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■〝未授精卵子凍結”というわたしの人生の選択肢

 

2017年もいよいよ終わり。新しい年が始まります。

わたしの人生の中の今年という一年であった出来事を

を振り返えりさせてください。

 

母が3年前に亡くなり、2年前に東京での息子との二人暮らしが始まり、

落ち着き始めた2017年。

やっと自分のこれからの未来の暮らし方について、深く考える時間の取れた一年でした。

 

8年前に主人を亡くしてからというものの、

1に息子

2に仕事

3に母親(闘病5年)

4に父親、兄夫婦

5にやっと、自分

 

という優先順位をつけてやってきました。

 

主人を亡くしてからの3年は深い闇の中を這いつくばるように、

その後の3年は、やっと両足で立て一歩ずつ一歩ずつ進み、

この2年は一筋の光が見え、

やっとやっと、外の光を感じれるようになりました。

 

専業主婦になるのが夢で

愛する旦那さんの支えになって

一生懸命子育てをして

ささやかな日常の幸せをかみしめながら生きていくのだとばかり思っていた私に

与えられた宿命を、呪いたくないから、、、

 

何故、わたしばかりが、と思うこともあったけれど、

 

泣けば、みんなが優しくしてくれる。

頑張らなくてもいいよ、と声をかけてくれる。

でも。そこに甘えて自分で選んだ選択を、

 

〝運命の飲まれてしまった” だなんて、責任逃れをしたくなかったから。

 

自分のことは後回しに暗闇を進んできました。

 

 

とある調査で、最愛の人を亡くした人のストレス値は、8年の年月を経てやっと、

その前に数値に戻るそうです。

友人に主人の写真を見せれるようになり、

「息子と主人が似すぎていて笑えるんだよ」と笑顔で言えるようになったのも、

ごく最近のことだったりします。

 

そんな私が自分の未来の事を考えるようになったのもつい最近。

 

もう一度、結婚や息子の兄弟を作る選択肢もあるな、と思い始めたのも、つい最近。

 

一人っ子の息子に容赦なく、家族がほしい、弟がほしいと言われているというのもあるのですが(笑)

 

 

そんな私が今年行動を起こした一番の出来事。

 

それは

未授精卵子の凍結です。

 

 

注射針を自分でお腹に刺すなんて恐怖でしかなかったけれど、、

 

何度も何度も婦人科に足を運び、経過を見ながら薬をかえ、、

 

採卵当日、通された小さな部屋で、ピンク色のガウンに着替えながら

ひとり採卵の手術を受けるのはとても心細かったけれど、、

 

それでも、この、

9つの小さな卵を見つめながら、いま言いたいのは、

無事終わったよかったね、わたし。

よく頑張ったね、わたし。

 

■とある日の息子とママの会話

 

シングルマザーの再婚はそんなに簡単なものではありません。。

 

男性が、自分の子供ではない子を愛せるか、

好きになった人の子供を養っていけるだろうか、

父親として導いていけるのか、

悩んでいただけるのはありがたいと思うけれど、

わたしだって同じように、

好きになった人と、子供がうまくやっていけるだろうか、悩むのです。

 

とある日の息子の誕生日。

東京暮らしを始めて、二人でお祝いをしたその日。

産地の名札がついている高級しゃぶしゃぶに連れていきました。

両頬に手をあてて、「頬っぺた、落ちる~」と幸せそうな顔をしてくれた息子の顔は

一生忘れません。

家に戻り、二人用の小さなケーキ。

ろうそくを付けて、一緒に歌ったBirthdayソング。

火を消した後にでてきた言葉が

「なんだか寂しい・・・」

でした。

 

実家では

両親と兄夫婦と大家族に囲まれてきた息子には、今の生活にはどこか寂しさがあっても当たり前なのはわかっていたけれど、衝撃を受けながらも、

勇気を出して聞いてみました。

 

「家族ほしい?」

「うん、パパがほしい。兄弟がほしい。」

 

ずっと言うのを我慢していたのだと思う。

 

ごめんね、と心で泣きながら、

「じゃあ、ママ40歳まで頑張ってみるよ」

そういうと、

「うん、がんばって!」

そう答える息子が純粋すぎて、やっぱり泣けてきました。

 

