首都圏生きものめぐり ~K.Nakamuraの生物・景観ブログ~

 ビル群の並ぶ首都圏にも、草木が生え、生きものの暮らす環境は確かに存在します。
 ここでは、独身編集者K.Nakamuraが直接足を運んだ
 身近な緑地・公園などで出会った「いのち」について
 各スポットの景観美も交えてお伝えいたします。


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レンゲショウマ群生地から山道を道なりに進むと、何やらのどかな民宿街に出ました。

自然地であると同時に観光地でもある……御岳山の立ち位置がよくわかります。

この先は御岳山のビジターセンターを経て、御嶽神社へと続いています。


自然美は期待してはいけませんが、

石垣や木塀などが形作るどこか懐かしい街風景や

山ならではの眺望が楽しめるので、散歩にはいいかもしれません。






神社の目の前までいくと、ご覧の通り。

飲食店(蕎麦屋が非常に多い)とお土産物屋が集まっています。

何となく高尾山の麓あたりを髣髴とさせますね。


なお、石砂山近辺にはこういう所がなかったりします。

……あの分だとポケモンもあまり期待できなさそう。

詳しくは来年の4月、またギフチョウを撮りに行った時にでもお送りします。






 

道中はあくまで民宿街ですが、山岳域らしくといいますか

道端に目を向けるとそこそこ山野草も見かけます。

飲食店の店頭に植栽されているものもあれば、自生らしきものもちらほら。


上のイワタバコ(左)とキツリフネ(右)は、恐らくいずれも自生のものです。

イワタバコは石垣の隙間から1株だけ生えてきていました。

何かの拍子に種が入り込んだんでしょうか?





中継点となるビジターセンターは、ポケスポットに指定されています。






民宿の壁面にくっついていた、赤色の甲虫です。

写っていませんが、カミキリムシであることは顔を見て一目でわかりました。

サイズは前回ご紹介したヨツスジハナカミキリとほぼ同じでしょうか?

これもまた花に集まるタイプで、見た目通りアカハナカミキリといいます。



遭遇率 … 2

インパクト … 2

美しさ … 3

俊敏性 … 3



ヨツスジと比べるとやや遭遇率が低いらしく、

昆虫エクスプローラーでもあちらは★3、こちらは★2となっています。

ただ、コイツも都心部でそれなりに見る機会はあるそうです。


高尾山でやたらと遭遇したムナビロアカハネムシに似ていますが

胸部の色や後羽の形などが明らかに違うので、識別は簡単です。








さて、神社を散策する前に腹ごしらえしておきましょうか。

眺望の楽しめる飲食店で、山菜うどんをいただきます。

山来るたびにいつも山菜うどん(そば)食っている気がしますが。


例外として、宮ケ瀬では川魚の定食をよく食いますね。






この飲食店の窓の外には、目の前にキレンゲショウマという植物が植えられています。

その名の通りで黄色いレンゲショウマのような花が咲くのですが、

レンゲショウマがキンポウゲ科であるのに対し、本種はユキノシタ科。

要するに似ているだけで全然違う種類の植物なのです。

イソヒヨドリなんかと同じような立ち位置だと思えばいいでしょう。





 

食事を済ませて、いよいよ御嶽神社の境内に入ります。
入口にこんな案内が。ふーん、ここにも群生しているのか……。

やけに控え目な看板なので、それほど期待しないで中に入りました。






ところが、ちょこっとといいつつ株数はなかなかのもの。
一部どう考えても自生じゃなさそうなものもありましたが、
境内を爽やかに彩り、カメラ持参の観光客も結構多く来ていました。









クローズアップ。

光の関係上、ここの方がフラッシュなしでもくっきり撮れます。









 

心なしか、こちらの方が花付きがいいような気がしないでもありません。

一株ごとの花の数とか、花弁の美しさとか、明らかに自生地より健康そう……。


とは言え、山野草ファンというものはやはり自然の中に自生する姿に惹かれるもの。

カメラ持ちの観光客に限っていうなら、やはり山頂の自生地の方が多かった気がします。

ただ、こちらは足場の悪い山道を歩かずとも花を楽しめるというメリットがありますので
自生にこだわらないのであれば、ここで用を済ませてしまうのもアリかもしれません。





レンゲショウマの存在がなくても、ここ御嶽神社は貴重な史跡。

観光客の来訪を見据えてか、ポケスポットやジムが数ヶ所に設置されています。


なお、画面右下にプリン(対ギガクッパ最終兵器)のシャドウがありますが

このあと無事にゲットすることができました。ピカチュウにはまだ出会えていません……。


ギガクッパって何?と思われた方は、検索検索ゥ♪

(別ゲームの話です)









さらにこの境内を歩き回ってみると、所々に山野草の姿を見かけました。

これはゲンノショウコ。腹痛などに効く薬草として有名です。

花は可愛らしいですがあまり大きくないので、歩いているとやや見落としがち。

山や丘陵地では普通種らしいので、注視していると結構見かけるかも?









