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舞鶴市民病院の現状(7月末)

テーマ:議員活動
Fri, August 11, 2006

先日のブログに多くのコメントをいただきありがとうございました。


本件に関する検証を簡略化するため、誤解を恐れずに分かりやすい二元論で書いてみたのですが、医療現場についての見識の無い一部の表記で不快な思いをされた医療関係者の皆さんにお詫び申し上げます。


頂いたご意見を今後の活動に一層活かしていきたいと考えておりますので、引き続き貴重なコメントを賜りますよう宜しくお願い申し上げます。私自身も医療についての知見を深めるべく日々研鑽を積んで参ります。


今週、市民病院問題についての民生労働委員会が開催されました。

以下は京都新聞の今月8日(火)の朝刊記事のリンクです。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060807-00000044-kyt-l26  


記事に書かれていない情報を追加しておきます。

自衛隊の医官の派遣は今年9月末までとなっており、それ以降の医師については現在確保できておりません。


 ○患者の状況:入院患者2名、外来患者10数名/月

 ○訪問リハビリテーション・訪問看護の状況:6月18件・7月44件(内38名が元入院・外来患者)

 ○職員数の状況:看護士43名、医療技術職員35名、事務職員13名 計91名

 ○収益の状況:4月~7月(4ヶ月間)で約3億4千万円の赤字

舞鶴市民病院問題の検証(総合医と専門医)

テーマ:議員活動
Sat, July 29, 2006

市民病院問題についてこれまでと異なった視点から考える機会があった。医療については素人でもあり、誤解を恐れずに書くので、間違った記載があればコメント等でご指摘いただきたい。


医師は大まかに総合医と専門医に区分できる。開業医は総合医、大病院の診療科の勤務医は専門医に属する。


総合医とは人間の体全体についての浅く広い知見を持った医師であり、患者を様々な視点(例えば外科と内科双方の視点)から診察できるが、専門的なオペ等は後述する専門医にまかせることになる。新研修制度が目指す方向性ではあるが、従来の医局中心の教育システムにより絶対数は少ない。


一方、専門医とは狭く深い知識、つまり、大学病院の外科に属して肝臓癌の研究をしている等、深く掘り下げた症例が得意な医師のことである。オペや特殊な症例等に強みを有する一方、他の臓器への影響や他の診療科についての知見は総合医と比べると乏しい(もちろん個人差はあるが)。


市民病院のような比較的郊外に立地している病院の場合は、専門医も当然重要ではあるが、それ以上に高齢化率が高く、産婦人科・小児科にも対応できるウィングの広い総合医の必要性が高い。市民からしても医師はどのような病気・事故でも診察できると思っている人が多く、総合医へのニーズは強いと言える。


若いうちから志を持って医局を飛び出し、総合医としての教育を受けている現場に強い医師がもっと必要だと思う。その研修を行っていたのがかつての舞鶴市民病院である。


もちろん開業医が総合医の機能を有しているとのご指摘もあろうが、長年どこかの病院の診療科に勤務されて引退されてから開業する方が多く、専門の偏りがあることは否めない。


舞鶴市民病院問題の根本は専門医(脳外科)を中心に病院を再建しようとした行政・院長側と総合医を多く育てて地域医療に貢献しようとした松村元副院長の方針の違いに起因しているのではないだろうか。


更に言えば、将来像を


「専門医による急性期病院」 VS 「総合医による慢性期病院」


のどちらを目指すかの方向性の違いではなかったか。


内科医大量辞職についても総合医を目指して薄給ながら舞鶴に赴任したにもかわらず、研修の機会が奪われてしまい、専門医に方向転換するように言われ反発して市民病院を去ったのではないだろうか。


最初からブレずに「総合医による慢性期病院」を目指していれば今頃は上手くいっていただろう。今更ながら悔やまれる。



農業公園『ふるるFARM』竣工式に出席!