息子7歳、ママ35歳のとある日の夜でした。

 

 

■子供のため、子供のため、自分のため

 

実は大阪在住の人とお付き合いがはじまったばかりのころでした。

遠距離恋愛ではあったものの、東京出張も多く、順調に愛をはぐくんでいたと思っていました。

子供のこと、わたしのこと、仕事のこと、未来のこと。

話し合ってきていたものの、最終的に「こどもがいなければよかった」と言われたときは

ショックを隠せなかったです。

彼にも彼なりの事情がある。責めてはいません。

こどもの為に結婚をし、新しい家族をつくり、兄弟をつくってあげたい。その想いが先行して

大切なことに蓋をしてきたのは自分自身だったから、肝心な彼の心を聞いてあげれていなかった私にも責任はあるだろうと今は思います。

 

 

夏のセブ島親子留学の際、二人の時間が増えたから、思い切って聞いてみました。

 

「ねぇ?なんでママに結婚してほしいと思うの?」

 

「ん~うんとねー、ママに楽になってほしいから。

ママと僕との間にだれかがいれば、ママ怒らなくなるし、幸せになるんじゃないかな」

 

がまんしたけれど、どうしても涙が溢れちゃって、泣き顔みせると心配するだろうから

息子を思いっきり抱きしめて、

「ありがとう。ママ、ちょっと間違っていたかも。大事なのは、ママとあなたとの関係で、ママが幸せになることがあなたは嬉しいんだね。」

 

子供のため、子供のため、の前に 自分のためにも。

自分が幸せと思えることが、やっぱりこどもには伝わっていくのだと再確認したのでした。

 

 

 

そんな私も

気が付けば、来年37歳。

緩やかに卵巣老化が始まる年齢です。

 

わたしの場合、一人子供がいます。

それはとても素晴らしいことであり、誇りにも思っています。

 

事実婚、シングルファザー、シングルマザー、

結婚しない選択、子供を持たない選択、

どの選択も否定をするつもりもありません。

 

子供が成人し、50歳になってからパートナーをみつけてもよいだろうし、

一生独身でも、それは自分が選んだ道。

相手あってのことに関しては、不確かなことが多いし、実際若いころとは違い、勢いで結婚というわけにはいかず、悩めば悩むほど苦しくなるばかり。

このままが楽だし、いいや、と思う自分と

子供のために、結婚したほうがいいのかな?と思う自分と

振り返ると、出産可能年齢というプレッシャーにも悩まされた一年でした。

 

わたしの場合、

通常の女性とパターンは違いますが、

プレッシャーの種類は一緒です。

 

人生100年 長寿化時代に生きている私たち。

 

男性ひとりが家計を養うことのできるほどの給料を稼ぎ、老後を過ごす貯蓄をするのは難しくなってきました。共働きで生計を立てていかなくてはならない時代に、女性のキャリアやポジションの確立は重要です。

しかし、妊娠できる年齢が延びていることは間違えないけれど、何歳でも出産ができるようにはなりにくい。

 

わたしの場合、どういう未来が待っているかわかりませんが、

考えて考えて、出した答えが卵子凍結でした。

それは、

わたしの人生の選択肢のひとつとして残しておきたかったからです。

 

 

 

 

■未授精卵子凍結の議論

 

実は34歳のときから卵子凍結について興味がありました。

 

業界では3年ほど前から未授精卵子凍結の議論の話題がよく取沙汰されていました。

 

がん治療など医療介入によって性腺機能の低下の可能性を緊急避難的に行う

「医学的適応」は以前から行われていました。

一方、パートナーの不在や、仕事の都合などによる社会的要因で今すぐに子供をつくることができず、加齢などによって性腺機能の低下を来す可能性がある場合に実施する

「社会的適応」の卵子凍結です。

 

この「社会的適応」について

 

日本産科婦人科学会が2015年6月、

「推奨しない」とする発表をしました。

私は、直接のご意見を伺いたく、当時の会長にお会いし、お話しましたが、卵子凍結の妊娠率の低さを考えると、すぐにでも妊娠するのがベスト。との回答でした。

「出産の先送りにつながりかねない」「仕事との両立支援など社会的な対応が重要」との声もあり、医療関係者の間でも賛否が分かれているのが現状です。

 