ゲンノショウコのすぐ傍に、こんな黄色い花も咲いていました。
一株だけで、背丈はせいぜい40センチくらいといったところでしょうか。

オトギリソウ……というのですが、ひょっとして名前を知っている方は多いのでは?

ドラゴンクエスト トルネコの大冒険 不思議のダンジョンシリーズ

同名の草が回復アイテムとして登場しています。漢字表記は弟切草です。

ゲームにおいては、飲むとHPを大きく回復し、

同時に混乱や目つぶしなどの状態異常を解消するというスグレモノ。

同ゲームをプレイした人なら何度となくお世話になったことでしょう。


実際、この植物は薬草になるらしく、月経不順の改善や鎮痛効果があるとか。

焼酎漬けにして切り傷の幹部などに塗るそうです。

(より正確な使い方は書籍等をご参照下さい。本ブログでは責任を負いかねます(逃))

ドラクエで回復アイテムとされているのは、この辺りに由来するものと思われます。


一方でよく言及されるのが、オトギリソウの花言葉。

花言葉って一つの花に複数存在するのですが、本種には恨み秘密というものがあり、

花の雰囲気や効能に反してダークな雰囲気が漂います。









花言葉もさることながら、漢字表記(弟切草)もかなり物騒。

この和名にはちゃんと由来があり、Wikipediaを始め方々のサイトに記述が見られます。


曰く、

その昔ある所に鷹匠の兄弟が住んでおり、

鷹の傷薬として本種を原料とした秘伝の薬を所有していたのだが

ある日弟がその秘密を他人(恋人だという説がある)にばらしてしまい、

激怒した兄が弟を切り殺した……だから弟切草というのだそうです。


写真はオトギリソウの葉なのですが、裏側に無数の黒点が見られます。

これが、惨殺された弟のが付着したものなんだとか(怖)。

まあ、実際のところはヒペリシンという物質が葉の裏面に出てきているだけなんですけどね。



こうした物騒な背景ゆえに、ドラクエシリーズの回復アイテムとしてよりも

むしろホラーゲームの名称としての方が有名なようです。

詳しくは「弟切草 ゲーム」で検索してみてください。

なお、このゲームではオトギリソウの花言葉を復讐としていますが、

復讐はトリカブトの花言葉ですのでお間違えのないよう……クックック……。









物騒な話で終わるのもアレなので、口直し(?)に。

前回も紹介したヨツスジハナカミキリですね。またアジサイに来ていました。

次回、神社奥の山道に入っていきますが、そちらはもちろん下山に至るまで

このあと長~い付き合いになるとは、この時は思いもしませんでした。


あ、そうそう言い忘れていましたので一言。

「弟切草 奈美」でヤフーの画像検索をかけると、著しく不気味な画がヒットします。

ゲームプレイ済の方でも背筋がゾクッとすること請け合いです。


なお、御岳山の主役であるレンゲショウマの花言葉は伝統美。さすがです。

が、オトギリソウやゲンノショウコと違い、本種はキンポウゲ科らしく毒草です……。




(不穏な空気を残したまま、奥の山道編へ続く)

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昨年に引き続きレンゲショウマを見に行くため、再び御岳山へ向かいました。

これはJR御嶽駅前にて。駅を始め、数か所にポケスポットがあります。

観光地に向かう拠点で人が集まりやすいからでしょうか?