テーマ:議員活動
Mon, July 24, 2006
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先週末、舞鶴市農業公園『ふるるFARM』 の竣工式に出席してきた。 場所は市内瀬崎 で目前に日本海が望める絶景のスポットに立地している。総事業費は7億円で主に火力発電所建設に伴う地元振興策として建設された農業に親しめる公園だ。


公園内には農場だけでなく、地場産の食材が味わえるレストラン、いちご摘み体験ができるビニールハウス、一定期間滞在して農業を行えるクラインガルテン(ログハウスと畑)、宿泊できるコテージ等が併設されている。観光振興の柱の一つとなる農業体験型施設であり、海釣り公園や船上プラネタリウムを有する『親海公園 』に続く第二弾だ。


さてさて、ここまでPRすれば充分だろう。


手前味噌かもしれないが、どちらの施設もいい線まではいっていると思う。あとは、リピーターを呼べるかどうかだ。飽きさせないイベントや農作物の無料配布等の人を呼べる仕組みづくりが重要だ。指定管理者である「株式会社農業法人ふるる」さんの創意工夫に大いに期待したい。


お隣の知事の言葉を借りると、7億円もの巨費を投じたのだから活用しないと『もったいない』。



消防操法大会に出場!

テーマ:イベント
Sun, July 09, 2006
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今日は舞鶴市消防操法大会に出場してきた。上記は表彰式の一コマだ。


操法大会とは消防団員が消火作業のスムーズさ、機敏さ、スピード等を競い合うもので市内での優勝者は京都府大会に出場し、そこで勝ち抜けば全国大会に勝ち進む消防団員における高校野球のようなものだ。


この一ヶ月間強、消防団員の先輩方のご指導のもとで選手4名で一生懸命練習してきた。暑い中で(更に厚い制服を着て・・・)汗だくになりながら、日常の運動不足で動かない体にムチを打って、各種作業を覚えてチームプレーを何度も繰り返してきた。


我々は小型ポンプ操法の部に参加し13団中で9番目に出場することになった。前に行っている選手達がとても上手く見えて緊張してくるが、今更あせっても仕方がないので雑談で緊張を紛らしたりしていた。


そうこうしている内に我々の番になった。


私は二番員なので鳶という鍬のような棒を持って50メートルダッシュを4本ほど行わなければならない役目だ。


一生懸命走っていると、来賓席にいる同僚の市会議員の皆さんから「走れっ~~」とか「いけ~~」とか声援(もしかして野次?)が聞こえてきて、気にしながら走っていると、その後の大事なセリフを忘れてしまう始末。


他の選手に申し訳なくて「あ~しまった~ガーン」と思いながら作業を続けているうちに終了した。


案の定、結果はトップ3には入れず(当然の帰結ではあるが・・・)我々の夏の大会は終わった。

練習している間は大変だったが、終わってみると適度の達成感があって楽しかったような気がする。チームワークの大切さを実感できるいい機会でもあったと思う。




明朝、ついにワールドカップの決勝戦が行われる。


今回のW杯では中田英寿選手の引退や本命のブラジル代表のまさかの敗退等話題に事欠かなかった。それらに通じて言えるのは、サッカーはあくまで個人競技ではなく団体競技だということだろう。個人の能力の総和よりもチームワークやリーダーシップがそれを凌駕するシーンを何度も見てきた。


98年フランスW杯からずっと応援している同い年のフランス代表10番ジネディーヌ・ジダン のラストダンスをこの目にしっかりと焼き付けたい。


 

舞鶴市民病院の苦しい新体制

テーマ:議員活動
Sun, July 02, 2006

前回のブログで少し触れたが、6月末で退職される田中病院長の代わりに、7月から常勤医師として地元医師会の重鎮である堀澤眞澄先生(80)に来ていただくことになった。派遣期間は来年3月末の短期間で、自ら診療は行われず主に不足している医師確保にご尽力いただくとのことである。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060630-00000042-kyt-l26


誰も受けたがらない市民病院のトップを、80歳を過ぎた身で「火中の栗を拾う」がごとく地域医療を守るという観点から引き受けて頂き、医師不在の最悪の状態にならなくてすんだことは本当にありがたいことだと思う。


しかしながら、誰が考えたのか存じ上げないが、病院長ではなく「名誉病院長(院長代行)」という肩書きには疑問を感じている。というのは、医療事故等何かトラブルがあった場合の責任が不明確だし、日々ルーティーンの医療行為は非常勤医師に行って頂くとしても、重病患者や容態急変等の総合的かつ緊急的な判断を誰が責任を持って行うのかが残念ながらよく分からない。


