2009-11-14 09:17:29
posted by satori-ito
『すべては海になる』が刺さる
テーマ:ブログすごいなぁ。。。
「癒されてね」というコメント。
この言葉だけで癒しになるんですね。
あがとうございます!!

映画を観て、作品について考えるお仕事だから
映画が自分に「問いかけて来る」ことが多いでしょ?
皆さんもそういう「ツボ」な映画ってありませんか?
昨日、試写で見た映画は「ツボ」でね。
来年の1/23ロードショー
『すべては海になる』
「愛のわからないひとへ」
とつけた本棚にお気に入りの愛の本を並べる書店員・夏樹。
物語は彼女が本屋で万引きをしようとした女性を捕まえたことで
動き出すのだけど、その女性の家庭は問題あり。
そこで女性の息子で高校生の光治と出逢う。
ストーリーが進むに連れ、夏樹は静かに空虚に満ちていて
心に空いた穴を、時々、男性との関係で埋めているのが分かる。
「可愛い、必要、って言われると安心するから恋人が必要」
そう光治に話す夏樹。
光治は、母や父のようにごまかして生きるのがキライで
夏樹との出逢いで、抱えている問題を見てみないフリをする
両親と戦って行こうと決心する。
生きるのに不器用な2人の不可思議な関係が
やがて、彼らの世界で大革命を起こすことに……。
佐藤江梨子さんは書店員・夏樹。
柳楽優弥くんはその本屋で万引きした女性の息子・光治。
原作を書いて、今回、脚本、監督を務めたTVディレクターの
山田あかね監督がたまたま試写に立ち会っていて
お話しして、感想を伝えたら本を頂きました。

脚本がとくに際立っていたのです。
演技も構成も素晴らしいんだけど
登場人物の発する言葉や行動が人間らしくて。
いちいち「痛い」と胸に鈍痛が走りながら
失笑してしまう親近感を覚える登場人物達。
ふと思った。
身体が繋がってたら愛?
じゃあ身体が繋がってなくても愛?
血が繋がってたり、夫婦だと無償の愛?
「必要な存在」
「繋がっていたい」
それって本当の愛なのか?
そう映画は訴えてくるわけで。
人の心ほど難しいものはなくて、自分の心だって難しい。
愛ってなんだろうなぁ?
けれど光治のように、どんなに傷つけられても
真実と向き合おうとする姿に「この子好きだ」と思え。
愛って、本来は自分に向けられるものなのかも。
自分の心を愛して裏切らないことなのかも?
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