昨年は歩いて向かいましたが、前日の仕事で疲れていたのでこの日はバスを使用。

人は多かったですね。皆さん一様にケーブルカーの駅に向かっておられます。

これがレンゲショウマの魔力なのか……。






ケーブルカーの乗車駅近く。ポケスポットとジムがありますね。

よくいる種でしたが、何度かポケモンにも遭遇しました。






ケーブルカーで登った先、降車駅から見下ろしてみるとこんな感じ。

昨年は雨天決行でしたが、この日は前日中に雨が通り過ぎてくれました。

ただ、見ての通り雲が多く、いつ崩れてもおかしくない空模様。

予報を見て、さすがの私も折り畳みの傘を持参しました。


先程ケーブルカーに乗った駅は、この雲海の遥か下です。

逆にレンゲショウマの群生地は山頂近辺。降車駅からさらにリフトを乗り継ぐのが楽ですが

いつもの通り交通費を少しでもケチりたいので徒歩で登ることにしました。

ぶっちゃけ大した距離ではないので、体力に余裕があるなら歩くの推奨です。






これがレンゲショウマの群生地です。

現在ブログの背景画像に使用しているのと、ほぼ同じアングルかと思います。


昨年は月末でしたがこの日は8月中旬。花もほぼ満開期でした。

ホオズキのような不思議な形状のレンゲショウマの花。

その姿は落ち着いた情緒を演出し、なるほど人気が高いことも頷けます。





 
花をクローズアップする際は、下から見上げるようにして撮るといいでしょう。

日の当たりにくい林床部に咲いていることが多く、稀に光が足りなくなるので

場合によってはフラッシュの導入も考えた方がいいです。




昨年も多分同じことを書いたかと思いますが、

レンゲショウマ群生地には他にも様々な山野草が咲いています。

これは平地でもよく見かけるヒヨドリバナですね。


なお、この花の蜜を好むアサギマダラは、山岳域に集まりやすい傾向があります。

季節によってはここでも見られるかもしれませんが、

その頃にはメインのレンゲショウマが終わってしまっているだろうしなぁ……。






ヤマホトトギス。山岳域ではメジャーな種です。






一見ツリガネニンジンのようにも見えましたが、

調べてみたところ、ソバナという同じキキョウ科ツリガネニンジン属の植物と判明。

ちなみに“ソバ(蕎麦)”とは関係ありませんのであしからず。


濃い青紫色のこの花は、レンゲショウマと共に咲くと一層その美しさを引き立たせます。

園芸においても、こうした白と寒色系の組み合わせは結構好かれる傾向にあります。

都会の花壇でも、白バラとラベンダーの混植なんかをよく見かけますしね。






 

山なので(?)、お馴染みのヤマユリも咲いています。

かなりの大輪で、香りも健在です。






ギボウシも咲いていました(もしかしたら植栽だったかもしれませんが)。

この花も含め、日陰に咲く花が大半を占めていたように感じます。

(ヒヨドリバナは日向を好む傾向にありますが)






驚いたことに、この山頂の群生地にもポケスポットとジムが設置されていました。

ポケモンも複数周囲に隠れている模様。小網代の森との差が凄まじいです。

あちらは森の中はもちろん、森から出て三崎口駅に向かう途中ですら

何も引っ掛かりませんでしたから……。なるほど、これがよく聞く地域間格差なのか。


御岳山はレンゲショウマを軸として、次回の記事で報告する御嶽神社など

名所が散りばめられており、観光スポットとしてしっかりした基盤を築いています。

一方で小網代の森はあくまで生態系保全を第一として整備されていますから

ポケモンユーザー(観光客)の誘致をそもそも必要としていません。

前回の記事でも書きました通り、まだ整備されてから日が浅いのもありますしね。


開発会社も馬鹿ではありませんので、ちゃんと人の集まる場所にスポット等を置きます。

よって、現状これだけの差が生じるのも已む無しといえるでしょう。
今後のアップデートでその辺の格差が埋められることを祈るばかりです。








山頂のアジサイの花に、中型の甲虫の姿が。

ヨツスジハナカミキリといい、花に集まるカミキリムシの一種です。

その名の通り4本筋で、トラを思わせる黄色と黒の縞模様です。

(ところで、ベイスタがタイガースに追いつかれそうなんですが……)

