小泉純一郎元首相の政治的影響力低下を語ったとする毎日新聞の記事で名誉を棄損されたとして、飯島勲元首相秘書官が、同新聞社を相手に1000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は27日、同社に100万円の賠償を命じた。
 松並重雄裁判長は、飯島氏に対する記者の取材自体は適切だったとしたが、記事を書いた政治部副部長が元首相引退表明前の同氏の発言を、引退表明後の発言と思い込んで、メモから引用したと指摘。発言の時期や場面を十分確認せず、不正確に引用されて書かれたもので、重大な過失があるとした。
 判決によると、毎日新聞は2008年9月26日付朝刊に「小泉元首相引退へ 存在感 神通力薄れ」との見出しで、飯島氏が「小泉氏は(サプライズを生む)魔法のつえをなくしてしまった」と語ったとする記事を掲載。翌27日付朝刊で「数日前の話を誤った形で引用したもので取り消す」と訂正した。
 毎日新聞社長室広報担当の話 取材が適切だったと認定されているが、承服できない点があるので、控訴を検討する。 

【関連ニュース】
二階氏秘書の略式起訴を報道=中国新華社
さよなら、森繁久弥さん=不世出の名優に最後の別れ
郵政改革推進室長に清水氏=元総務官僚、小泉政権で更迭

鳩山首相、施政方針演説51分で「命」25回…進次郎氏「意味分からん」(スポーツ報知)
連続不審死、女を埼玉の殺人容疑で再逮捕(読売新聞)
サル ナベ、地位捨て恋に走る 新たな群れで奮闘中 大分(毎日新聞)
中国籍の女に無期懲役=夫ら3人死亡、1人のみ殺害認定-1人は傷害致死・大阪地裁(時事通信)
【土・日曜日に書く】論説委員・清湖口敏 白川静に学ぶ「人間学」(産経新聞)
AD