心理カウンセラー☆郷家 あかり『こころの森だより』

『あなたの物語』を大切にするカウンセラー・郷家あかりが、こころの森で想ったことや、そこで出会った人たちのことを書いています。


郷家あかりは、東京・築地 の こころの相談室です。
日常の「困った」「つらい」「疲れた」はもちろん、大きな転機にあって力が必要な時、
まぁまぁ楽しくやっているはずなのに "なんか違う" という思いがある時・・・
どうぞ相談室をお訪ねください。
あなたが 本来のパワー を取り戻して元気に歩いて行かれるよう、
全力でサポートいたします 黄色い花
                            郷家 あかり


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なぜこんなことが起きてしまったんだろう、

どうしてこんな目にばかり遭うんだろう、

悲しい、悔しい、腹立たしい、嘆かわしい、恨めしい・・・



そんなふうに思う出来事というのは誰にでもあると思います。

でも、出来事だけを見て処理していても、あるいは、その時は上手にやり過ごしたつもりでも、キリがない、変わらない・・・と感じることはないでしょうか?



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以前、相談室にこういう方が見えました。

「他人に対して ものを言えない(言えなさすぎる)のが悩み。いつも被害者のままで終わる」とおっしゃるのですが、お話を伺っていたら、喉の部分に「辛辣な言葉で人を傷つけていた呪術師の過去世」のエネルギーが張り付いているのが視えたのですね。

いろいろ失って孤独な晩年を過ごし、悲惨な亡くなり方をしているようでした(処刑されたよう)。

それで、今度の人生では人にズバズバものを言って敵を作るのはもう絶対やめよう、皆と仲良くしよう、と決意して生まれてきたのですが、とにかく、口で表現することへの恐れが強過ぎて、つい、押し黙る方法を取ってしまうために、「言いたいことが何も言えない」ということになってしまっているようでした。

でも、今世の目的は意外にも「声で人を癒すこと」と私には読めましたので、お伝えしてみました。

「なんとなく腑に落ちました」と言って帰られたその方はその後、司会者やナレーションのお仕事と電話相談員のお仕事を始められました。持ち前の優しい声を生かし、今もご活躍中です。




私の知人には、

長い不倫関係を経て ある男性と一緒になるも、その男性がやっていた会社の負債を共に抱えることになり、一時は相当苦労しましたが無事に清算をし、その後は生き方を変え、ある非営利の団体を作り慈善事業に精を出している・・・

という女性がいます。

その女性とパートナーの男性は、過去世で夫婦だったときにやっていた "アコギな商売" で、たくさんの人に悪いことをした、次回の人生では償いをしたい、癒され赦されたと感じられる活動がしたい・・・という思いを残していたようです。




いずれも、いろいろな困難はあったものの課題に向き合ってこなし(カルマの解消、という言い方もできますね)、その後、ご自分の魂レベルでの今生の目的に向かって進んだ人たちです。




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人はこの世に、癒したい感情 や、体験したい何か(もの)、創造したい何か を持って、生まれてくると思います。


生まれてくるにあたって、「高次の(魂レベルの)目的」として、「体験することを決めているもの」が、じつはあると思うのですね。

何かを見聞きして存分に味わいたい、とか、何かを創造したい、とか、この傷を癒したい、とか・・・



人それぞれに、生まれてくる目的があり、意思がある・・・

気づいている人も気づいていない人もいると思いますし、「人生の長さ」や「起こった出来事」ベースでは、幸せだったとは言えない、ということもあるでしょうが。



人に裏切られたとか、大事な何か/誰かを失ったとか、大きな病気をしたとか、繰り返し事故に遭うとか・・・、いろいろあると思いますが、「困難な出来事」というのは、その「目的」を果たすために、自らが用意した課題のはずだと思うのです。

だから、辛いことばかりだなぁと思う時には、その現実に対応しながらも、引いた、高いところからの視点をもって眺めてみてほしい、しっかり受けて立ってほしいと思います。飲み込まれてしまうことなく。



