「警察対テロ部隊テクニック」毛利元貞
2008-06-01 17:58:07 Theme: 読書記録- 警察対テロ部隊テクニック―人質交渉から強行突入まで/毛利 元貞
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- 対テロ部隊の小火器の性能・特性についての内容が充実。
- 「怪物と闘う者はその過程で自分自身も怪物になることがないように
- 気をつけなければならない」(ニーチェ)
【スナップショット】
・日本の警察対テロ部隊の歴史は75年の日本赤軍クアラルンプール事件に始まる
→赤軍は米国大使館とスウェーデン大使館を占拠、同志の解放を迫る
→日本政府は超法規的措置で、赤軍同志の解放を認め、現地に移送
→さらに77年には日本赤軍がパリ発羽田行きの日航機をハイジャック、
同志の釈放と活動資金を迫る(ダッカ事件)
→またも日本政府は6人の釈放と600万ドルを支払う
=テロに屈する日本政府と海外から批判受ける
→日本政府は秘密裏に対テロ部隊の創設を決定(特殊急襲部隊(SAT)の原型)
→現在、7都道府県警察本部に配備
・現在の日本の対テロ部隊の問題点は、訓練の大半が突入作戦に費やされている点
←人質交渉の訓練の割合を増やす必要があり
・CIS(心傷性災害ストレス)は、劇的体験の直後に発症するASD(急性ストレス障害)
とASDが一ヵ月以上続き、慢性化したPTSD(心的外傷後ストレス障害)に区別
・戦争神経症(通称シェルショック)
=戦争体験者が恐怖や危険を認知できなくなってしまう感覚麻痺の症状
→メンバー選抜から外す
・CQB(近接戦闘)の基本:
小火器メインで迅速(Speed)、攻撃的(Agressive)な作戦を奇襲(Surprise)で仕掛ける=SAS
・CQC(近接格闘)はGOPLAT(Gas and Oil Platforms:ゴプラット)と呼ばれる
ガス油田施設での作戦や海上施設(金属で弾丸が反射するリスクがある施設)
などの火器を使用できないミッションで有効
・短機関銃は塹壕掃討用の火器としてドイツが第一次大戦で実用化
→第二次大戦で突撃銃として進化
→戦後、突撃銃を小型化、拳銃弾使用へ改良
=ヘッケラー&コッホMP5として65年にドイツが開発、対テロ部隊の基本火器になった




