前回の続きです。
親は損得勘定はしてはいけませんよ。
子供を損得勘定で動かそうとすると、いつか損しますよ。
肝に銘じてくださいね。
しかし、
「じゃあどうしろっていうのよ!」
という声が聞こえてきそうです。
さて、私からの提案です。
損得勘定の代わりに、
尊徳勘定で判断してみませんか?
まあ、ちょっとした言葉遊びですけどね。
「尊」とは、相手を敬い、大切にすること。
「徳」とは、品性を高めること。
(尊は仏教の絡みで、徳は儒教の絡みでややこしいのですが、そういったモノとは一切関係ありません。ついでに、二宮さんとも関係ありません(笑))
判断に迷ったら、
「これは、子供の気持ちを大切にしていることか?」
「これは、人を敬っていることか?」
「これは、子供の品性を高めることか?」
「これは、親自身の品性を高めることか?」
こう考えると、自ずと答えが出るでしょう。
判断がとても簡単です。
お金より、
人間らしい優しさ、気持ち、
相手を敬い大切に思う気持ち
を、優先させるのです。
私がとても影響を受けたある方は、
「陰徳を積むとよい」
とおっしゃっています。
不登校セラピー代表 新井てるかず