どたまにくる選挙~34歳と37歳の君へ~
テーマ:ブログ 2010-07-15 02:23:08 日曜日に行われた参議院議員選挙に関して、投票日当日はさいたま市内の某所で投票所のアルバイトをしてました。そして、その1週間前には某メディアでの世論調査のアルバイトをしてるとかで結構今回の選挙はかなり身近な感じでした。
ましてや、大学では政治学科にいて卒業時には政治学士って言う資格を一応持っている。卒業論文は「田中角栄の戦後政治における影響」というテーマで、理想の首相は田中真紀子であるという仮説で締めくくった男なので、どうしても政治とか選挙に関しては火がつくと熱くなる。
そして、このタイトルの「どたま」とは、関西人とかがキレた時に「お前のどたまかち割って南港に産めたろか?」のどたまである。そんな火がついちゃった選挙の話をどうぞ。今日はちょっと長くなっちゃった(笑)。
【分析】
まずは、言ってしまえば「民主党の惨敗で自民党が第一党になり、みんなの党が大躍進」と言う話題から。民主は大惨敗ですね、議席を10席位改選前と比較して減らしてしまった挙句、新しく入れた期待の新人の中には知名度だけで受かったスポーツバカと言う名のイエスマンが居る感じ。
でも、俺の仮説では鳩山小沢で戦うよりはダメージは少なかったとか想定しているような気がする。当然、リスクマネージメント社会なわけで、きっとこうなった時のシナリオを彼らなりにもっているんじゃないだろうか。
全く持って良識の府って言う言葉はどこに行っちゃったんでしょうか。その話は別の所で語るとしましょう。
さて、大躍進の「みんなの党」なわけですけれども、確か民主党が減らした議席とみんなの党が獲得した議席って同数なわけです。つまり、結局民主党にあきれちゃった分の数がみんなの党に行った様な感じだと思います。
ちょっと俺なりに「みんなの党」が勝った理由って言うのを分析すると、結局今回の争点って言うのは消費税じゃなかったって事じゃないでしょうかね。そんなんじゃなくって、『今の景気をどうにかしてよ』って言う人達の祈りが「まず、消費税の財源うんぬんよりも、公務員とか国会議員の数とか報酬を減らして行こう」っていう主張を愚直に訴えた分かりやすさで入れていたんではないかと思います。
あと、雨後の筍のように生えて来た色んな党がある。「創新党」「幸◎実現党」「新党改革」「たちあがれ日本」って当たりは選挙に出た意味あるの?ってくらい残念な結果に終わったわけです。本当に、自民党から出た人達って出た理由って何だったんだろうか。彼らが指示されなかった理由に関して言わせてもらえば、もはやネーミングセンス以外の何物でもない(笑)。
バイトがあったから、先に期日前投票をしたし、世論調査で各党の名前を一枚の紙に並べてみたけど、もう漢字が多くて雨後の筍の皆さんは個性も糞も無い感じでした。必然的にそうなると「みんなの党」って言うこれもあんまりな名前なんだけど、他に比べたらって事で、みんなの党に注目したっていうのはあると思います。「たちあがれ日本」って、目立とう精神が裏目に出た感じです(笑)。
それにしても、一応勝者って扱いになってる自民党の間の抜けた感じはなんだろう。「日本は一番の国」とか言ってたがために、人差し指を立てて写真に収まってるんだけど、どう見てもオードリー・春日の「トゥース」なんですよね。そして、開票翌日の谷垣総裁のこの間抜けな顔(笑)。
なんか、温厚な上司の怒らせ方のDVDに出てそう(笑)。
【良識の府はどこへ?】
参議院って「良識の府」と呼ばれてまして、いわゆる色々な方面の専門家が集まるべき所と言われています。これはもう一方の衆議院は「代議士」なんて呼ばれてて、民衆の代表である代議士が立てた法案をしっかりチェックする為にあるべきと言うのが「参議院」なわけです。こんな事を皆さんは公民の授業で中学とかで学んでいた筈なんですけど、それが今はどうですか?