けれども、

晩婚化を背景に卵子の凍結保存への関心が高まっているのも事実です。

 

 

わたしは来年、37歳になります。

37歳からの卵子の緩やかな老化にともない、今回の決断をした私。

以前にAMH検査(卵巣年齢検査)をした結果は30歳以下。

つまり、産まれ持って卵子の数が多いのが幸いし、

一回の卵子誘発で9個も成熟卵子がとれたのは、やはり幸運であり、原胞卵子の数が多いほど(年齢が若いほど)、

一回で多く取れる可能性が高いです。

 

わたしが検診をうけている横の声で

「4つ卵子が成長したのですが、3つが排卵してしまっています。

今回取れるのは1つですね。」

という会話を聞いてしまいました。

同じように大変な思いをして、取れる数に大きく差が出てしまったこと。

顔も知らない、名前もしらない方の会話でした。

不妊治療も子供ができれば幸せですが、女性の心と身体への負担は相当なものです。

 

友人の話では、いつどう諦めるか、線引きをするか、という決め事をしたと話していました。

年齢なのか、金額なのか、金額は500万までと決めたそうです。

 

■わたしの未授精卵子凍結場合

わたしは日本で3第不妊治療専門の婦人科と言われるX産婦人科へいきました。

まずは電話で診察日の予約。

当日は緊張気味で伺いましたが、新しくきれいなホテルのロビーのような待合室で

診察順番も支払いもすべてシステム化されて、不自由なし。

不妊治療のニーズの高さを感じました。

 

1978年に世界発の体外受精をエドワード博士が成功させ、体外受精が誕生して35年余り。

この間、日本でも20万以上の赤ちゃんが体外受精により誕生しています。

あわせて顕微授精での誕生も20年が経過しました。

日本は世界的にみても、体外受精件数としては世界でもトップクラス。

日本で高齢の方が体外受精が増えている背景としては同じ方が何回も体外受精を受けているということもあげられます。

欧米等の高齢の方や3回以上の反復不成功例には提供卵子のプログラムが確立されているとのこと。つまり、未授精卵子の凍結件数も多いことになります。

 

けれども日本で未授精卵子を使用し、出生した事例が1件。

▼大阪・44歳健康女性、初のケースか

https://mainichi.jp/articles/20160202/ddm/001/100/185000c

 

こちらの婦人科でも過去2件

未授精卵子凍結から受精卵にし、体内に戻し着床を試みた件数は2件。

ひと方は、着床まではできたものの、その後は残念な結果になったそうです。

 

未授精卵子凍結からの妊娠、出産の事例件数が少ない日本にて、現状をどう捉えるか。

それは個々の裁量になります。

しかし、数年前に卵子凍結の方法が変わり、医学は進歩しているのも事実。

わたしは、人生の選択肢を持ちたい。

排卵誘発剤による女性ホルモンバランスに変化に怖くも思いましたが、実行を決意しました。

 

受精卵の質が良好な場合、受精卵を子宮に戻した際の妊娠率は下記です。

医学の進歩により変動はあると思いますが、参考まで

30歳以下・・・35%程度

31~34歳・・・30%程度

35~37歳・・・20%程度

38~39歳・・・15%程度

40歳以上 ・・・10%程度

 

※したがって卵子の生存率および、その後の着床率を考えると最低でも5個以上(できれば10個以上)の未授精卵子を凍結保存しておくことが望ましい。

 

 

■卵子採取までの流れ

まずは、次の生理日まで待ちます。

月経の2日~4日目までに来院。ホルモン値のチェックに問題がなければ、開始。

内服薬に注射を数回。

はじめは病院で打ちますが、その後は自宅にもどり、指定された日時に自分で行います。

※注射の仕方はきちんとレクチャーしてくださいます

注射は自身のへその周りあたりの皮下脂肪へ垂直に針を刺します。

これにはどうも慣れず、ためらい跡もできてしまいました。

でも、思ったほど痛くはなかったです。とても細い針なので。

個人的に血と先端の細いものが苦手ということもありますので、通常の方はきっと大丈夫なのだろうと思います。

 

