首都圏生きものめぐり ~K.Nakamuraの生物・景観ブログ~

 ビル群の並ぶ首都圏にも、草木が生え、生きものの暮らす環境は確かに存在します。
 ここでは、独身編集者K.Nakamuraが直接足を運んだ
 身近な緑地・公園などで出会った「いのち」について
 各スポットの景観美も交えてお伝えいたします。


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いやぁ、関東も梅雨明けしましたね。


……これは7月頭のことですが(汗)。タイムラグがハンパねぇ……。





まだバラが咲いていました。ツートンカラーが美しいです。

バラはどんどん新品種が作られますからね。

来年あたりにはもっとすんごいのが出る……かも?


ちなみに厳密にいうと、バラ園があるのは泉の森ではなくふれあいの森です。





 
 

ヤブカンゾウの花が最盛期でした。一部、群生(植栽?)しているところもあります。

ちなみにここ、秋になるとヒガンバナの群生地にシフトします。





交尾中のヤマトシジミ

ごくありふれたチョウではありますが、こういうシーンはやはり貴重です。

なお、さすがにシオヤアブなんかと違って、このまま飛ぶことはできません。





 
泉の森。いつもの水辺にやってきました。

いい天気ですね。やはり水面には青空がよく映えます。





おお、カイツブリのヒナがいました。

全部で3匹。昨年も見かけたけど、さすがに別ものでしょうね。

ただ、ちゃんと今年も繁殖していることは確かなようです。





ミソハギが咲いていました。この花はこれからが最盛期か?


さて、水辺らしくトンボの多いこの公園。

他も色々と昆虫が見られるのですが、特に忘れられないのが樹上にいた……。







ようやく肉眼で確認できる位置に、タマムシがいました。

高さにして6~7メートルといったところでしょうか? 真下からでは撮れないので

実質的な距離は恐らく10m以上あったかと思われます。まさに確認できるギリギリの距離。

写りは精一杯ズームしてこれが限界です……。

畜生、おりてこーい!(怒号)




………。



図鑑にもよく、タマムシは樹上を飛んでいると書かれてあります。

あまり生で見かける機会がありませんが、それは数が減っているというより高い所にいるから。

そして普段樹上にいるのであれば、むしろこうしてお目にかかれる高さまで下りてきてくれたのは

感謝すべき幸運と言えるかもしれません。


と、自分を無理矢理納得させてはい次次次。







アジサイの上に、ハラビロカマキリの幼虫がいました。既に威嚇の姿勢です。
まだこの時期は身体が小さく、トンボあたりを狙ったら返り討ちにされるレベル。

しかし約1か月経過した今なら、もう少し大きくなって対等以上に戦えるようになっているはずです。





雑木林に入ります。

ストレスのせいか私はほとんど刺されませんが、周りは蚊だらけですので

虫よけ対策は怠らないようにしましょう。デング熱の件もありますしね。





樹液にこの手の昆虫が集まるようになると、

夏が来た……という実感が湧きますね。





雑木林を散策中、杭の上に見たことのないカミキリムシが。

地味な配色で体格も小さいため、背景に溶け込んでしまいます。







手に乗せて観察してみましたが、今のところこれが何なのかはわからないままです。

一応図鑑に似たものは載っていたのですが、どうも違う気がするんですよね。


……最近新顔がマイナー昆虫ばかりのためか、こういうことがちょっと多いです。







廃材置き場にもカミキリムシがいました。
これはわかります。先日実家のマンションに来ていたナガゴマフカミキリですね。

その斑模様はやはり身を隠すのに役立つ……かと思いきや

隠れる場所を間違えたのか、あまりカモフラージュになっていませんでした(汗)


ちなみにコレ、上記の新顔のカミキリムシよりもやや大型です。






 

おお、今年初のコクワガタに遭遇しました。

(ちなみに今年初の「クワガタ」は、今実家で飼っているノコギリクワガタです。まだ生きています)

羽化したばかりなのか、まだ少々動きが鈍かったですね。

あごが小さく、サイズというだけなら上のナガゴマフカミキリの方が大きかったかもしれません。





古民家にも立ち寄りました。ちょうど栽培のヤマユリが咲いていて綺麗でしたね。
ヤマユリは根っこ(いわゆる百合根)を食用にできるため、

昔から民家の近くで栽培されることもあったと聞いています。

今里山周辺の遊歩道で見られるヤマユリも、ひょっとすると元を辿れば

人の手で育てられたものが再度野生化したものも紛れているかもしれません。







最後に。こんな変なものが群生していました。

腐葉土のようなところからまるでキノコの様に生えており、見たところ葉緑素がありません。

こういうのを腐生植物というそうです。光合成できないので根っこからの養分のみで生きています。

が、これでもランの仲間。それもそこそこ希少な種(キンランには劣りますが)らしく

その名をタシロランというそうです。名前の由来は、発見した博士の名字から。
ミニにタコかもしれませんが、盗撮……もとい盗掘など決してしないようにしましょう!




