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2011年06月22日

苔栽培実験

テーマ:植物標本・種

昨年、ドールショウのテーマで『理科學研究所』セットを作りました。

そこで、小さな苔壜を展示していたのですが、それが欲しいってお客さまが多く、結局お分けしてしまいました。



その時のブログ記事  >>植物と鉱物の共生の研究


実は、苔はいろいろ栽培実験をしています。


苔は日陰のじめじめしている処にあるものというイメージはありますが、実は、いろいろなタイプがあります。

ドールショウで配布したのは砂苔という種類。

これは比較的育て易いものだったのですが、すぐに枯れてしまったという方もいらしたので、きちんと育て方の説明ができるように、現在、栽培実験をしています。

自宅のあるマンションの3階通路にトレイに入れた苔を並べています。


かなりほったらかしの過酷な状況下で生きています。


冬の間は雪が積もっていたり。

水も気づいた時にしか与えません。

その結果、丈夫な種類を特定することができました。


お気に入りのヒツジゴケはこの環境では全滅してしまいました。


ところで、夏至の今日。

東京も30度を超えました。


苔は気づくとかなりぱさぱさになっていました。



天氣後報-苔


この写真は慌てて水をやった後のものなのですが、写真の真ん中あたりが、ヘタレている状態の苔です。

触るとかさかさしています。


それが水を与えた後、数分で、、、、、、、



天氣後報-苔

ちょっと膨らんできて、、、、、



天氣後報-苔

だんだん、いつもの状態に戻ってきました。

上記の写真。上のほうは膨らんできたもの。

下のほうは星が咲いたように見えるいつもの元気な状態です。


ちなみに、もう1種類、タフなやつはシッポゴケ。



天氣後報-苔

チョット赤くなってしまいましたが、まだ元気です。


秋の『小さな百貨店』で小さな陶器のおうちを作っている作家さんとコラボで、作ろうと思っているミニチュアジオラマ標本に使う予定です。

2010年12月08日

不思議な実

テーマ:植物標本・種

カフェの前に「DM&きらら葉配布箱」を置くためのカフェチェアがあります。

この上に、11月はクヌギや椎の実……つまりどんぐりを一緒に置いておいたのですが、エンジェルフェスタも終り、そろそろ片付けようと思って集めていたところ、中に不思議な木の実をみつけました。



天氣後報-不思議な実


天氣後報-不思議な実


天氣後報-不思議な実


天氣後報-不思議な実

ベッコウ色で半透明。まるで樹脂で拵えたもののようです。

振ると中でからんからんと音がします。種が乾燥してつながっていた部分がはずれたのでしょう。黒くて丸いものが中にあるのがわかります。


ヘタは木の葉の形をしています。


この実。なんなんでしょう?





たくさんのコメント&メール、、、、、お電話までいただきました。

ムクロジだそうです。


お正月の羽根付きの羽根についている黒いもの。あれがこの実に入っているらしい黒い種。


ムクロジは母が石鹸の実と言っていたものです。実の皮が石鹸になるそうです。

種は煎って食べたと!


実物はすごく可愛いです。

なんでここにあったのか不明ですが、苗を調達してカフェの屋上に植えてみたいと思います。




実を置いていった方からメールが来ました。ありがとうございます!!どんぐりは隣の神社にこっそり蒔いてきました。いただいたムクロジ(無患子)の実は宝物にします。



2010年11月12日

メタセコイヤの実

テーマ:植物標本・種

【メタセコイヤ】


学名:Metasequoia glyptostroboides
スギ科メタセコイア属(一種一属)
和名:アケボノスギ(曙杉)、イチイヒノキ
英名:dawn redwood


メタセコイヤは、1939年、植物学者の三木茂博士が化石として発見しました。

三木博士は植物遺体(古生植物の遺体そのものですが、化石の一種です)の研究をしていました。発見した化石に似ているものでは、スバールバル諸島産の化石種Sequoia disticha O.Heerがあり、その近縁のものが日本にもあることも確認したのですが、それらが対生葉を持つのに対し、発見した化石は葉が互生であることから、セコイア属とは別属のMetasequoia(メタセコイア)を立てました。同時に発見した化石をメタセコイアと命名し、1941年に学会へ発表しました。
当時は絶滅した種とされていたのですが、1945年に中国四川省磨刀渓村(現在の湖北省利川市)の奥地で祠の神木とされていた「水杉(スイサ)」が同種とされ、「生きている化石」と呼ばれるようになりました。
その後1945年に国と皇室がそれぞれメタセコイアの挿し木と種子を譲り受け、全国各地に植樹されています。


きらら舎では鉱物標本を多く扱っているため、化石としてのメタセコイヤは時々入荷します。



天氣後報-メタセコイヤの化石/きらら舎

メタセコイヤの化石

しかし今回は、収穫した実を入手しました。



天氣後報-メタセコイヤの化石/きらら舎


天氣後報-メタセコイヤの化石/きらら舎

軸が付いているので、結構可愛いです。



天氣後報-メタセコイヤの化石/きらら舎

適当に2個。説明ラベルと一緒に販売します。写真のように大きさとして個体差は結構あります。



天氣後報-メタセコイヤの化石/きらら舎

ラベルはほぼ葉書サイズ。

現在第弐標本室で販売しているプロペラ種やアンモナイト種も値下げして、このラベルで複数セットにする予定です。

このラベルはきらら箱にて扱っている(まだ店頭でのみ販売していますが、12月までには通販も開始します)蝋引き紙の箱に合わせて統一しました。


メタセコイヤの種ももうすぐ届く予定です。


メタセコイヤは最近では学校や公園などでよく見られます。有名なところでは『冬のソナタ』の有名なあの並木道の樹がメタセコイヤです。

絵に描いたような三角形の美しい樹形なので、モミの樹の代わりになりそうで、苗木も売られているのですが、和名がアケボノスギということでもわかるようにすくすくと成長して、でっかい樹になります。

種から育てるくらいがちょうどいいかもしれません。


種が届いたら、また紹介します♪

2010年02月02日

いろいろ種

テーマ:植物標本・種

以前、大きなグライダーみたいな種を販売していたことがありましたが、今回は先日紹介したアンモナイトの種に合わせた小さなプロペラ種。モミジの種です。



天氣後報-プロペラ種

アンモナイトの種もおそろいパッケージにしました。



天氣後報-プロペラ種

2006年08月13日

菫の種

テーマ:植物標本・種

菫の種

菫のインクのミニチュア羽ペンセットを作ったついでに、菫の種パッケージを作りました。

菫の種は第一回ドールカフェの際、お土産に使用したもの。


「スミレは自然に土に落ちた種じゃないと、なかなか発芽しないんですよ」

親切なスミレ園芸農園の方が教えてくれましたが、それでもできるだけ生命力の強いものと、香りが強いものを3種類分けてもらいました。

その時に余った種。

小さい粒を1粒1粒数えて、購入したものなので、このままだめにしたらもったいないし、第一かわいそうだと、7月に蒔いてみたら、なんと芽が出ました。

小さな小さな芽ですが、育ってきた葉はしっかりとスミレです。

それで、限定わずかですが、かわいいパッケージに入れて販売することにしました。


種とか卵とか妙に好きです。

こんなに小さいものの中に、いろいろな情報がちゃんと詰まっているのがすごいです。


パンジーは一年草ですが、スミレは多年草です。

大切に育てて、毎年、花を待つという楽しみが増えそうです。


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