当選した人達の中には、石井浩郎とか、元不良役でアニマル悌団コアラの古女房・三原じゅんこ、どんだけ欲しがりな女なんだろうきっとよの女性達の反感を買ってそうな谷亮子と言った辺りがいわゆるタレント議員の当選者達なんですけど、彼らを当選させちゃうために投票した日本国民も相当なバカだなって思いますけど、それ以外の候補たちを選んだ政党達が日本国民をなめてるとしか言いようがない。
三原じゅんこ議員なんて、賛否両論覚悟の上で言わせてもらうけど、自身が「子宮頸がん」を患って克服して、「その病気を多くの人に知ってもらうために、その普及活動として立候補しました。それが皆さんに伝わったと思います」って開票速報の番組でおっしゃってたわけです。運動としては有名人のあなたが広めようとするのは良い事だけど、何も議員になってまで言うべき事だったのかなって思う。別の力のある自民党の議員さんに頼んでその応援として頑張れば良いんじゃないかなって思う。そんな事を言ってるとはおっしゃってましたけど、選挙中のテレビのダイジェストやニュースは結局は谷亮子批判しか見てないわけです、それでなんやかんや言われても困ります。
そう言えば、自民党で言うとちょっと笑えたのが、自民党って結構元ヤンキーが議員になるドラマって好きなんですかね。そう言えば、3年前にヤンキー先生で有名だった義家参議院議員ってのが居るわけで、「不良を議員に構成させました」っていうのが良いのだろうか、そうなると的場浩司とか、元千代大海とか3年後にいたりしてね。
谷亮子議員に関して言うと、ずっと嫌いなわけですし、彼女を理由に比例代表は民主党にしなかったわけですから。家族の理解って言うけど、娘を育ててからでも遅くなかったんじゃないかって本当に思う。あと、柔道界を馬鹿にしてる。議員活動しながらも国内で勝ってメダル獲れるでしょって思ってるに違いない。こういう状況で大会に出るとなるともう圧倒的なヒールだと思います。本当に新世代の48kg級の子が次に議員が出る大会の1回戦で秒殺で一本取って引導を渡して欲しい。
有名どころの議員さん以外にも、一応「タレント」と呼ばれている人達は立候補してて、巨人をBクラスにした男、堀内恒夫。絶好調しか言わない中畑清。バク転しか出来ない池谷幸雄。探偵ナイトスクープと言うテレビ番組の秘書なだけであって、決して秘書検定を持っていない岡部まり。俳優としても大勢してたの?原田大二郎。で、桂きん枝って落語家さんとか。
結局、メジャー政党は何をさせるためにタレント候補達を並べたんでしょう、人気稼ぎにしては正味の話、二線級(笑)。ちょっと、国民をなめているような感じがして、結局俺は比例代表で考えが近くてなおかつくだらないタレント議員を擁していない「みんなの党」に投票しました。
ちなみに、そう言えば元プロレスラーの神取忍とか、ハイサイおじさんでお馴染みの喜納昌吉は現職でしたけど今回落選しました。
喜納さんに至っては、民主党から立候補してたんだけど、一連の鳩山騒ぎで沖縄の人はみんな民主党だからって言う理由で喜納さんに入れなかったそうだ。彼は行ったら沖縄のスターみたいな人なのに。
そしてそんな事よりも、怒りたい事がある。去年の衆議院議員選挙で落選した「小泉チルドレン」とか呼ばれてた当時の衆議院議員達が参議院選挙に立候補して当選するって言うのはどうなんでしょうか。去年の選挙で国民に選ばれもしなかった奴が、6年間は落とされずに済むって言う参議院議員になるっていうのが正直腑に落ちない。お前らはそんな「良識の府」に選ばれる器だったのかって言う。衆議院としてリベンジするのが筋なんじゃないのかって思う訳なのです。この点に関しては結構怒っております。
【マスコミの罪】