【7/3 泉の森で撮影した生きもの】

鳥類・・・カイツブリ、カルガモ、ハクセキレイ、ヒヨドリ

昆虫類・・・アオクサカメムシ、アメンボ、イオウイロハシリグモ、エンマコオロギ、オオシオカラトンボ、オオヒラタシデムシ、カナブン、キアシナガバチ、キマワリ、コクワガタ、コシアキトンボ、コフキトンボ、シオカラトンボ、シオヤアブ、ジガバチ、ショウリョウバッタ、ツチイナゴ、ナガゴマフカミキリ、ナナフシ、ハグロトンボ、ハラビロカマキリ、マメコガネ、モンシロチョウ、ヤマトシジミ、ヤマトタマムシ

その他・・・ミミズ

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円海山に続きまして、今回は鎌倉でトレイルウォーキングです。

スタート地点を北鎌倉駅に設定し、天園ハイキングコースを経由して

散在ヶ池森林公園へ。さらにそこから再度ハイキングコースを通って

鶴岡八幡宮方面へと向かいます。かなりの長丁場になるのみではなく

円海山以上にUP・DOWNが激しいので、本来ならそれなりに準備が必要かも?


写真は明月院の近く。ちょうどアジサイのシーズンでしたし、

鎌倉屈指のアジサイの名所として名高いスポットだけに、ご覧の通り観光客が多いです。

ただし明月院を過ぎると一転して閑散となってしまいます……。






ハイキングコースの手前。ヤマモモの実が落ちていました。

ヤマモモといえば街路樹や庭木としてよく植えられる木ですが、

この実は甘酸っぱく食べることができます。(もちろん落ちている実なんて食べないように)

ただ、パッと見キイチゴに似ているものの、果物として売られているあちらと比較して

酸味が強過ぎますので、生食は好みが別れるかもしれません。ジャムなんかにするといいかも?


ちなみにハナモモとは別の種です。あちらは花が美しい品種ですが

実がかなり小さく、食用には適さないとされています。





 

登山道の入口にて。

この時はまだアジサイが見頃でしたが、今はもうさすがに花期が終わっているかな?

カナヘビ(右)が数匹姿を見せてくれました。





落ち葉の隙間から生える、いかにも怪しい雰囲気のキノコ。

白い毒キノコといえばドクツルタケという猛毒菌が有名ですが(ガクガクブルブル)
これがそのキノコなのかどうかは不明です。

ま、まあいずれにしても、採取はしない方がいいでしょう……。



ここのハイキングコースは場所にもよりますが、結構道幅が狭いです。

必然的に肌が草に触れることが多くなるので、虫刺されには要注意です。







円海山と同じく案内板が随所に設置されているので、注視していれば迷うことはないでしょう。
ここは、道なりに進んだ末にたどり着く展望台。鎌倉の海・街・森が一望できる絶景スポットです。
ここでトレイルウォーキングするのであれば、絶対ここは外せませんね!

実際この日も、外国人観光客の方がグループで訪れていました。


鎌倉といえば海外からも評価が高い日本の観光名所ですが、

それは偏に史跡や寺社などのおかげであると思われがちです。

しかしこの日、ハイキングコースですれ違った方の約3割は外国人の方。

中でも白人の方が多かった気がします。(中国人は見た目だけだとわからない……)

国外でも意外と鎌倉の“自然”が注目されているということか?






結構な上り坂。朝露や雨などによって滑りやすくなることもあるので

早朝や雨上がりは滑らないよう気を付けましょう。場所によっては命に関わります。





林道の傍らには、お馴染みのヤマユリの姿が!








