苦手のままで終わらせないために | 藤井佐和子オフィシャルブログ「キャリアカウンセリングブログ」Powered by Ameba

苦手のままで終わらせないために

先日、ある企業研修で、受講者の皆さんに
プレゼンをしていただきました。
 
約半年間掛けて、研修を実施、
その最終日のプレゼンです。
 
半年前に設定した課題をブラッシュアップしつつ、
毎回研修の際に途中経過を発表しつつ、
やりきっていただきました。
 
さて、プレゼンを聞いていて感じたのですが、
折角よい内容でも、身振り手振り、声のトーンなど、
ノンバーバルスキルが活かせていないと、
内容がすべて入ってこない・・・
 
表現が上手な人のプレゼンは、最後まで
引き込まれます。
 
たったこれだけの差。
 
折角頑張った取り組みでも、淡々と
平坦なものに聞こえてしまうのです。
 
特に事務職や内勤の方は、プレゼンをする
機会はなかなかないもの。
 
もし、そういう機会があれば、率先して
経験を積んでほしいと思いました。
 
最初からうまくいかないことは、あたりまえで、
でも、それを後から振り返って、
 
あ、あれを言い忘れた。
もっと違う言い方をすればよかった。
緊張して、言いたいことの半分も言えなかった。
 
などなど、反省点が出てきます。
 
逃げずに次もやることで、次に生きます。
 
次を逃げると、反省だけで、それを生かす機会が
得られません。
 
きっとどんな仕事も同じだと思いますが、
そうやって、どんどん人は、ブラッシュアップしていくのだと
感じました。
 
しかし、半年間、本当に一生懸命取り組まれ、
誰も手を抜かず、とにかくすごい、と感じた研修でした。
 
でも、だからこそ、プレゼンスキルを磨いてほしい、と
思ったのです。
 
しかし、実はそんな皆さんの様子を見ていて、
私もとっても苦手だったなあ・・・
でも、なぜかそれを仕事にしているんだよなあ・・・
 
としみじみ。。。