あと、思ったんだけど世論調査ってそこまで必要なんだろうか。そして、誰の為にやってるんだどうか。バイトでお金までもらってる人間が言う事じゃないのかもしれないけど、結局日本人って情報に流されやすいじゃない。それは今回のFIFAワールドカップで露骨に分かったけど、そこで「民主党不利です、消費税の影響です。みんなの党も結構議席取りそうです。」って報道を世論調査でする事によって、投票を決めてしまうやつだっているわけで、これって一種の情報操作な気がしてきた。
俺の中で、菅内閣を何もしてない短期間の段階で評価してグダグダ言うっていうのは早計だと思っているわけです。勿論、就任後反省の色なし無状態で選挙に持ち込んだって言う姿勢は評価すべきでないとは思うけど、もうちょっと民主党にやらせてあげようと思っていたわけです。
それでいて、我が埼玉選挙区って言うのはいわゆる3人当選の3人区ってやつで小沢一郎の戦略で「3人区は全部民主党候補を2人立てて、当選させよう」って方針があって、俺はそれに乗ることにしたわけです。でも、一人につき一票しか持ってないし、「~さんにお願いだから入れて」なんて友人に懇願するのは俺の主義として大間違いなので全くやらなかったわけです。
じゃあ、民主党の2人のうちどっちに入れるとなった時に、直前の世論調査を踏まえた新聞報道を信じたわけです。新聞によると「埼玉は(当時の)現職有利」って言う報道がなされていたので、それを聞いてじゃあ迷いなく俺は新人で外交経験の多い男に投票しようと入れてみたわけです。そして、ふたを開けたら新人は受かったけど、現職は落選と言う顛末。まあ、新聞報道を信じた俺が悪かったと言うのもあるけど、ある意味何らかの策略による情報操作をメディアってやりようによっては出来るなって言うのを痛切に感じました。
折しも、最近読んだ記事によればフランスでは議員の汚職っていわゆる日本の4大紙みたいな大手新聞は報道をしないのだそうだ。それは新聞社のスポンサーは与党系の企業だから。だから、今フランスの政治家と新聞って結構なあなあな関係らしい。それに風穴をあけるべくインターネット専門の新聞が今、フランスのサルコジ大統領(コジコジに似てるけど、断じてコジコジではない)の近辺の汚職報道を毎日のようにアップしているそうだ。
まあ、話はヨーロッパに行きましたけど、選挙の世論調査って我々にとっては要らないんじゃないかって気が非常にする。結局選挙事務所の気にする数字なわけでしょ。でも、世論調査のバイトしてて、分かったんだけど中には結構適当な人もいて、「幸福になれそうだから、その名の通り~党に入れたよ」って人も結構いたりするわけです。
まあ、そういう点では政治学士としてなんかもろい部分もあったという自己反省もしきりにするわけです。
【今回の選挙に関して】
まあ、数年前までよりは日本人は賢くなってると思います。上からだけど、投票率は上がってるから、関心って言うのはその昔よりも上がってると思います。ただ、まだ選択の仕方は無いんでしょうね。谷亮子とかを選んじゃう位の国民なわけですから。そこはもっと勉強して欲しいなって思います。でも、色んな人が投票したことで組織票だけでは受からなくなってきたっていうのは素晴らしい事だと思いますね。組織票だけで受かると思って胡坐をかいてる人達はもっと頭を使わないといけない時代になってたって事です。
それでも、日本のミーハー体質って変わらない。すぐに良くならないと変えたがる。小泉純一郎以来だらしない人しか首相になっていない、勢いのある人がなって無いって言う状況はあるけど1年も首相が持たないってどうなんでしょうね。我慢してないと言うべきなのか?もう、我慢はし続けてしまって疲れているのか?
