風に舞い上がるビニールシート
森絵都 著


国連で難民事業に携わる里佳は、上司で元夫のエドがアフガンで死んだという
知らせを受ける。そして、エドがアフガンで助けた少女のことを伝え聞き-。
大切な何かのために懸命に生きる人たちの、6つの物語。

----------------------------------------------------------------------


スイーツへの情熱をもつ女性。
仏への情熱をもつ修復士。
文学青年。などなど。

この本に出てくる登場人物はみんな大事なものだとか、信念だとか、そういう
ものを持っていて、しっかり生きている感じがした。

取材に基づいた短編らしく、それぞれにしっかりした話。
難民事業、犬ボランティア、仏師の世界、パティシエの世界。
今までのぞいたことのなかったいろんな世界が少しずつ覗けた。

AD

1作目はストーリー、2作目はキャラ、3作目は勢い?って感じでしょーか。


3時間もあったってのは感じさせられないくらい退屈はしなかったけど、

裏切りやらなんやらいろいろあって、結構わからなくなった。

それでもまーいっかって思えてしまった。そんな感じ(どんな感じ?)。


アジアのシーンは、ディズニのアトラクションに反映しやすい感じ。

今までディズニーランドのカリブの海賊っていったら待ち時間なしでいける貴重なアトラクションって思ってたが、きっと今行ったら混雑してるんだろうなー。。。 あのアトラクション横のレストランが好きだ。

カリブの海賊近くにある、海賊たちのコスプレ写真館も混んでるかなー?


完結してほっとした感じ。

続きが気にならなくなってよかった、というか。

次も見なきゃー!って義務感がなくなったといいますか。


AD

アヒルと鴨のコインロッカー
伊坂 幸太郎 (著)


ちょっとつらくなる話だった。
ペットを飼ったことがある人は、感情移入してしまってつらい場面があると思う。


リアルにはいないだろう、そう思いたい人間が、現代の日本にもいる。
遭遇しないように気をつければ関わらないですむかもしれない。
けど、きっと、身近にもそういう人間はいるわけで。


小説の本筋とは違うかもしれないけど、そういうとこをみしりみしりと考えてしまった。
動物のことだけではなく、「外国人」という存在についてのちょっとした文章でも。


小説としては、爽快!だとか、どんでん返しにビックリ仰天!だとか、
そういうエンターテインメントとは違うけど、読み応えはあったと思うなあ。


誰もが小説の主人公として「今」を生きてるけど、自分は誰かの物語に
ちらっと途中参加するだけ、って話もでてきた。
なるほど。誰もがいろんな物語の登場人物であって、全員が全員、いろんな物語を
同時進行させてるんだ。


AD