いつまでこのようなその場しのぎで小手先の対応をつづけるのだろうか。。。



舞鶴市民病院問題についての答弁

テーマ:議員活動
Wed, June 21, 2006

先日掲載させていただいた一般質問に対する答弁(市民病院関連箇所のみ)を掲載いたします。


先入観なくお読みいただきたいので詳しくはコメントしませんが、数値・期限について明言されておらず、何かあったときの責任は誰も取らなくていいような内容になっています。


また、本文中にある地元医師会から派遣される予定の常勤医師はかなり高齢の地元医師会で重鎮の方だと聞き及んでおります。


【本田病院事業管理者の答弁(6月議会)】


井上議員のご質問のうち、市民病院についてのお尋ねにお答えいたします。


市民病院の今後につきましては、ご承知いただいておりますように、慢性期及び回復期の医療を中心に展開していくこととし、その運営は民間に委託する方向で再生をはかっていくこととしております。


現在、これの実現に向けまして、委託予定先の法人はもとより、医師会をはじめ、関係者の方々にご協力を仰ぎながら、必要な医師の確保など、早期に体制を整備できるよう努力を尽くしているところであります。


また、併せて、本市の地域医療全体の支え手であります地元医師会とは、市民病院の今後の進め方などについて、協議をいたしており、今後、市民病院の新たな枠組みの具現化を図ってまいります中で、地元医療機関と連携して、地域全体の効率的な医療提供体制の構築に寄与できるよう努めてまいりたいと考えております。


初めに、これまでの経過や現状の認識についてのお尋ねでありますが、これまで市民病院再建のため、設置者(市長)をはじめ私どもは医師の確保に全力で取り組んでまいりました。


この間、新たな研修制度の影響や医師社会の意識の変化等により、地方においては全国的に極度の医師不足に陥り、全国の多くの自治体病院は、経営の悪化と相まって、その存続すら危ぶまれる状況下にあることはご承知のとおりであります。


このような社会情勢の変化の大きなうねりの中で、私どもも、それこそ東奔西走して懸命に努力してまいりました。しかし、他の自治体病院も同様の状況のようですが、医師の引き揚げに遭う一方で、自治体の努力だけでは安定した医師の確保は難しく、自治体病院の再生は困難を極める状況下にあると認識するに至りました。


ご高承のとおり、戦後の医療事情が極めて厳しかった時代には、地域の医療の確保そのものが主題であり、こういった時代背景の中で全国に自治体病院が設立されてまいりました。


そして、道路網の整備も進み生活圏は広がり、一方で、高度かつ多様な住民のニーズに応えていく中で、公的な医療機関とともに民間の医療機関が増加し、医療環境が充実してまいりました。


今日においては、高齢化の進展等により医療費が増嵩し続けまして、政府は医療政策の抜本的な改革を迫られ、保険制度とともに医療提供体制は大きな転換期を迎えていると存じているところであります。


このような認識に立ち、改めて地域医療を考えますとき、自治体単一の病院に止まらず、地域全体で効率的な医療提供体制を構築することの重要性がまさしく求められており、大局的な視点に立ってこの方向性を定められたものと存じております。


次に、現在の状況などについてのお尋ねでありますが、地元医師会には、協議の場を通じまして、市民病院の今後の方向に対するご意見や、常勤医師の確保等についてのご支援をお願いしてまいりましたところ、昨日、岸本会長様より「医師会としては、地域医療を支えていくことが究極の使命であると考えている。この観点から市民病院を支援することとし、会員の中から常勤医師1名を送り出す」旨のご返事をいただきました。併せて「この地域に療養型は必要であり、医師会としてもその方向を支援していく」との心強いお言葉も頂戴し、改めましてこの場をお借りし、感謝申し上げる次第であります。


地元医師会のご支援は、再生に向けた大きな第一歩であり、これを契機として、大きく前進を図ってまいりたいと考えており、市議会各位の更なるご支援とご理解を心からお願いするものであります。


委託が延期となりました民間医療法人につきましては、年度末において「医師確保にはかなりの時間を要する。ただ、早期に確保できれば早くお受けすることは可能」との口頭での回答をいただいており、現在も交渉は継続しております。


