2005年09月23日(金)

男性的な心意気と女性的な味わい【スプリングバンク】

テーマ:銘柄

スコットランドの西側にキャンベルタウンという町があります。ここにはたった2つしか蒸留所がないのですが、そのうちの1つがこの「スプリングバンク」 です。


springbank


以前はキャンベルタウンには30以上の蒸留所があったそうです。それがどんどん減って今ではたった2つに。蒸留所が減った原因は、アメリカの禁酒法にあるようです。その当時にキャンベルタウンでは利益目的で粗悪な酒を造ることが横行し、結果、評判が落ちて多くの蒸留所が閉鎖に追い込まれた、というわけです。そんな中でスプリングバンクが生き残ったのは、あるこだわりがあったから。それは、麦芽作りから瓶詰めまでを自分の蒸留所で行うというもの。このような手法をとっている蒸留所はスプリングバンクの他にはザ・グレンフィディック のみです。男を感じますね(^^

さてそんな男気あふれるスプリングバンクですが、味わいは女性的です。香りも味わいもとてもスウィーティー・・・といろいろな本などには書いてあるのですが、実は私はあまり味わいが女性的とは思ってないのです。確かに香りはとても甘~い感じです。でも飲んでみるとこれが思ったよりもシャープな感じ。ピートが強いというわけではないのでヘビーな感じはしませんが、女性的な味わいかと言われると「?」です。女性的な味わいにしたいのならば水割りにした方が良いかもしれません。

2005年09月10日(土)

飲み歩きも修行のひとつ(?)

テーマ:お店

バーテンダーを目指すにはバーテンダーを、バーを知らなくてはなりませぬ。そんな言い訳を掲げてバー巡りをしています。

先日行ったお店は東京は自由ヶ丘にある「BAR LAYLA(レイラ)」

http://www.nn-jiyugaoka.com/cgi-bin/jiyugaoka.cgi?0027

layla


私は「行きつけのバー」というものはまだなく、いろんなお店をフラフラと飛び回っている状態です。ということでこのお店も初めて行きました。お店に入ってみると、写真のイメージより3倍くらいは大きいという感じ。カウンターが横並びに2つあるので(つまり長い!)、バックバーもでかい。もちろんスコッチもたくさん並んでいました。

私が飲んだスコッチはSCAPAでしたが、バックバーの一番上に鎮座しておられるバランタイン30年が非常に気になるところでした・・・。


ちなみにバー巡りでは基本的にはオーセンティックなお店に行っています。なぜなら将来そういう店をやりたいから(^^

2005年09月03日(土)

兄弟モルト

テーマ:銘柄

久しぶりにこのブログの本業である(?)スコッチの話題を。


スコッチ(シングル・モルト)の中には、同じ原料・水を使い同じ蒸留所で造られながら、異なる銘柄で売られているものがあります。そんなスコッチの組み合わせの一つが以前に紹介した「グレンフィディック」 と今回紹介する「ザ・バルヴェニー」 です


balvenie


正確には同じ蒸留所ではなく、同じ敷地内にある隣り合った蒸留所で造られています。販売量が世界一である「グレンフィディック」の第二蒸留所として生まれたのが、この「ザ・バルヴェニー」です。

原料も水も蒸留所も同じ、じゃあ何が違うんじゃい?と言うと、蒸留のやり方が違うのです。普通の蒸留と言うと火でグツグツ煮るようなイメージですが、このバルヴェニーは直接火で煮るのではなく、グレンフィディックを蒸留する際の余熱で煮てるんです。グレンフィディックのおこぼれにあずかっているようなイメージでしょうか。いやいや、そんなマイナスイメージではないですよね。これは蒸気蒸留という立派な方法なんです。

さしずめ「グレンフィディック」がお兄さん、「ザ・バルヴェニー」が弟といった感じですね。一緒に注文して飲み比べてみるのも面白いかもしれません。

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