後手後手の対応だけ辛うじてして、逃げ回っている・・・ということでは仕方がないですからね。
「課題」であるなら、自主的に、積極的に、取り組んでいきましょう。

某企業のCMで「結果にコミットする」と言っていますが、「人生にコミットする」ですね。



そうすればきっと、今回の人生の「高次の(魂の)目的」というのが明らかになり、新しい境地を知ることになるでしょう。

そうやって、現ステージ クリア! 次のステージへ☆ という体験をしながら成長して、少しずつ魂を磨いていくのだと思います 宝石紫



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一昨日夕方。

息子のサク(24歳)が

「友だちに会ってくる。『アメリカ行くならその前に会いたい、驕るから飲みに行こう』って誘われた」

と言いに来ました。



「友だち? どなた?」と聞くと、

「お母さん知らない人。昔、音ゲーやってた頃に知り合った人で、3つ年上の人」



・・・!!! 音ゲー???





サクの「ゲーセン依存問題」では、この10年、ほんとにいろいろとありました。

私は、もう勘弁してくれ(涙)という思いで疲れ果てていましたから、「ゲーセンの友だち」と言われただけで、動悸と眩暈をおぼえるようでした。

顔には出さず「はい、行ってらっしゃい」と送りましたが、内心は

「これから留学するってときに、どうしてゲーセン仲間なんかとむかっ?」

とムカッとしてしまいました。



そして・・・



気づけば、もうじき終電、という時間。

帰ってこないんだろうか、と思い LINEで尋ねてみましたが、ずっと未読。

やっと返事が来たと思ったら「まだ飲んでる。帰れない」のひと言・・・


「はぁ・・・。久々(ゲーセン)行きますか?とかいうことになったのかも。そうに違いない。ああ、やだやだむっ」と、膨らむ妄想でモヤついてしまう心を静めながら床に就きました。



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そして 翌日、帰宅後。

サクは、その友だちのことと、その友だちがその晩 サクに打ち明けてきたという話を聞かせてくれました。

その友だちとサクは、サシで飲むのはその日が初めてだったんだそうですが、
彼は、早くに両親を亡くした話や、気持ちが荒んでいた頃の話、働きながらお金を貯め受験勉強をして大学へ入った話、今春卒業して就職するも、うまくいかずに辞めてしまい、今はアルバイト生活をしている話などを、たくさん語ってくれた、とのこと。





そして

「こんなに喋るつもりなかった。ごめんなさい。生まれて初めて自分のことを、友だち・・・しかも年下の人に話してしまった。我ながら驚いてる。でもなんだか凄く癒された。嬉しかった。ありがとう」

そうサクに言ったとか。

(そうか、そういうことがあったのか・・・)



サクが私に

「俺、なぜか『誰にも話したことない話』を聞かせてもらうことになるんだよな・・・」

と言うので、私は

「サクは静かに優しく受け止めるからだよ、きっと。この人わかってくれそうだな、って思うから話すんだよね。いいところだよ」

と言いました。



私は初め「音ゲー仲間」と聞いて反射的に嫌悪感を抱いてしまったわけですが、でもその夜の サシ飲み話 を聞かせてもらううちに、

話を遮れず、終電逃すことになっても、彼の話をじっくり聴こうと思ったサクの姿が目に浮かび、
その友だちが、聞き上手のサクに生まれて初めて自分の身の上を語ってしまったというのもよくわかり、
二人にとって 意味のある 忘れられない時間になったかもしれないなぁ

そう思えたのでした。



そして、「ゲーセン仲間=排除したい敵」みたいに思ってしまった自分が恥ずかしくなりました。


ああ、私って母親は・・・しょぼん



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息子のサクは、小さい頃は 俊敏、活発、とにかくよく動く元気な子どもでしたが、大きくなるにつれ、繊細さ、小心さ、感情的に不安定なところを見せるようになり、その傷つきやすさには、母として戸惑うことが増えました。

