今日も雨の ムジェロ地区。
ある朝 ふっと思った。
春 黄色い野花が多いのはなぜだろう?
sawakinaの家 畑の横も黄色い花が多い。
物知りの主人に 聞いてみた。
「花粉を虫に運ばせるためでしょ。
春の鮮やかな緑の中 より目立つためじゃないかい」と あっさりした返答…
なるほどね…
調べてみたんだけど、
詳しく研究された事実はないらしい。
虫に花粉を運ばせる花の事を 虫媒花って言うんだって。
で、虫媒花にとって、どうすればより昆虫が花粉を運んでくれるかどうか
花は考えたんだね。
まず花は昆虫を惹き付けるために
香りで誘惑しているんだって。
人間も誘惑されちゃってるよね(笑)
もう1つの誘惑方法は花の色なんだって。
主人が言っていたように
早春の野山で黄色というのは
とっても目立つ色で
早春にいち早く活動を始める虫は
黄色い色に敏感だといわれているんだって。
昆虫の目には単眼と呼ばれる器官があって、そこで光を受容し昆虫が受容出来る光の波長は人間に比べて短波長なんだって。
なので青や紫の短波長の光には反応し易く、
赤色の様な長波長の光には反応が鈍いらしい。
人の目に映る黄色や白も
昆虫には淡い青色に写るらしい。
実際 sawakina家の庭では
黄色いたんぽぽより
紫のローズマリーの花が
いつも混んでいるような…
じゃ、春の野花も 青色や紫色にした方が
虫にとってもっと魅力的なんじゃないの?
とも思ったけど、きっとそういうわけにはいかない何かがあるんだろうね…
と言うことで、結論!(今日のところは笑)
春に黄色い花が多いのは
虫を誘うため 彼らにとって魅力的に見える淡い青に見えるのが黄色だから…。
なんだかモヤモヤしちゃう結論よね(笑)
どなたか ご存知の方いらしたら
是非教えてください。
お願いします。