花をクローズアップ。バニラのような甘い香りも相変わらず。

ハイキングコースでは、見える範囲だけでも10株近く見かけました。


過酷な夏のウォーキングも、この花を見れば癒されて辛さも忘れられる……なんてことはなく

常に熱中症の危険と隣り合わせですので、飲み物はたっぷりと持ち歩きましょう。

(しつこいかもしれませんが、500mlペットボトル2本は持ち歩きましょう)







ハイキングコースを一旦出て、歩きなれた散在ヶ池森林公園に向かいます。





赤いキノコを発見。食べても大きくなったりはしません。

食用のアミタケなんかと似ているようでしたが、調べてみた結果これも(?)毒キノコ。

しかもドクベニタケという、ダイレクトに有毒であることを伝えるネーミング。

図鑑によると胃腸に中毒症状を起こすらしく、腸炎持ちの私にとってはまさに天敵です(汗)。


まあ、食べなければ何の問題もないんですけどね……。





 
せせらぎの小径

小川の流れる湿った林床ということで……↓





 

今年もまた、カワトンボ(左)とハンミョウ(右)が現れました。

でも7月末になると、もうカワトンボはいなくなっているかも……?

(ここのところ報告が後ろ倒しになっていてすみません)





通称・鎌倉湖。静かで神秘的な自然スポットですが、実は人造湖だったりします。

ちなみに街灯はほぼないので、夜間は近付かないこと推奨です。「でる」噂もありますしね。





散在ヶ池の園路。見たのは1輪だけでしたがオカトラノオが咲いていました。

これはまだ7月下旬でも咲いている……かも?





散在ヶ池から再度ハイキングコースを経て、八幡宮近くの市街地に降りました。

水路の流れる閑静で品のある町。生きもの目当ての私のようなタイプはともかく、

こういうところを重点的に歩くのも、鎌倉散策の一つの楽しみ方です。





鶴岡八幡宮にて。今はなき七夕飾り。


……せめて7/7になる前にアップできなかったもんやろうか……orz







八幡宮の池にて。

何かエサあげている人がいたので観察していたら、あちこちから集まってきましたよ。

しかもアカミミガメクサガメに混じって、デカいのが1匹乱入しようとしているし……。


ところでここのカメは飼育されているのか、それとも誰かが放流して野生化したのか?
その辺はちとハッキリしません。が、あそこまで大量にカメが暮らしているとなると

間引かない以上人の手でエサをやらなければ、水鳥などのエサがなくなってしまいそうです。

ちなみにこのスッポン、体重が重過ぎたのか結局陸地には上がれず

マトモに食事にはあり付けませんでした(涙)。






 
最後にトビに見送られて、ウォーキング終了です。


時間にして4時間程度。ほぼ歩きっぱなしで大分脚に乳酸が溜まりましたが

なかなかの自然度の高さを実感し、結構楽しめました。
次は晩夏~秋の山野草が気になるところ。8月末辺りにでももう一度歩いてみましょうかね。



【6/26 北鎌倉駅~散在ヶ池~天園ハイキングコース~鶴岡八幡宮で撮影した生きもの】

鳥類・・・カルガモ、カワラヒワ、キジバト、ツバメ、トビ

昆虫類・・・アオメアブ、イオウイロハシリグモ、コアオハナムグリ、コジャノメ、トホシテントウ、ニホンカワトンボ、ハンミョウ、ヒカゲチョウ

その他・・・アカミミガメ、クサガメ、スッポン、ニホンカナヘビ、ニホントカゲ

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毎年ほぼ確実に、どこからともなくアオバトがやってくる大磯の海岸。

昨年初めて訪れたスポットで、足を運ぶのは今回で2回目です。

初回はアオバト待機組の砲台が多く岩場に近づけなかったのですが、

この日はなぜか私1人しかいなかったので、アオバトが来ないタイミングを狙って

岩場をチェックしてみました。ただ、正体不明のカニが色々出てきまして……。





これはいつも見ているイワガニ

……小ネタですが、まれに味噌汁の具にされるらしい(非推奨)。







謎のカニ、その1

形からしてマンジュウガニとかの仲間だとは思いますが……。
大きさは指先サイズ。イワガニなんかよりずっと小さいです。






謎のカニ、その2

こちらのサイズはイワガニと大差ないです。







 
謎のカニ、その3

これもまたマンジュウガニの仲間のようですね。表面は石ころみたいですが……。







こちらは動きが鈍かったので、手に持ってみました。

超ミニサイズですね。捕まえる時には傷つけないよう細心の注意を!