自分でも「豆腐メンタル」と自嘲的に言います。

でも、本当に本当に、気持ちが優しいです。
迷惑かけられても酷い目に遭っても、誰かや何かを悪く思わないようです。「そっかあ・・・仕方ないよね、頑張れよ」みたいに許します。

人がよすぎるだろ、と思うこともしばしば。

意地悪さ、ゼロ%。



そんなサクですが、来月からアメリカへ留学することを決めていて、いま準備中です。

これまでを振り返ると、受験して入った中学を辞め、大学を辞め、仕事を幾つも辞め・・・という挫折続きで、長らく閉塞感に苦しんでいましたので、一年でも海外へ出て行くのは とてもよいことだろうと、母としても喜んでいるところでした。



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その友だちには、「いろいろと見聞きしてきたこと、体験したことを、帰国したら話を聴かせてね」と言われたとのこと。

激励が嬉しかった、しっかりやって来なくちゃと思った、とのこと。

よかったね。

アメリカ、元気に行ってきて、土産話を持って会いに行って、またゆっくり飲んだら?と言いました🍀





以上、猛烈に反省し、ちょっとだけ成長できた気がした 母あかり、でした<(_ _)>あせる



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ドメスティック・バイオレンス(DV)と聞くと、ふつうは男性が女性を暴力的に支配することをイメージします。

でも意外と、逆のケース(つまり男性の方がやられる側)のご相談があります。

私の相談室のようなところ(個人でひっそり営んでいる)には、周囲にはまさか相談できなくて・・・ということで来られる男性がいらっしゃるのです。







Aさん(30代男性)は、2人の幼いお子さんと奥様の四人暮らしです。
奥様の態度がひどくなったのは2人目の出産後、とのことでした。

「てめえ」「タコ夫」「そこのクズ」と呼ぶ。
家事、育児への協力が足りない、なっていない、と罵る。
ひとたびキレると、暴言では収まらず、モノを投げる、殴り掛かる、蹴ってくる。
休日に寝ていたら、頭上からいきなり、ペットボトルの水とマヨネーズをブチまけて来たこともあったとか・・・

Aさんは、殴る蹴るは我慢できても、人格否定のような発言や、実家の家族への嫌悪感の表明が、どうにも耐えられない、とおっしゃいました。

あの可愛かった妻はどこへいってしまったんだろう……と。
ごもっともです。



でもAさんは、家族にも友人にも誰にも相談できないと思って努力を続けていたそうです。
自分が頑張れば…、もっと妻の気持ちに寄り添ってあげられれば…と。


Aさんの場合はご実家の理解と協力を得られましたので、「密室を作らないこと」で暫く様子を見てみることになりましたが、それが出来ないケースの方が多いです。

夫の方が別宅を借りるなりして、とりあえず避難をするケースもあるし、
結局どうにもならず離婚裁判を経て離婚にこぎつけるという例も・・・。



被害"男性" も、以前と比べれば少しずつ声を上げることができるようになってきているのかもしれませんが、男性の場合「人に悩みを相談するなど、男らしくない」「女性にやられているなど、恥ずかしくて言えない」というジェンダー的な考えもあるでしょうから、DVを受けていても、なかなか相談窓口を利用するというのには抵抗があるかもしれません。

でも、人に助けを求めることは恥ずかしいことでもなんでもない、むしろその逆です。
「助けてもらう」に抵抗があるなら、「利用する」と考えればよいでしょう。

とにかく、相談先を選んでどんどん相談してほしいです。



それにしても、妻よ。

暴れる妻も苦しいんですよね。きっと頑張っている。

妻も夫も、余裕ある誰かの理解と助けを得ることで、
狭い場所で行き場をなくしている辛い感情は、外に出て行き楽になるんだということ、
カンペキに思い通りにするのは無理でも、そんなふうにやっていけばいいんだということを、知ってほしいと思います。

密室は苦しいです。


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