遭遇率 … 3

インパクト … 2

美しさ … 4

俊敏性 … 3



花に集まるハナカミキリの中では比較的メジャーな種で、

山地に限らず、低い丘陵から平地まで幅広く分布しています。

ただ、本ブログではこれが初めての記録なので、それほど多いということでもないようです。

そういうわけでこの日もこの一度限りかなと思っていたのですが、

まさかこれが序章に過ぎなかったとは夢にも思いませんでした……詳細は次の記事にて。






飛び立つ寸前の姿を、斜め前から。

結構頻繁に飛びますので、撮る際には驚かさず、かつスピーディに済ませましょう。






レンゲショウマ群生地で拾ったセンチコガネ

青紫色の金属光沢が美しい、山岳域のメジャー種です。


群生地は植物種は多いですが、昆虫を始め小動物の数は決して多くありません。

それだけにこういう見慣れた種でも、出合うと一層嬉しく感じるものです。



 

一通りレンゲショウマとその他山野草の撮影を終わらせて、移動開始。

次は近くにあるもう1つの観光名所、御嶽神社(みたけじんじゃ)に向かいます。

昨年は雨天のために早々に下山せざるを得ませんでしたが
この日はどうにか持ち応えそうな模様。前回行けなかった所まで足を延ばします。



途中の山道です。

結構鬱蒼としていますが、遭難するような険しい道ではありません。

果たして御嶽神社で待つものとは……?



(御岳神社~山道編に続く)

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台風のせいなんでしょうが、ここ数日天候が芳しくありませんね。

8月頭頃はこんな感じで晴天続きだったんですが。

明日、外で取材・撮影がありますので、回復することを祈るばかりです。


今回は毎年恒例のアカテガニ撮影のため、小網代の森にやってきました。

すでにカワトンボは姿を消し、トンボはオオシオカラトンボ(右)が大半を占めています。

真夏らしくなってまいりました。






で、今回もポケモンgoを導入してみたわけですが、ここへ来て衝撃の事実発覚。

なんと、小網代の森の散策路は道として認識されていないのです(汗)

画面上でも、緑の海をさまよっているような状態に……。

ポケモンもポケスポットも全く見られず、これでは何の成果も上がりません。



結論

小網代の森では意味がない



ここの散策路が公に向けてオープンしたのは2014

どうやらポケモンgoの開発会社はそれ以前から別のゲーム絡みでリサーチを行っていたらしく

それゆえに小網代は“私有地”のような扱いを受けていた可能性があります。

だから、最初からゲームフィールドの対象外となっていたのではないでしょうか?

でなければ、地域のマイナーな立て看板や広場がポケスポットに指定されている中で

新聞・雑誌・TV等でもさんざん紹介された小網代の森が全くノーマークというのは

少々考えにくい気がしますからね。

 

もちろん、今後のアップデートで変わる可能性はあります。

ただ、ここは貴重な動植物が多く、園路から出ることを厳しく制限していますので

心無い一部の人の踏み荒らしなどを防ぐためにも、

個人的にはこのままノータッチにしておいた方がいいような気がします。


とりあえず起動させてもほとんど意味がなさそうなので、ログオフしておきましょうか。






 

河口近くのデッキより。この植物、何だかわかりますか?

形は同じですが色が全然違うので一瞬「?」と思われるかもしれませんが

実はコレ、タコノアシ(準絶滅危惧種)なんです。まだ赤く変色する前の姿。
ここでは道端に結構大きな群落をつくっていますので、すぐ見つかるはずです。

秋が楽しみですね。(樹木の紅葉期よりも前に変色します)



ハマカンゾウがちょうど満開でした。

一部の区画はロープで囲いを行い、保全を試みています。






河口の光景。逆光になってしまいました……。






河口のいつものポイント。足元に目を向ければこの日もチゴガニがいっぱい。

この写真はもちろん氷山の一角中の一角に過ぎません。

果たして何匹生息しているのか? 数えられる人がいたら……エラい。






そこそこ大型ながら、河口域に結構な数が湧いているヤマトオサガニ

愛の巣の入口で、交尾の相手を待ち続けています。


実は人間の中でも、これと似たような習性を持つ方たちがかつていました。

俗に「ちょんの間」といい、近場では横浜黄金町の…………あ、やめとこ(自粛)