また、常勤医師の確保は不可欠でありますので、現在、待遇面を整備する中で、複数の医師と交渉を重ねているところであります。


しかしながら、速やかな体制整備が最重要課題でありますことから、地元医師会とも十分協議いたします中で、更なる取組みを進めてまいりたいと考えております。


次に、財政見通しなどについてのお尋ねでありますが、現在は、移行期により入院や外来診療収益は大幅に減少しておりますが、一方で、職員数の減員をはじめとした大幅な経費の減少となっておりまして、4月単月での経常収支不足は約8千万円となっておりますことから、結果的に予算の範囲内での収支不足という見込みであります。


一般会計からの支援の範囲内とは申せ、病院事業の継続を図るためには収支両面にわたる改善が必要なことは当然で、また、急務でありますことから、必要ないしの確保など、早期の体制整備に努め、市民病院の新たな枠組みの具現化を図り、もって、安定収益の確保に向けた取り組みを行う中で、その財政支援の縮小を図ってまいりたいと考えております。また、訪問看護・訪問リハビリテーションについては、一定の軌道にのれば年三千万円程度の収益計上が可能になると考えております。


なお、今年度の一般会計からの財政支援は、あくまでも病院再生のために措置されたものであると考えております。


今後の方向性につきましては、冒頭に申し上げたとおりであり、何としてもこの難局を乗り越え、病院再生を果たしてまいりたいと強く決意いたしているところであります。

舞鶴市民病院の閉鎖に言及

テーマ:議員活動
Wed, June 14, 2006

昨日、議壇に立ち一般質問を行いました。今朝の朝日新聞には名前入り、京都新聞(以下ご参照)には私の発言の一部が取り上げられました。市民病院の閉鎖について初めて言及したので反響が大きかったようです。また、多くの市民の皆さんが傍聴に来られ、市民病院問題の注目の高さを実感しました。


【朝日新聞(6/14朝刊)】


運営への質問相次ぐ~市議会 閉鎖の恐れ問う声~

(前略)

井上聡議員(翔友会)は、診療体制を大幅縮小している市民病院について「ついに常勤医師一人(加佐診療所を除く)、入院患者二人で、すでに病院と呼べる状態ではない。市民の税金を無期限に投入することはできない」とし、病院を委託する指定管理者を全国公募したり、病院を閉鎖したりする可能性を問いただした。本田病院事業管理者はいずれも現時点では考えていないとした

(後略)


【京都新聞(6/14朝刊)】


http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006061300286&genre=A2&area=K60

(一般質問の下線の場所が記事になっています)




一般質問の市民病院に関する箇所を紹介します。少し長いですがお目通し頂ければ幸いです。また、答弁後に再質問も行いましたので併せて載せておきます。答弁については次回掲載しますが、「早期の民営化を目指す」という方針は変わらず、厳しい状況となっている民営化の実現可能性については明確な答えは得られませんでした。


【一般質問(一回目)】


最初に、この数年来、本市における最大の問題となっている舞鶴市民病院について質問させて頂きます。

舞鶴市民病院は、ついに常勤医師がたったの1名、入院患者2名の病院となり、いや既に病院と呼べる状態ではなく、当初予定していた京都武田病院への民営化も風前の灯火となり、長年の歴史が閉ざされるかどうかの瀬戸際にさしかかっております。先の3月議会では市内での過当競争を避けるべく総合病院との機能分担や病病連携を行い、不足している回復期・慢性期医療に特化し、経営ノウハウを有する民間医療法人に業務委託して経営効率を上げるという市の方針に一定理解し、本年度予算策定時の前提である上半期中の民間委託に大きな期待を寄せましたが、その実現は医師確保に目処がつかないことから大変厳しい状況となっています。民営化の方針を掲げて、その実現に向けて全力のご努力を頂いていることは承知しておりますが、一方で市民の貴重な多額の税金をこのような状態のまま経営支援として無期限に投入し続ける訳にはいきません。昨日、舞鶴医師会から常勤医師を一名派遣頂けるとのご報告を頂きましたが、病院の大黒柱である常勤医師がたった一人という状態では病院としての体をなしておらず、市税投入の市民理解を得ることは難しいことから、この苦境を一日でも早く打開していくことが急務だと考えております。そこで3点質問いたします。

 