結局、有権者ってマスコミの犬みたいな状況が嫌なわけです。きっと、次にカリスマみたいなともすれば独裁者みたいな人が立たないかぎりはこの国は長期政権が作れないのではないかという心配もあります。俺にはとてもじゃないけど、国民の意見がマスコミの報道に映っているようには見えません。
正味な話、今のテレビって殆ど政治の話題だと「どうなるねじれ国会」としか言ってないんです。そのテーマに手を変え品を変え人が変わって話すだけな気がします。でも、なんか聞いてると今までよりも数の政治ではないので、もしかしたらようやく話し合いで色んな意見が混ざり合って行く様なそんな国会になって行くんじゃないかって言う淡い期待すら持ちたくもなるのです。
その中だからこそ、今色んな報道で言われている政党達に告げておきたい、政権与党になりたいからって民主党の連立をやすやす受けるなって、君達はあれだけ批判しておいてくっつけるのか?正直、そんなにやすやすと手を組んだら「プライドのない政党」と思われるのが落ちだ。そんなつまらない事はしないで欲しい。国会とは意見が交わされる場であり、揉まれる場である。そこから法律が産まれて行く。
そして、決して野次を飛ばして色んな人の意見を潰す場ではないし、誰かの金権問題の揚げ足を取り続ける場でもない。そう言う話をするんだったら、証拠を集めて検察につきつけて捕まえてしまって欲しい。そいつの金の問題とかよりも、我々のカネが回らないっていう問題をどうにかしないといけないって事をもっと考えるべきである。
大分、熱くなってしまった2日がかりになった。タイトルはアンジェラアキの「手紙」をもじった、3年後には半分の参議院選挙が、6年後には上に述べた三原じゅんこ、谷亮子がどうなったかのジャッジが下される。これはその時投票に臨む俺へのある意味手紙である。
母方の祖父が生きていて、元気だった時にわが父Kjは母の実家に行く度に祖父と政治論議をしていて、祖父は農家の人なので絶対的な自民党支持者で、父はそんな祖父に55年体制を変えるべきなんじゃないかと話をして、それに対して祖父の熱弁が交わされていたそうだ。それが今となっては父と俺が政治の話をする。そして、話題を振るのは俺の方。きっと、遺伝と言うやつなんだろう。
ある人がブログで「今回の選挙は街宣車も近くにないし、家の近くに掲示板も無い、候補者のビラも無くて情報も無い選挙だったから、参加する気が失せた」と書いていた。不況の昨今である、来ない所は都内でもきっと行っていないのだろう。その人に言った事「政治は参加するのであって、待っててやって来るものではない。ネット社会のなかで知りたければ情報を得る機会があったじゃないか」と伝えたのだった。
その人の家に自宅訪問で怪しい人が「友民党(20世紀少年を参照の事)に入れて下さい」と来たら、話を聞くのか?そして、友民党に一票を投じたのだろうか。きっと、友民党員の話なんて聞く耳も持っていないと思う。そんな社会なのだ、政党だって費用対効果を考えている結果、あなたの街には来なかったのだろう。そんな理由で投票に行かないなんて俺の中ではナンセンスだったので、非常に頭に来て書き殴った。まあ、その人にはその人なりの主義とか主張があるのは確かだろうけど、情報化社会でmixiボイスとかで呟いてる情報化社会にいる人間が情報が少ないという発言にはなんとも解せなかった。ナンセンスだと思って入るけど、インターネットでの選挙活動と言うのももっと考えるべきなんだろう。でも、政治家は忙しいから結局小さなそんな人の呟きなんて誰も聞きはしない。だからこそ、主張すべきなんだと思う。それがどこなのかはわからないけど、何も言わないで何も変わらないなんて言う奴の気がしれない。
投票所のバイトの地区は結構戦前生まれの方がたくさんいらして、つえをついた人、車いすの人、点滴を受けながら来た人さえもいた。投票にはそういった状況でも行くと言う人がたくさんいる。ある種、この人達はもしかすると20歳当時選挙権を貰えていなかったのかもしれない、だからこそ、そう言った状況でも極端な話、決死の覚悟で投票に来ているような気がする。
最後に誰に伝えるかとかは別にして「政治なんか誰がやっても同じでしょ?」って言ってる奴がきっと多いんだろうけど、敢えてここは肯定しておこう。
「嗚呼、そうだね。お前みたいな人間がやるよりはだいぶましだよ。」