江の島と比べるとはるかに小さいですが、ここにもタイドプールがあり

中を覗くとカニやイソギンチャクなどがよく見られます。

写真はウミニナ。淡水にすむカワニナ(ホタルのエサとして有名)に対し、

海にすむからウミニナ。形状はよく似ています。


遭遇率 … 4

インパクト … 1

美しさ … 2

俊敏性 … 1


海水に触れると活動し始めますが、潮が引いて地上に出ている間はジッとしています。

地上にいる時は一見干乾びて死んでいるように見えますが、ちゃんと生きていますので

石ころ感覚で踏んづけたり蹴飛ばしたりしないようにしましょう。






さて、お目当てのアカテガニですが、ぶっちゃけ探すのはとても簡単です。

岩の隙間や沿岸の草むらなどを探ると、すぐに見つかります。

ただ警戒してなかなか出てこないので、少し待機する必要があります。






海沿いの林より、こちらの様子を伺っているアカテガニ。

光の当たらない岩陰などに潜んでいても、鮮やかな赤色はよく目立ちます。







クローズアップ。変に接近し過ぎると逃げられますので、

上にも書きました通り待機することが重要。忍耐力が求められます。









 

アカテガニは体色の個体差が激しく、手だけ赤いもの(左)もいれば

2個上の写真のようにほぼ全身赤味を帯びた個体もいます。

いずれにせよ、こういう赤色を帯びたカニは首都圏の沿岸ではアカテガニだけなので

「赤いカニ=アカテガニ」 くらいに考えていいかと思います。


なお、右の白色のものは若い個体です。

写真だとわからないかと思いますが、サイズもやや小さめ。

これから成長するにつれて赤味を帯びていくのです。

(アルビノの可能性もゼロではないですが)





 

三浦七福神の一つ、白髭神社の周辺。小網代の森から徒歩10分程度で来られます。

名所だけあって、ここはポケスポットに登録されていました。

あとジムもありましたが、この時点ではまだ参加資格がなかったのでスルーです。










白髭神社から小網代に戻る途中で遭遇。

これは何でしょうか? クダマキモドキ? それもとクツワムシ?

まだ種が同定できていません。ご存知の方いらっしゃいましたら、ぜひご教授ください。









足下にはヒメギスが。結構な大きさでしたが、もう成虫になったんでしょうか?
歩きスマホしているとこういう個体を踏んづける恐れがありますので






小網代の森の河口に戻ります。チゴガニのいるポイントから彼方の対岸を見ると

数羽のキアシシギが飛来していました。距離があったので写りは残念ですが……。






 

森を歩いて引き返す途中、木の杭にくっついていたカミキリムシです。

が……これもまた種類が同定できていません

大きさはゴマダラカミキリなんかよりやや小さいくらい。

黒味の強い茶褐色ですが、フラッシュを使用すると黄色身が強調されて写りました。





正体不明の2種について首を捻っていると、

刹那、園路沿いの小川に大型のトンボの姿が……。


写真のやや右より中央、2つ並んだ石の少し上あたりをご覧ください。

飛んでいる状態なので写りはよくありませんが、トンボの形はわかるはずです。









ヤンマのお約束といいますか、ずーっと飛びっ放しで全く止まってくれることがなく

どうにか種が同定できるレベルで撮れたのはこれ1枚だけです。

ヤブヤンマといい、その名の通りあまり日の当たらない藪の中を好むヤンマ科のトンボです。


遭遇率 … 1

インパクト … 4

美しさ … 3

俊敏性 … 5


本種に限らず、ヤンマ科のトンボは暗所を好むものが多いです。

ほぼ唯一の例外となるのが、あのギンヤンマ。彼らは開けた日向の水辺を飛びます。

このために必然的に遭遇率が高くなるため、

ギンヤンマがヤンマ科の中で極端に知名度の高い種となっています。


ちなみに稀に間違える方がいるのですが、オニヤンマはヤンマ科ではありません。

あれはオニヤンマ科という別の科のトンボです。

「日本のヤンマを代表する種」と思っている方も多いでしょうが、誤解のないように!

とはいっても、こんなの図鑑でも見なけりゃ誰も気が付かないだろうなぁ……。




【8/6  小網代の森で撮影した生きもの】

鳥類・・・キアシシギ、トビ

昆虫類・・・アカタテハ、アブラゼミ、オオシオカラトンボ、キタテハ、クロアゲハ、コジャノメ、コミスジ、サトキマダラヒカゲ、シオカラトンボ、スジグロシロチョウ、スジブトハシリグモ、タンザワフキバッタ、ニイニイゼミ、ハナグモ、ヒメギス、ベニシジミ、モンキアゲハ、モンスズメバチ、ヤブヤンマ、ルリシジミ