さて、ここの磯は狭いので密に散策してもせいぜい15分くらいで事足りますが

ここいらでそろそろアオバトが戻ってくる頃なので、撮影ポイントまで戻ります。

で、待つこと数分……。





やってきました。10数羽のアオバトの群れです。

あーしかし、やっぱりレンズが潮被って曇ってる~(汗)

本当はもっと明るい鮮やかなオリーブ色なんですけどね。


Photoshopでコントラスト上げてみようかな。





潮の件ももちろんですが、結構距離があるので鮮明に撮るのは困難です。

岩場の中でも、手前に来るか奥で止まってしまうかでまったく違います。

私のカメラでこれくらいの精度で撮るには、かなり手前側に止まってくれないと困難です。


ちなみに以前も書きましたが、岩場に来るのは海水を飲むためです。

尾羽などに海水をつけて、巣に持ち帰ることもあるそうな。

夏場の人間と同じで、塩分(というかミネラル分)の摂取は大事です。





ざっぱ~ん♪(CV:花澤香奈)



時折、波に飲まれて溺死するアオバトがいます。

以前に「ダーヴィンが来た!」でもショッキングなシーンが出ていました。







この日一番鮮明に撮れた画。
「それで?」とか言わんといてください。m(_  _)m

一瞬で目を惹かれる美しい鳥ですが、フォルムはよく見かけるドバトとほぼ同じです。

ちなみに岩場にやってくるスパンは、大体20分に1回くらいでしたでしょうか?

早朝などでしたら、もう少し高頻度で来るのかもしれませんけどね、





その通りです。静かに見守りましょう。




なぜかこんなものが浜に打ち上げられていました。

ほぼ完全な形で残ったトマトです。


まあ半分腐っていたので、例え下味がついていようと食べてはいけません。

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江の島には6/19(以下6月)と7/17(7月)の二度足を運んでいますが、

6月分があまりに昔の話になってしまいましたので(1ケ月以上前だし)

7月分とセットでお送りいたします。ちなみにこの写真は6月です。





 

6・7月共に、島内の岸壁でハマカンゾウの花を確認しました。

切り立った崖に咲いているため、基本的に接写は難しい花ですが

数は多いので見つけるだけなら比較的簡単ですね。





 

タイドプールには、春以降イワガニイソガニがコンスタントに見られます。

6・7月いずれでも2種ともに確認できています。

基本的に岩陰に隠れていることが多いですが、まれに表に出てくることもあるので

一応踏んづけないように気を付けましょう。






6月のハヤブサ。江の島ではすっかりおなじみの鳥ですが、

この時はかなり距離があり、証拠画像レベルの写真しか撮れませんでした……。






こちらは7月。飛んでいる個体を撮影できました。

逆光でやや見にくいですが、顔の模様などハヤブサの特徴は押さえられているかと。

が、どれだけ待ってもこの日は地上に降りてきてくれませんでした。

相手は野鳥ですので、まあ希望通りに動いてくれないことも多々あります(汗)






ヨットレース(?)を見つめるトビ

こういうテトラポットに出てくる鳥というとイソヒヨドリやハクセキレイが主ですが、

島内全域に暮らしており人に慣れているトビなら、こういう所まで下りてくることもあります。

逆にハヤブサがここに来ることは(多分)ありません。







上記のトビをクローズアップ。顔に愛嬌あり?






 

稚児が淵にやってきました。左が6月、右が7月の様子です。

ぶっちゃけ天候によるところもあるのでしょうが、

海開きにより江の島界隈が賑わう7月の方が圧倒的に人が多いです。





江の島ではやや数の少ないウメボシイソギンチャク

鮮やかな赤色なので結構目立ちます。





お、タイドプールにかなり大きなカニがいましたよ。

近くに来たので、思い切って水中で捕まえてみました。これは……?





どうやらショウジンガニのようですね。昨年江の島で初撮影したカニです。

明らかにイワガニ&イソガニと比べて体躯が大きく、ごつごつしていて固そうな雰囲気。

そして何より、本種はかなり気性が荒いらしく、写真のように水から出そうものなら

ハサミを突き立て、大暴れして逃げ出そうとします。ハサミが強力なので怪我しないよう注意!

