春の誘拐犯、牡丹灯篭風味

テーマ:

草原に映える黄色のフワフワこと

ガチョウのヒナが登場すると

いよいよ夏も近いスコットランド。

 

 

雄鶏閣下率いるニワトリ団

地面のあちこちをほり返し

 

 

種牡羊おっさん集団

草地のそこここに寝転がり

 

 

ついでにも屋外屋内で

心ゆくまで昼寝を楽しみ

 

 

 

いや本当にこの時期こそが

1年で最も平穏で幸福な

季節なのかもしれません・・・

 

もう少ししたら

雑草達の怒涛の波状攻撃と

吸血虫ミッジ(midge、

和名:ハイランドヌカカ)の暴威に

直面しないといけないわけですし。

 

辛い現実に向き合う前の

ほんのひと時、そう、この夏の

重労働を前に意識的に

心を清くしたい今日この頃、

しかしそんな私の思惑をよそに

日夜煩悩まみれ

雄叫びを上げる存在が。

 

 

それは我が家のガチョウ集団内

最強雄ガチョウ、通称『父君』。

 

現在我々の手元にいる

成鳥ガチョウ総計5羽の内訳は

父君ガチョウと母君ガチョウのペア、

そして兄君ガチョウと里子姉妹の3羽衆。

 

このたびめでたくヒナを獲得したのは

里子姉妹のうちの1羽、

つまりこのヒナは兄君ガチョウの

庇護下に置かれるべき存在。

 

(ヒナが出てきたたまごの産みの親は

母君ガチョウだったりもするのですが

まあこの際そこは深く追求せずに、はい)

 

 

その黄色いヒヨヒヨの姿を

遠目に見ては

まあ父君ガチョウが叫ぶ叫ぶ。

 

翻訳コンニャクの力を借りずとも

理解できるその金切り声の意味、

「いいなあ!いいなあ!

羨ましい、俺も欲しい!

羨ましい、俺もヒナが欲しい!」

 

・・・ま、まあ

子煩悩な殿方って魅力的よね?

 

朝方、水場を先に使わせようと

父君と母君を囲いの外に出すと

これまでは昼頃まで

優雅に2羽で水浴を楽しんでいたのが

近頃は羽を洗うのもそこそこに

父君はそそくさと兄君と里子姉妹、

それに黄色のフワフワが居住する

小屋に向かって走って行って

そこからただひたすらに

小屋の周囲をうろつき回るという・・・

 

「あれだ。あの姿はあれだ、

『牡丹灯篭』のクライマックスだ。

ちなみに『牡丹』は

英語で『ピオニー(Peony)』、

『灯篭』は『ランタン(Lantern)』ね」

 

 

私の言葉に夫(英国人)は

「察するにそれはまた

君の得意な怪談話ですね。

あらすじは

教えてくれなくて結構ですよ」

 

最近の夫は勘が鋭くて困ります。

 

父君のつがいの相手である

母君ガチョウは今朝も

元気にたまごを産んでおり

抱卵を開始する様子が見えません。

 

父君はもうしばらく

身もだえの季節を

過ごすことになりそうです。

 

 

それにしても母君ガチョウは

いつまでたまごを

産み続けるつもりなのかしら、という

 

彼女は去年も抱卵開始が

遅めだったんですけど

今年はそれに輪をかけて遅いんですよね

 

たまごを産んでいる間は

抱卵を開始したくないのか

抱卵を開始したくないから

たまごを産み続けているのか

 

ガチョウ心理はよくわかりません

 

なお本日は

「生き物写真、お得載せ放題」

みたいな感じに画像を選んでみましたが

いかがなもんでしたでしょうか

 

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