一点目は内科医大量辞職以降の反省点の総括、及び、現状をどのように認識されているかについてうかがいます。この数年来、本会議や委員会の場で危機感を醸成すべく意見を申し上げてきましたが、問題意識を共有できてきたかについて自省も込めながら疑問に感じております。議会の場で多額の累損を抱える市民病院の収益改善を強く求めてきたこともあり、そのことが間接的にでも内科医大量辞職につながったとすれば、責任の一端も担わなければならないとも思っております。そこで、行政と共に自省して現状を冷静かつ客観的に認識した上で、「過ちては則ち改むるに憚ること勿れ」という言葉がありますが、間違いを改めるに遅すぎることはなく、ゼロベースで今後の方策を考えていくべき時だと考えております。そこで、行政として今回の市民病院問題における反省点の総括と問題意識の共有が出来ているのかを確認するという意味で、現状をどのように考えているかについてお聞かせ下さい。

二点目は医師確保・業務委託・経費抑制の3つの病院経営上の重要事項についてうかがいます。

まず、医師確保についてですが、市長をはじめ関係者の皆様が二年を超える長い時間と多大なる労苦を費やされたにもかかわらず、残念ながら急性期病院としての再建に必要な内科医の確保は出来ませんでした。言うまでもなく、病院は医師がいなければ機能しません。しかし、残念ながら医師が都市に集まることは、生活面の利便性、子弟の教育環境、大学病院などに通いやすく医療技術の習得に有利なことから、日本全体で避けられない流れとなっております。その解決策の一つとして都市にいるメリットを超える「舞鶴に行ってみたい」と思わせる金銭的インセンティブや勤務状況の改善を含めた魅力的な条件の提示が挙げられます。そこで、医師の待遇の改善の必要性についてはどのようにお考えかお聞かせ下さい。また、急性期病院で必要とされる医師の資質と回復期・療養型病院で必要とされる資質は大きく異なるのではないかと考えております。その点と過去からの反省点を踏まえ、新たな医師確保を現在どのように進めておられるのかをお聞かせ下さい。

次に、業務委託・民営化についてですが、医師確保に目処がつかなければ民間病院への業務委託は「絵に描いた餅」に過ぎません。現在、地元医師会においてご検討頂いていると聞き及んでおりますが、どちらの病院でも余剰の医師を抱えてはおられず、ようやく1名の常勤医師派遣に目処がついたとはいえ依然厳しい結果も予想されます。民営化の実現可能性をどう考えているのかについてお聞かせ下さい。

また、経費抑制については、市民院の職員数は医師も含めて予算策定時の前提条件から大幅に減少しており、それに加えて患者の減少に伴う薬価の圧縮、アウトソーシングコストの削減等の市民病院での自助努力も実施して頂くことにより、1,636百万円にも上る経営支援補助金に多くの余剰を生み出すことが可能だと考えております。そこで、現状でどの程度の余剰を生み出せるか見通しをお聞かせ下さい。そこで、限られた貴重な税金を有効活用していくために、補助金の余剰分については市民病院だけでなく、市民にとって必要不可欠な産婦人科・小児科・救急医療等を行う他病院に直接補助することにより、医師・設備の充実を支援するという手法をご検討いただけないでしょうか御所見をうかがいます。また、経費については第一四半期においてどのような推移で支出されているのか、どのような削減努力を行われているのか、及び、新たに始められた訪問看護・訪問リハビリテーションの収益面での貢献についてもお聞かせ下さい。


三点目は今後の市民病院の方向性についてうかがいます。市民病院の将来を長期的に考える際には、回復期・慢性期医療の民間委託にこだわらず、幅広く将来の可能性を検討すべきだと考えています。その中で市民病院というハードをいかに上手く使って収益を上げていくかについても検討を始めて頂きたいと思います。また、民営化の方針自体には賛成をしておりますが、それが不首尾に終わった場合にはどうするかを考えるべき時期にさしかかってきているのではないでしょうか。予定通り民営化できれば結構なことですが、上手くいかなかった場合のことを考えておくことは、市民の大切な税金を預かるものとして当然のことですし、リスクマネージメントは市政運営上当然行わなければなりません。民間企業においては一つの事業には定性面・定量面から厳しいエグジット・ルールを設定し、当初予定していた成果が期限内に上がらない場合は撤退・清算することが当然のごとく行われており、今のような状態の市民病院に市民の多額の税金を無期限に投入し続ける訳にはいかないという観点から、市民病院の将来についてどのようにお考えか御所見をお聞かせ下さい。