かなり力が強く、軽く持っていると容易く逃げてしまうことも多々あります。

じっくりと手に持って観察するのであれば、それなりの心構えが求められるカニです。






お腹側から撮影。江の島(稚児が淵)で撮ったことが一目でわかる写真です。
これも簡単に撮ったように見えますが、その実結構激しく暴れたので

それなりの力で取り押さえています。ただし、あまり力を加えると傷つけてしまうので注意。

当たり前ですが、観察・撮影が終わったらちゃんとタイドプールに戻してあげました。





 

さて、タイドプールや野鳥に関しては6・7月で観察できる種に然程差はありませんが、

7月になりますと随所でセミが確認できます。左はニイニイゼミ、右はお馴染みのアブラゼミです。

夏場に真っ先に鳴き出すニイニイゼミですが、

木の皮に擬態する配色やアブラゼミの存在感のデカさゆえに、意外と認知度は低い気がします。

大きさは、アブラゼミやミンミンゼミと比べると二回りほど小さいです。



植栽のコオニユリ……でしょうか?

ハマカンゾウなんかよりも後に咲くらしく、7月にのみ確認しています。




タイトル「俺の人生つまんね」


7月でリア充が増えたからふてくされている私です。





 

ご存知、江ノ電江の島駅の改札前にあるボラード
まず、これは6月のもの。2つのボラードでスズメの着ている服が違いました。




で、こちらが7月のもの。形は似ていますが全く違う色を使っていますね。

とある近隣の方が毎月更新されているそうで、今では駅の名物となっています。

江の島に行くことがあったら、その都度チェックしておくといいでしょう。




【6/19&7/17 江の島で撮影した生きもの】

鳥類・・・イソヒヨドリ、ウミネコ、トビ、ハヤブサ

昆虫類・・・アオバハゴロモ、アカボシゴマダラ、アブラゼミ、キマワリ、シオヤアブ、ニイニイゼミ、ヒメジャノメ

その他・・・アカミミガメ、アゴハゼ、イソガニ、イソギンポ、イワガニ、ウメボシイソギンチャク、クロイソカイメン、ダイダイイソカイメン、ナベカ、ホンヤドカリ、フナムシ、ミスジマイマイ

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年明けごろにカワアイサを撮った酒匂川の河口域(小田原市)です。

この時はまだ6月でしたが、日陰がないのが致命的にキツい(まさに汗)。

これ、真夏になったら熱中症の危険性が高いですね。

昨年の館林(熱中症で寒気)みたいなことにはなりたくないんだけどなぁ……。



ほぼ水没しかけの中州に、カワウの群れを数羽のアオサギを確認。

前者は泳げるし、後者は脚が長く多少水没しても立てるので、これしきの増水は問題なし。


が、水辺の鳥全てがダメージを被らないわけではありません。詳細は後述。




コチドリがあちこちの河原で見られました。

胸を張っているように見えるのは、どうも警戒している証拠だとか。

このあと少しでも脅かすと逃げ出してしまう可能性が高いですが

ジッとしているとその内順応し、警戒を解いてくれることも多いです。

あらゆるバードウォッチングにおいて「待ち」が重要ということですね。






おっと、コアジサシが現れました。

渡ることのできない中州にいましたので若干距離はありましたが

これでもこの鳥の写真としては最も鮮明な写りです。


絶滅危惧Ⅱ類に属するこの鳥、実は小田原市の鳥に指定されていまして、

ここ酒匂川の河口域では夏場になると結構な数が確認できます。

意識していなくても飛んでいる姿を見かけるレベルです。

着地しているシーンとなりますと、あまり大きな鳥ではないし白色で岩の色に紛れるので

少々見つけるのに骨が折れますが、それとて所定の場所で一定時間待っていれば

そのうち降りてきてくれるでしょう。それくらいここではメジャーな鳥なのです。







ホバリングしながら狙いを定め、川にダイブするのが彼らの狩りスタイル。

アジサシという名前の通り、銛のようにその鋭いクチバシで魚を突き刺すのだとか。

私の技術・装備ではこれが限界ですが、空中で止まることが多いために

それなりに鮮明に飛んでいるシーンを捉えることができます。


とまあ、酒匂川河口域では比較的容易に撮れてしまうコアジサシ。

ここに限らず、葛西臨海公園なんかでも結構な集団で見られます。

そんな彼らが絶滅危惧種に指定されているわけとは何ぞや?