体調の変化としては、つわりのときのようになると聞いていたのですが、そういった副作用もなかったです。ただ、お腹のほうはさすがに膨れてきて、身体が重くなりました。

 

月経開始から9日~10日くらいに診察。卵子の成長具合をみて、採卵日を決定します。

わたしの場合、成長が遅く、当初想定していた日から3日ほど遅らせて採卵しました。

採卵まえは排卵抑制剤の薬と注射をしました。

 

成長した数は12個、そのうち9個が成熟卵子として採卵できました。

この数としては、とてもよい数字です。

 

採卵の際は静脈麻酔で行ったので、寝ている間に終わりました。

ただ、9個も採るということは、その分は採取針で多く卵巣を刺していることになります。

採取後の回復には、1週間から10日ほどかかり、卵巣の腫れが完全にひくには次の月経がくる2週間~3週間ほどかかります。

排卵誘発剤による副作用の卵巣過剰刺激症候群もなく、無事今に至ります。

 

 

■気になる金額

一番気になることとして、やはり金額かと思います。

 

病院によって差があります。

 

こちらでは

内診、問診、各血液検査で約2万円程

薬、注射費、静脈麻酔代などで約5~8万円程

採取で約20万円程

そして保管料。

年間1本 5万円

1本で最大2個の卵子が同時保管可能とのことですので私の場合5本必要となります。

 

50000×5=250000

年間25万円の保管料が発生します。

 

こちらの婦人科では

卵子凍結可能な年齢の制限は40歳まで

その後45歳まで保管してくださいます。

※婦人科によって違いがあります。

 

わたしは45歳まで8年

250000×8=2000000

2000000+200000+80000+20000=2300000

 

Total費用 230万円

 

 

決して安くない金額です。むしろ高額です。

けれども、40歳を過ぎてから何度も卵子を採取して出産を試みるよりは、

身体的、精神的に負担のない時期での卵子の採取には意味があると思っています。

国内での成功事例の少なさから、未授精卵子凍結での助成金制度が整うのは

まだまだ遠いだろうと感じるところはありますが、

 

思うのが、卵子凍結の保管料。

是非ここは、費用が安くなってほしい、または月額払いが選択できる。など

もう少し若い女性が支払っていけるようになってほしいと願います。

 

 

■最後に

このブログは決して卵子凍結を進めるブログではありません。

 

しかし、女性が自分の人生を歩む上で早いうちに向き合うほうが良い問題であることには間違えありません。

 

女性がキャリアを確立していくのは男性と違い、婦人科系の問題がついて回ります。

毎月の生理痛や気分の浮き沈みに加えストレスが重なると、婦人科系疾患に悩まされる場合も多いです。頑張っている私の友人もとても多い。

だからこそ、自身の身体と向き合い対話できる正しい知識と生活習慣の改め。

ライフプランの設計。

結婚、妊娠、出産に前向きに、何をどう選択していくかを考え、

人によっては私のような卵子凍結という選択肢もあるということを知ることだと思います。

 

 

■来年は

わたし個人的には、

卵子凍結したことにより、卵子の老化というプレッシャーからは解放されました。

もちろん、早く自然に妊娠したほうがよいのは間違えありませんが、

 

これからの未来、

結婚、出産という選択を必ずしもしなければならない。という感情から

 

これからの未来、

結婚も出産もありだし、

海外に住んでみたいという夢も以前からずっとあったので

それもありだし、

もう一度学生に戻り、人生100年時代に備えて

新しいスキルを身につけるというのもあり。

 

 

まずはその一歩として、

1月1カ月間。セブに親子留学をしに行くことになってます。

 

今は

人生を自分で選択していけるという喜びを実感してます。

 

今年の私は、

卵子凍結がきっかけとなりましたが、

結婚、出産にかかわらず、

これからの時代、

年齢はどんどん関係なくなります。

 

子供がある程度手が離れてから、

新しい時代の新しいテクノロジーや

今にあったスキルを習得し、実践していくことのほうが

よっぽど活かされていくはずです。

 

多様な働き方と生き方を、

いつでも、いつからでも始められるということ。

いつだった自分の人生、選択肢だらけだってこと。

 

忘れず、

エイジレスに生きていきましょう。

 

 

2017年もありがとうございました。

 

それではみなさん、よいお年を。

 

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