性的醜聞と死

ハリウッドの映画プロデューサー

ワインスタイン氏の

数々の悪行露見をきっかけに

過去の事例があっちでも

こっちでも大噴出している

英国政界のセクハラ問題。

 

先週はとうとう死者が出る事態に。

 

性的職権乱用を理由に

ウェールズ自治政府の大臣の

任を解かれた男性

(労働党のサージェント氏)が

その4日後に遺体で発見されました。

 

サージェント氏はどうやら

自殺を図った模様なのですが、

この件の難しいところは

彼は大臣の職を辞めさせられた時に

「理由は君の過去の性的不行跡」

と指摘されたものの、具体的に

彼がいつ、何を、誰にしたことが

罷免の原因となったのかは

教えてもらえなかったのだそうでございます。

 

故に彼は自身を

弁護することが出来ないまま

『有罪』扱いされ職を追われた。

 

彼に対する申し立ては

複数存在していたそうで、

政府の要職に在りながら

複数の人間から性的な

問題行為を指摘される人物に

おいそれと『通報者』の情報を与えては

二次被害を引き起こしかねない、という

当局の判断は基本的に間違っては

いなかったと思うのですが、

しかし『裁きの場』に弁明の機会が

存在しないというのも

それはそれで恐怖の構造。

 

こうした問題を社会は

どのように取り扱うのが正解なのか。

 

そして彼が自殺した今、

ウェールズ自治政府と労働党、

そして英国の政治家たちは

この案件をどう審理するのか。

 

サージェント氏には

ふたりのお子様がいらっしゃるそうです。

 

その子たちをはじめとする

遺された家族の皆様の気持ちと

被害を申し立てた人々の心に

精一杯配慮しながら

真相を究明してもらいたいものです。

 

 

ある日突然仕事場の上司に呼ばれ

「今の役職から外れてもらうね、

原因は過去の君の性的職権乱用。

詳細は言えない、

被害者を守らなくちゃだから」

 

えっ!でもまったく

身に覚えがないんですけど!

という場合、ここからどうやって

自分を護ることができるのか

 

これは難しい問題です

 

構図としては痴漢冤罪と同じかと

 

ただ同時に忘れてはならないのは

痴漢行為や性的職権乱用は

現代社会に明らかに

問題として存在している、ということ

 

そうした問題の被害者となり

結果的に自死を選んだ女性の数は

世に数えきれないほど

存在しているであろうこと

 

勇気ある被害者の被害申し立てを

社会が阻むことはあってはならない

 

しかし無実の人を

絶望に追いやることも

許されてはいけない

 

ではどうやってそこの

バランスを取るべきなのか?

 

本当に難しい問題です

 

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