三十過ぎて真面目に

漫画『キン肉マン』の話をするのも

人としてどうか、

という思いは確かにあるのですが

それでも一言だけ申し上げたい。


ウォーズマンという登場人物がいます。


えーと、それは誰だっけ?

という方のために説明しますと

あの全身黒一色で「コーホー」とか言っている

ソ連(当時)出身の仮面のロボ超人。

英国の紳士超人ロビンマスクのお弟子さんです。


キン肉マン2世 究極の超人タッグ編

↑この人です、ウォーズマン



『キン肉マンⅡ世』でも活躍します。


あれ・・・?

次の文章はネタバレになっちゃうのかな・・・?

もうずいぶん前に発表された話だから

大丈夫だとは思うんですけど・・・


『第22回超人オリンピック編』を

現在読みすすめていらっしゃる方は

本日はここでさようなら


というわけで

『キン肉マン2世』におけるウォーズマン。

あの人ったらいつの間にか祖国ロシアを出て

なんとイギリスに帰化していて、

で、師匠であるロビンマスクの息子さんの

セコンド役を務めていたんです。


彼の義理堅さとか不器用さとかは

この際どうでもいい。


私の指摘したいのは次のポイントです、

イギリスに帰化したってことはつまり

ウォーズマン・・・君はあの

『ライフ・イン・ザ・UK・テスト』に

ひっそり合格していたんだね・・・!


『ライフ・イン・ザ・UK・テスト』については

2007年の年末から2008年の年始にかけ

散々恨み節を(こんな感じで

こちらのブログにも綴っていたんですが、

そうか、ウォーズマン・・・

君もあの馬鹿テストを受けたのか・・・


まああの人は

「ファイティング・コンピューター」とか

呼ばれていたくらいですから

暗記物の試験は得意そうですけど、

でもあれだ、そのコンピューターだって

東西冷戦時代に作られた代物でしょ?


・・・大変だったと思うんだ・・・!


あ、でももしかして試験導入前に

帰化申請を終了したのかしら、

もしそうだとしたら私の共感を返してウォーズ。


あと帰化ってことはつまり

ロシア国籍を捨てて

英国籍の持ち主になったってことなんでしょうが

国籍変更の申請理由は何にしたんだろう・・・

「亡命」なのかなあ?

まあロビンマスクが身元引受人になれば

そこらへんは問題ないんだろうな、

なにせ彼は女王陛下直属超人らしいし。


今回、久々に

おたく色全開の内容になっておりますが

何人の方がついてきてくださっているんでしょう。


さて、そんなウォーズマンの

経歴が気になる今日この頃とはいえ

私の贔屓超人は昔からブロッケンJr.さんです。


でもほら、一応現在英国に居住する身、

ある程度ロビンマスクやそのご子息のことも

応援するのが筋と考えてはいるんですが・・・

ロビンマスクってロンドン出身らしいんです、

ってことはつまりイングランド超人なわけね?


・・・スコットランド出身超人は

何故紙面に登場しないのかしら・・・


まあスコットランドは

グレート・ブリテンの一角だしと

己を納得させようとはするんですが

それにしたって

アイルランド出身超人(セイウチン)は

それなりにストーリー内で活躍しているんだぜ!


スコットランド超人、

ルックス的にもけっこういけると思うんですけど

(筋肉キルト+バグパイプな感じでどうだ)

これはあれかな、私がせっせと

「ぼくの考えた超人」コーナーに

葉書を投稿するしかないのかな?


そんな無駄な悩み事に

日々の時間を費やしていた私は

重大な事実に先日気がつきました。


ロビンマスクの結婚相手のお名前は

「アリサ・マッキントッシュ」さん。

スコットランドの名字事情を

少しでもご存知な方はお気づきですね、

そう、彼女はまがうかたなきスコットランド人!


つまりロビンマスクとアリサさんの息子である

ケビンマスク君は

半分イングランド人で半分スコットランド人なんだよ!

スコットランドに住んでいる皆さんは

安心してケビンマスクを応援したらいいさ!


・・・本当に私はそろそろ

仕事を見つけないと駄目だと思う、

もう少し生産的なことに頭を使いたい・・・


いや、今回は徹頭徹尾おたくネタでしたね

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ケビンマスク君はその後

英才教育に耐え切れなくなって家出し

一時不良化するんですけど、

その悪ぶり方の

ものすごい頭の弱い感じがキュートです


ああ、こういう駄目な子

よくフィッシュ&チップス屋の前にいるわ、という


私の中ではケビン君は

「漢字の読めない馬鹿」というイメージ

ジェイドが「四文字熟語が使えない馬鹿」で

スカーフェイスが

「自分は頭がいいと思っている馬鹿」ね


馬鹿馬鹿連呼してますけど

あれだけ大勢の人物が登場して

全員が底抜けに馬鹿なところが

『キン肉マン』の最大の魅力だと思うんだぜ