後程、私見を交えてお話しいたします。







最河口(要するに海)まで行ってみることにしましたが、その前に飲み物を調達。

……今の10代は知らね~よ絶対。

マー坊がよく飲んでいたといっても、そもそも10代はマー坊知らないだろJK。


これこそまさにジェネレーションギャップ。

V6の曲に同名の曲がありましたが、これも多分10代はry

でも、そんな昔から今でもなお一線で活躍されているV6は、エライ……。





河川敷を河口に向かって歩きます。

両サイドを草むらに挟まれた歩道。自然豊か……と言えないこともないですが

実際のところは外来種のアレチウリが結構繁茂しており、

お世辞にも健全な生態系が保たれているとは言えないですね。


ただ、日当たりのいい乾燥した草原ということで、トノサマバッタが見られます。




 
 

日なたで、蜜源になる花はそれなりにあるためか、昆虫の数はそれなりに多いです。

梅雨が明けて真夏に入ればもっと増えるんでしょうが、熱中症には要注意ね。

左はご存知ベニシジミ、右はストライプのアカスジカメムシです。





河口まであと少し。ただし、歩道が狭いので歩く際は要注意。

ちなみに高架橋の向こうが海です。





カモメの仲間、ウミネコが群れていました。結構な数ですね。

ちなみに一応、コアジサシもカモメ科です。あちらの方が大分小さいですが。




さて、やっとに付きました。

この写真だけ見ると、アフリカの海岸線か何かみたいっすね。

(何となく右手前の流木が動物の骨みたいに見えるのがミソ)

エサとなるものがほぼ何もないので、ここで生きものを探すのはほぼ無駄です。





 

と思いきや、アゲハチョウが2種砂浜に降りてきました。
アオスジアゲハ(左)とナミアゲハ(右)。砂に沁み込んだ海水を吸っているようです。

海水といえば塩分。塩分といえばミネラル。

要するに彼らは、ここでミネラル分を摂取しているということ……でしょうかね?

先日大磯で海水を飲むアオバトを撮影してきましたが(後日ご報告いたします)

あれもミネラル分の摂取が目的と言われていますね。

人と同じく、生きる上でミネラルは必要なのでしょう。私は大分不足している気がしますが。





少し上流に戻り、再びコアジサシの飛来ポイントへ。

野鳥ですのでそれなりに警戒心が強く、不用意に近付けば飛んで逃げてしまいます。
とにかく「音を立てない」こと。そして「降りるまで待つ」ことが重要です。







 
さて、上にも書きました「この鳥が絶滅危惧種にされている原因」についてですが、

最大の原因は、ここの中州みたいな砂礫地に営巣することなんじゃないかと思っています。


今の時代、自然の保全と開発のニーズを天秤にかけながらバランスをとる必要があるわけですが

そんな中でも企業・行政の視点から見て保全の優先度が高いのは森林になります。

(森=自然という意識が強く、CO2の吸収量が多いから?)

逆に生えている植物の“背丈”が低くなればなるほど、保全優先度が下がる傾向にあり

同時に開発地としてターゲッティングされる可能性が高くなるわけです。

そんな場所に営巣するとなれば、開発時には一気に数を減らしてしまうわけですね。

こうした事態を未然に防ぐために、それなりに数は多いながらも絶滅危惧Ⅱ類とされ

生息地を含めて率先して守っていこうという方針を採っているのでは?と思います。


あと、近年の極端な天候変化も、本種の減少に拍車をかけています。

ゲリラ豪雨等で一気に川が増水し、中州が水没すれば、

親鳥はともかくとして卵やヒナは一発でアウトです。

近年の豪雨の多さ、台風の頻度などを考えると、ここの中州も安全とは言えませんね。

あと、まれに釣り人が中州に踏み込んでしまうというのも考えもの。

そんなことをすれば営巣放棄してしまうだけですからね。


なお、私の目から見ればわんさかと飛んでいるように見えた酒匂川のコアジサシですが

これでも一昔前に比べると大分数が減っているそうです。

せめて今より減らないよう、地元の保全活動などが功を奏せばいいのですが……。







河原で水浴び中。雑菌や害虫を落とすための手段です。


色々と生きにくい時代になってしまいましたが、踏ん張ってほしいところですね。





【6/18 酒匂川河口で撮影した生きもの】

鳥類・・・アオサギ、イカルチドリ、ウミネコ、カワウ、コアジサシ、コチドリ、セグロセキレイ、ツバメ、トビ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ムクドリ

昆虫類・・・アオスジアゲハ、アカスジカメムシ、セイヨウミツバチ、ツチイナゴ、ツマグロヒョウモン、ドウガネブイブイ、トノサマバッタ、ナキイナゴ、ナミアゲハ、ナミテントウ、ベニシジミ、モンシロチョウ

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