その他・・・アカテガニ、アシハラガニ、イワガニ、ウミニナ、クロベンケイガニ、ケフサイソガニ、コメツキガニ、チゴガニ、ベンケイガニ、ホンヤドカリ、ヤマトオサガニ

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巷で話題のポケモンgo、先日ようやくインストールできたのですが

初めて屋外でマトモに使用したのがこのこども自然公園でした。


本来私は、課金と電池消耗を嫌って基本的にスマホゲーはしないのですが

今回は歩き回ることでターゲットを探す……という、

私の散策スタイルに通じるシステムに純粋に興味が湧きました。

そしてふと、公園・緑地で生きものを探して散策しながら

ポケモンgoを起動したらどのような成果が挙がるのだろうか?というのが気になり

検証(?)を行ってみたいと考え、このたびアプリの導入に至りました。


あらかじめ言っておきますが、本ブログはあくまで生きものと景観のブログ。

ポケモンは散策のおまけという立ち位置のため、

基本的にレア種の出現エリアや攻略法などは紹介できませんので、そこはあしからず。

(そういう情報は攻略サイトなどをご参照ください。m(_ _)m)


上の写真は、ポケモンgo未プレイの方のために載せた画面説明です。

以下の用語集と併せまして、基礎情報ということでご参照ください。




≪ポケモンgo用語集(?)≫


ポケモン

ポケットモンスターの略。このゲームにおける捕獲対象物。

モンスターボールなるものを投げて捕まえるが、逃げられることもある。

昆虫・鳥と同じでレア度の高いものほど好まれるが、そうでない普通種も

捕まえれば経験値が得られるので、生きものと違って無視されることは少ない。

なお、いっとう有名なピカチュウはかなりのレア種なので注意されたし。


ポケスポット

捕獲用のモンスターボールなどのアイテムを貰えるスポット。

全国の観光名所や案内板、史跡、モニュメントなど色々な物がこれに指定されている。

近付いてタップすると、その場所の写真が表示される(場所によっては説明も入る)。

アイテムを貰ったポケスポットはしばらく使えなくなるが、

10分もすればまたアイテムを貰えるようになり、以後永遠に使用できる。


ジム

ポケモン同士の格闘場。ある程度レベルが上がらないと参加すらできないが

参加できるようになった直後では基本なすすべもなく粉砕される。


わたし

プレイヤー。ポケモンを捕まえたりポケスポットを訪問すると経験値がもらえ、

ドラクエみたいにレベルアップもする。


近くにいるポケモン

現在地の近くに隠れているポケモンがここに表示される。

この状態では見えないが、さらに接近すると画面上に出現する。


液晶のキズ

……半月前に落として割れました。





記念すべき初回はこちら、大池公園ことこども自然公園へ。

前回来た時は仕事の前でしたが、この日は仕事の後に来ました。

いずれも仕事は、近くの団地再生プロジェクトの取材・撮影です。


入口の大池では、またアオサギがほぼ同じ位置に来ていました。

画面右側にいるのがわかりますでしょうか?


また、この池周辺の妙なモニュメントや看板などは、ポケスポットに指定されています。






池から突き出た杭を見れば、この日もウチワヤンマの姿が。

大抵、写真のように腹部を持ち上げて静止しています。






 

前回も訪れた、バッタのやたら多い草原へ。

クルマバッタモドキショウリョウバッタモドキがここのメジャー種。

ちなみに本家のクルマバッタは……1匹もいません

ホントに全くいません(汗)。


また宮ケ瀬まで行かないと見られないかも?





