世界遺産・平等院(京都府宇治市)は、鳳凰(ほうおう)堂内の須弥(しゅみ)壇や柱などをコンピューターグラフィックス(CG)によって創建時(1053年)の極彩色で再現した。

 17日から境内のミュージアム鳳翔館で一般公開を始めた。青色が基調になっており、神居文彰住職(47)は「穏やかな海底をイメージさせる」と話している。

 須弥壇の周辺で、青色の鉱石ラピスラズリの断片が見つかっており、立体的なCGでは、壇上を鮮やかな青色で再現し、側面も華麗な螺鈿(らでん)装飾を施した。また、柱と梁(はり)は顔料を特定し、当時の彩色画を復元、壁面は全体の調和から青色だったと判断したという。

 同館での公開は8月6日まで。期間中、CGや彩色画計15点を入れ替えて展示する。

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