小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、同会の政治資金収支報告書に4億円の収入を記載しなかった疑いが強まったとして、東京地検特捜部は15日、政治資金規正法違反容疑で、同会の事務担当者だった衆院議員石川知裕容疑者(36)を逮捕した。
 小沢氏をめぐる問題は、秘書を務めた国会議員の逮捕に発展。特捜部は今後、改めて同氏に事情聴取を要請し、事件への同氏の関与についても捜査を進める。
 特捜部はほかに、後任の事務担当者だった元私設秘書池田光智容疑者(32)を逮捕し、小沢氏の公設第1秘書大久保隆規被告(48)=同法違反事件で公判中=の逮捕状を取った。16日にも逮捕する。
 逮捕容疑によると、石川容疑者は2004年10月29日、陸山会が約3億5千万円で東京都世田谷区の土地を購入した際に、同会の口座に入金した4億円について、同年分の政治資金収支報告書に収入として記載しなかった疑い。
 池田容疑者は07年、小沢氏の自宅に届けるために陸山会が支出した4億円について、同報告書に記載しなかった疑い。関係者によると、石川容疑者はこれまでの事情聴取に、不記載は認めたが、「記載ミスだった」と犯意を否認。土地購入代となった4億円について、「小沢氏から個人資産の貸し付けを受けた」と供述していた。
 これに対し特捜部は、中堅ゼネコン「水谷建設」(三重県桑名市)元幹部が小沢氏側に提供したとする5000万円の裏献金が、購入資金に含まれる可能性が高いと判断。石川容疑者が虚偽説明をしている疑いが強いとみて、逮捕に踏み切った。特捜部は両容疑者の逮捕理由について、「証拠隠滅の恐れがあると判断した」と説明した。石川容疑者は15日の特捜部による4回目の事情聴取要請に応じていなかった。 

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