野鳥の襲撃を避けるためか、

普段バッタたちはこうした深い草むらで休息を取っています。

よって強引にほじくり返せば結構な数が飛び出てきますが、

やりすぎると不要なストレスを与えてしまうので、ほどほどに。




ショウリョウバッタモドキが現れました……が、

非常に憶病らしく、カメラを向けると(というか驚くと)葉の裏に隠れてしまいます。

こういう時は待ってもなかなか出てきませんので、後ろ側から軽く脅かしてやりましょう。

背後の草などを揺らして音を立ててやると、それだけで手前に出てきます。






大きさはこんなもん。もしかしたら秋頃にはもう少し大きくなるかもしれませんが

それでも現時点の若いショウリョウバッタにすら及びません。


余談ですが、クルマバッタとクルマバッタモドキは、

外見はまるで異なりますが大きさはほとんど変わりません。






草むらで見かけた、花の終わりを迎えたオカトラノオです。

完全散りかけの最後の悪あがきのような状態で、先端部が最後に残ります。

もうそろそろ完全に花期も終了かもなぁ……。







少し、ポケモンの方も見てみましょう。

これは公園の中。ちゃんと園路も道として表示されますし、

ポケスポットやジムも何ヶ所かに設置されています。

渋谷の街中ほどではないですが、ポケモンそのものもそれなりには出現しますね。


なお、設定にもよりますがポケモンが出現するとバイブレーターが発動するため

別に画面を見っ放しでなくても“捕まえ損ねる”ということは基本ありません。

バイブが発動したら歩きスマホにならないよう、道の端に避けて捕獲しましょう。







 

ポケスポットに指定されている、公園の端っこにある小さな遊具広場。

人もほとんどおらず、私ですら存在をほとんど認知していませんでしたが。

よくこんなところをスポットに指定したものだな、と。


ちなみにスポットによって得られるアイテムや経験値は基本的に変わりません。

このマイナーな広場だろうと渋谷の109だろうと、差はないと思っていただいてOKです。







ちびっこ動物園もポケスポットに指定されていました。ここの名所ですしね。

これ、一般の人からスポットになりそうなところを募集したんだろか?

でなけりゃ上の広場みたいなマイナーな所なんて、開発会社も気づかないでしょうし。


あ、ちびっこ動物園はタップすると場所の説明が表示されました。

どうせならコレ、全部のスポットで表示されるようにしたらいいのに。

そうすれば散策の面白さも増すでしょうからね。

また、意外な所では公園内のホタル生息地(県指定天然記念物)まで

ポケスポットとして押さえられています。が、写真だけで一切説明なし……。

ゲンジボタルの貴重さを謳うなりなんなり、書けることは色々あると思うのですが……。






歩道橋(←これもポケスポット)を渡って、車道の反対側にある広場へ。

こちらは動物園や遊具がなく、自販機も設置されていませんので人が少ないです。

芝生というには少々背丈の高い草原が広がり、

ここもまたバッタの生息地となっています。






 

こちらの草原にはシロツメクサなどの花が咲いており、

チョウが飛来することもあります。写真はベニシジミ(左)とヤマトシジミ(右)。
美しきメジャー種です。





林縁のクサギの花を訪れていたこのアゲハは……カラスアゲハのようですね。

少々メタリックグリーンの光沢が鈍いようですが。


なお、数あるポケモンの中にはアゲハチョウをモチーフとしたものも存在します。

(しかもご丁寧に幼虫からサナギを経て成虫へと進化していきます)

本種に限らず、いやあるいはポケモンに限らず、フィクションのモンスターというものは

その多くが野生の生きものをモチーフとしています。

これもまた、ひとつの生物多様性の恩恵。生態系サービスの一つと言えるでしょう。








例えば、バルタン星人はセミ(とカニ?)がモチーフですしね。

これはヒグラシ。日陰を好み、朝と夕方に鳴く美しいセミです。

そういや「ひぐらしのなく頃に」っていうホラーゲームがあったっけ……。

怖いからやりませんが(汗)








ハラビロカマキリの幼虫にも遭遇しました。

大きさは4センチくらい。ウチワヤンマと同じく腹部を立てています。威嚇のポーズか?

このカマキリもまた、怪獣やモンスターのモチーフにされやすい昆虫ですね。

(大体悪役なのが、カマキリファンとしてはモニョモニョしますが……)


ポケモンにもカマキリが元となったものが存在しますが

私はまだ見かけたこともありません。気になる方は攻略サイトなどをどうぞ。









こちらはオオカマキリの幼虫です。

ハラビロカマキリよりちょっと大きめでした。









 
あれ? こんな真昼間に脱皮している個体(アブラゼミ)がいましたよ。

時間の感覚がズレているのか、はたまた天敵などいないとなめているのか?

あるいは、夜に脱ぎ始めたけれど引っ掛かってしまいこのままで現在に至るのか?

