力や虐待になるの?と思う方もいるかもしれません。

が、これらは精神的DVに当たります。(詳しくはDV関係の本を読むとよいでしょう)


なんか大したことじゃないようにも思うのだけれども、受ける方はなんだか窮屈で息苦しくて、不自由。

毎日、こんなことがあり、こんな思いをしている。なんかいつ言われるのかされるのかわからない。

これらのネガティヴな重くて不愉快で縛られているようなものが、常にドンヨリと流れ、まとわりつかれている感じ。なんか気持に刺さり、自分の存在が揺らぎ、鈍い痛みが続き、気がぬけない思いでいなければならない。


これらのことって、だれでも自分が毎日、常に晒され続け、終わりなく続くと思うと、人はどんな思いになるのでしょう。想像ができるのではないでしょうか。


身体的暴力は無いけど、精神的にジワジワ蝕まれ、コタエていくのではないでしょうか。

家庭って一番安全で安心な場所でありたいのに、これらが蔓延していては安心なんて得られません。

目に見えない暴力、虐待、これらは人や家庭を知らないうちに核なる内部から蝕み壊していく恐ろしさがあります。その認識をもって、目に見えない暴力や虐待に敏感になり、遠ざけていきたいものです。


               

                    ひろこ

                      

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明日、7月30日(土)開催の


          「こころのケア講座」のご案内をいたします。


 【こころのケア講座】 


ビル  会 場   生活産業プラザ4階 会議室  ※会場ご注意ください

時計  時 間   14:00 ~ 16:00

メモ テーマ   「精神的暴力・モラルハラスメント」

がま口財布 資料代   ¥500 

                  期間限定 : 会場が産業プラザの時は 資料代通常¥1000 のと ころ

                   ¥500 開催いたします)


  ※女性限定    申込み不要。

                    


 電車バス【アクセス】  生活産業プラザ  豊島区東池袋1-20-15


   JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線 都バス、民営バス

   池袋駅東口より徒歩7分。


    あせる晴れ暑いですが、みんなで学び、ちょっと元気をとり戻しませんかはてなマーク

          フラリとお立ち寄りいただけると嬉しいです。ニコ



 <8月のこころのケア開催ご案内


 8月20日(土)  生活産業プラザ 14:00~   

            「トラウマに対応するツール」

            ¥500 ※女性限定

            (8月は土曜日開催のみです)


      

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SEDAでは、月に1回、DV加害者更生教育プログラムに参加している男性たちのパートナーさん達の集まりの会を開催しています。
エンパワーメントひろばと言い、通称「エンひろ」と呼んでいます。

会では、パートナーさん達どうしで同じような思いや立場状況を共有したり、今の心身の健康状態や、行っている癒しやケアのことなど、また家庭での男性たちの状況や関係性やコミュニケーションの状態などをパートナーさん達から聞いたりしています。

そして何より、おいしいものをいただきながら、誰彼に言えないことも言える、心が少しゆるりと安心できる時間を過ごせる場となっていると思っています。繰り返し参加してくださるのがその証かと。。。

いつもは、主にTAKANOのケーキなどのお菓子とお茶なのですが、毎年、年1回クリスマスの時期にはアルコールと軽食で乾杯をする会も開催しています。

そして、今年は初めて「納涼会」と称して、パートナーさんに招待状を出し、夏にも乾杯する会をお誘いして開催しました。

スタッフが手作りの、イカのマリネ、たこのアヒージョ、ゴーヤチャンプルを準備し、夏野菜のサラダをたっぷり用意して、皆で乾杯しました。
いつものエンひろより、ちょっぴり豪華で華やかな感じで、有意義に過ごしました。









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