【一般質問(二回目)】


     医師確保においては「舞鶴市民病院」という名前自体がマイナスではないかと懸念しております。全国的に有名となった内科医大量辞職等のよくないイメージをひきずっており、長年市民に親しまれた名前とはいえ、来てくれる医師がいなければ元も子もありません。そろそろ名称変更も検討すべき時期だと思いますが御所見をお聞かせ下さい。
② 地元医師会は民営化は受けて頂けないとのことですが、透明性を担保し民間の幅広い英知を集めてくるという観点から、指定管理者を全国から公募して運営を委託することも考えてみてはいかがでしょうか。
     今後の方向性についてですが、市民負担での経営支援を無期限に続ける訳にはいかず、市民との公約である民営化が本年度中に出来なかった場合は、誠に残念で厳しい決断になりますが市民病院事業からの撤退、つまり清算も念頭にいれなければならないと思います。病院の閉鎖についてはどのように考えていらっしゃるのかお聞かせ下さい。



舞鶴市民病院についての一般質問

テーマ:議員活動
Fri, June 09, 2006

現在会期中の6月議会では一般質問を行います。前回に引き続き、市民病院問題が中心になります。私は全体で二番目なので13日(火)の10時半頃始まる予定です。お時間のある方は是非傍聴にお越しいただければ幸いです。


質問の内容については以下の三点を中心に行います。3月議会で行った討論 での要望を中心に提言していきたいと考えています。


①舞鶴市民病院問題

 反省点の総括、現状認識、医師確保、民営化、経費削減、今後の方向性


②格差社会の歪みの是正

 自殺者・多重債務者の現状、相談窓口の設置、再チャレンジできる環境整備


③企業誘致の推進

 これまでの実績と評価、本市の強み・弱みの分析、将来像、遊休地の活用

舞鶴市民病院の現状

テーマ:議員活動
Sat, May 27, 2006

昨日、議員協議会が開催され舞鶴市民病院の現状について報告がありました。ある程度予測していたとはいえ、委託先として期待していた京都武田病院との提携は風前の灯火となってきています。


私自身、16億円もの市民の貴重な税金をこの一年間に限って投入することに賛成したものの、先行きの暗さから早期にロスカットすべきだという思いも強まってきました。来週から6月議会が始まります。


以下市民病院の事務局長からの報告内容です。


○現在の入院患者は二名。訪問看護と訪問リハビリテーションを開始。

○田中院長は6月末で退職。7月以降は医師ゼロに。

○民間委託先と考えていた京都武田との交渉は医師確保の目処が立っていないので進んでいない。

○地元医師会に医師派遣を依頼し検討してもらっている。

○本市における療養型病床の重要性は変わらず、地元医師会と連携して「公設民営化」の方向で進めたい。












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保証人って必要?

テーマ:問題意識
Tue, May 23, 2006

昨日、市民の方から「市営住宅の保証人になってくれと知り合いから頼まれてるけど、なんでならんといかんのや?」と聞かれた。


実は、思わず「そんな必要ないですよ。」と答えそうになったが、知り合いの方が市営住宅を借りられなくなると困るので、「保証人になるのであれば、家賃を3ヶ月程度滞納したら市から連絡もらうようにして、保証額に歯止めをかけるようにして下さい。」と返答した。


以前から思っているのだが、市営住宅だけでなく借金に保証人を義務付けるのは、貸す側の強い立場を悪用したエゴではないだろうか。しっかり貸す人を見て問題がなければ貸せばいいし、どうしてもその人が信用できなければ貸さなければいいだけの話だ。


私の周りには本人が借りた訳ではないのに、人間関係から保証人になったばかりに多額の借金を抱えたり、資産を失ったり、夜逃げを余儀なくされてしまった方までいる。現代の不幸の大きな元凶の一つであり、早急に保証人制度自体を廃止すべきだ。実際に借金をした場合のグレーゾーン金利の問題よりも重要性は高いと思う。


税法の絡み等で民間金融機関ではすぐには難しいかもしれないが、少なくとも自治体が主体となる融資や市営住宅の賃貸には保証人を不要にすべきだ。その程度の人や会社を見る目は最低限行政として持っていなければならないし、人間関係上やむを得ず保証人にならざるを得なかった人を、一気に不幸に追い込むことは行政として行うべきではない。

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