いや、だとしたらもう身体も翅も乾き始めているでしょうしね……。

脱皮したての白い身体は、とてもデリケートです。

つい触ってみたくなってしまうかもしれませんが、ここは堪えて見守るだけにしましょう。



さて、今回初めて散策にポケモンを導入してみたわけですが、

公園・庭園などを始め、屋外を歩く切っ掛けづくりには結構活用できるかもしれません。

何より、地球全体をゲームフィールド化させるという試みは、大変画期的と言えます。

(中毒性が高く、人によってはどっぷりハマって廃人化する危険性がありますが(汗))


現在はまだ未完成な部分が見られますが、今後ポケスポットの解説の充実や

地方へのポケモンならびにポケスポットの配置を充実させれば

地域の活性化につなげられる余地もありそうです。無論、それには課題も山積ですけどね。


また、言うまでもないことですが歩きながら画面を見るのは非推奨です。

人にぶつかるのはもちろんですが、公園では足元の昆虫・小動物に気づかず、

場合によっては踏んでしまう恐れがあります。操作はあくまで立ち止まって行いましょう。


今後も、場所を変えて検証を続けてみます。

気づいたことなどありましたら随時報告させていただきます。




【8/7 こども自然公園で撮影した生きもの】

鳥類・・・アオサギ、カルガモ

昆虫類・・・アオバハゴロモ、アカボシゴマダラ、アシナガグモ、アブラゼミ、イチモンジチョウ、ウチワヤンマ、ウラギンシジミ、オオカマキリ、オンブバッタ、クルマバッタモドキ、コミスジ、サトキマダラヒカゲ、シオカラトンボ、シオヤアブ、ショウリョウバッタ、ショウリョウバッタモドキ、ダイミョウセセリ、タンザワフキバッタ、ツクツクホウシ、ツマグロヒョウモン、ナミアゲハ、ニイニイゼミ、ハラビロカマキリ、ヒグラシ、ベニシジミ、マメコガネ、ミンミンゼミ、ヤマトシジミ

その他・・・アカミミガメ

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舞岡公園小菅ヶ谷北公園→(徒歩約30分)→本郷台駅いたち川

そして最後に川沿いを下流方向に歩いて実家に向かう……というのが

私が休日によく歩くルートです。

それほど新鮮な出合いはありませんが、カワセミがよく出ますし、

その他サギ類を中心に水鳥が色々見られるので、歩いていて飽きがきません。


左の写真、右側の護岸部が草刈りされているのがわかるでしょうか。

これは7月末のことでしたが、一昨日(日曜)に見に行ったらもう下草が大分伸びてきていました。





身体が小さい割には、流れにもびくともしないハクセキレイ

水浴びするならもう少し緩やかなところでやればいい気もしますが

急な方がより涼しいのかもしれません。






 
川沿いの街路樹。どこを見てもセミがたくさんです。

ほとんどがアブラゼミ(右)で、時折ミンミンゼミが混じるような感じです。






 

ニイニイゼミもいました。手近なところにいたので、そーっと捕獲。
よくマンションの廊下に転がっているアブラゼミと違い、

本種はそこまで極端に人の生活域に入り込んで来ませんので、

保護色の件もあって遭遇の機会が少なく、私も今まであまり触れたことがありませんでした。

こうして持つと、改めてアブラゼミ・ミンミンゼミよりかなり小型であることがわかります。









正面(?)から撮影。

サイズが小さいのみならず、首がないというか、ジャミラ体型というか、

頭の部分が寸詰まりな印象を受けますね。あと、翅には一部麩が入っていました。


身近な昆虫も、直接持ってみることでまた違った側面が見えてきます。

散策ルートにマンネリした時でも、新しい発見が色々あることでしょう。

ただし、用心もせず安易に有毒種に手を出すのはやめるべき。

触れても問題がないか? ある程度の事前知識は必要です。






いつものポイントへ。今日は残念ながらゴイサギ1羽だけでした。









そのゴイサギをクローズアップ。

白と紺のツートン、真っ赤な眼が特徴。この眼は、ヒナの間はもっと黄色かったりします。

羽の模様のみならず、こういうところでも結構色々と変化するものなのです。






ん? カワウがこんなところに来るのは珍しいですね。










最後に、かなり距離がありましたがギンヤンマの産卵シーンです。


池とか沼とか、とにかく止水域でケツを突っ込んでいる印象があったのですが

こんな川でも卵産むんですね。もちろん水面下の水草に産み付けているのだとは思いますが、

流されやしないかと少々心配になってしまいます。雨が降ると結構急になることもありますしね。


この日はなんと3カップル遭遇しました。

川で産むのも、決してイレギュラーなことではないようですね。

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