2012-04-20 11:38:14

田中防衛大臣問責決議案 賛成討論

テーマ:ブログ

佐藤正久オフィシャルブログ ”守るべき人がいる”


田中防衛大臣問責決議案の

賛成討論に立ちました。





自由民主党の佐藤正久です。私は、自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会を代表して、只今議題となりました田中防衛大臣問責決議案に、賛成の立場から討論いたします。

 本院は、昨年12月、一川前防衛大臣の問責決議を行いました。二代続けて防衛大臣の問責決議は、誠に遺憾、こうした事態を招いた野田総理の任命責任は、極めて重い。このことを、まず申し上げます。

 私が田中大臣の問責決議に賛成する理由は、防衛大臣としての基本的知識の欠如、指揮官としての判断力の欠如、そして、政治家としての誠意の欠如の3つであります。

1.基本的知識の欠如

 まず、第一の理由、防衛大臣としての基本的知識の欠如であります。田中大臣は、自衛隊が合憲とされる根拠、武器使用基準、米海兵隊の抑止力の意味、普天間基地や代替施設を沖縄県内に置く理由といった、基本的な知識すら持っていないことが、これまでの言動を通じて明らかになりました。


 私は何度も、田中大臣に対して、委員会で質問に立たせて頂きました。しかし、田中大臣のあまりにお粗末などころか、何も答えられないという状況が、質問の度に繰り返されました。そのため議論の入り口にも達しないか、或いは達したとしても議事録にも残したくないような粗雑な議論に終始しています。一体、この内閣は、国家の防衛を何だと思っているのかと、約27年間、自衛隊員として国に奉職した者として、怒りを通り越し、悲しみ、そして絶望感すら覚えました。


そもそも防衛大臣には、防衛省という行政機関の長という立場と27万人自衛隊の運用組織の指揮官という立場があります。最低限の基本的知識がなければ、指揮官として部隊運用もできなければ国民にも説明できません。今般の北朝鮮弾道ミサイル対処でも、陸海空の部隊展開を自ら命じているのにその法的根拠も知らない。更には落下物の迎撃用PAC3を宮古島と石垣島には配置したものの、その中間の多良間島に配置しなかった、その理由を、多良間村の人口が約1300人と少ないからだという驚愕するようなとんでもない答弁。これでは村民も派遣を命ぜられた隊員もたまったものではない。あなたは防衛大臣としての基本的知識どころか、防衛のイロハもわかっていない。が故に部隊運用にも支障を来し、国民にも誤解や不安を抱かせてしまう。これは誰の目にも明らかですが、あなたは自衛隊の指揮官として全く不適です。

田中大臣は、長年国会議員を務めたにも係わらず、この体たらく、まさに学習能力がないということです。これでは、いくら大臣が、今後はしっかりやると言っても、改善は全く見込めないと言わざるを得ません。

2.判断力の欠如

 第二の理由は、指揮官としての判断力の欠如であります。質問がわからないだけで周章狼狽する人が、国家の危機に際して落ち着いて判断ができるはずがありません。田中大臣に安心して国防を任せられると思う人が果たしているでしょうか。ましてや田中大臣に命を預けてもよいと思う人が果たしているでしょうか。いるはずがありません。

 

 田中大臣があまりに情けない姿を晒し続けるので、一部の方には、あまりいじめたら可哀そうじゃないか、という意見もあるようです。しかし、国家の命運を左右するポストに、誰が見ても明らかに不適格な人が就いているのですから、可哀相なのはむしろ国民であり、いますぐにでも代わってもらわないと困るのです、危ないのです。その不適格者を代えるのが、任命権者である野田総理の責任でもあります。

 

 また今般の北朝鮮弾道ミサイル対処においても、自治体への連絡の遅れは、国民の保護を怠ったことを意味します。実際に宮古島の学校では、テレビ報道でミサイル発射を知り、校内放送を発し、屋外の生徒が慌てて校舎に戻って安全を確保した場面もありました。あれだけ準備しておきながら、本番でのこの体たらく、北朝鮮のミサイル発射も失敗しましたが、野田内閣の危機管理は大失敗です。弾道ミサイルは、発射してわずかな時間で極めて遠方まで飛ぶのですから、できるだけ早く警報を出さないと万一に備えた行動を国民も自治体もとれないのは誰でもわかる道理です。


しかも、米国から早期警戒情報だけでなくイージス艦レーダー情報ももらい、田中大臣ご自身も米軍イージス艦が捕らえたミサイルの弾道を確認している。しっかりダブルチェックしているじゃないですか。しかし田中大臣の国民への周知は、なんと発射から46分後です。米国や韓国は早期にミサイル発射を発表しましたが、田中大臣は米国とほぼ同じ情報を持っているにも係わらず、46分後、この差は何でしょうか。まさに田中大臣の判断力の無さの証左です。あなたは国民の生命を危機にさらしたのも同然です。何度も言いますが田中大臣では無理です。


 また、当初の取り決めでは、ミサイル発射の最初の政府発表は、官房長官が行うはずでした。ところが田中大臣は官房長官と連絡することなく、また官邸が自治体に発信しているエムネット情報の内容も確認することなく、ミサイル発射の記者会見を勝手に開いてしまった。まさに緊要な時期における田中大臣、これはあなたの暴走じゃないですか。結果、政府内は混乱の極み、田中大臣のミサイル発射記者会見から7分経過した後の官邸発自治体向けエムネット情報は、未だミサイル発射を確認中との田中大臣の記者会見を否定するものでした。


 国民への連絡の遅れ、また政府内混乱の主な原因は田中大臣の判断力にあったと断じざるをえません。実際、田中大臣自ら「国民の皆さんに苛立ちの思い、不安を与えてしまったことは大変反省している」と陳謝しています。防衛大臣の責任は極めて重いと言わざるを得ません。あなたは国民の生命を危機にさらしたのも同然です。何度も言いますが田中大臣では無理です。

3.政治家としての誠意の欠如

 第三の理由は、田中大臣は、政治家としての誠意に欠けていることであります。例えば、PKOの緊急撤収計画を「読む必要がある」と答弁しておきながら、次に私が質問したところ「表紙は報告を受けた」と答えました。読むと言っておいて読んでいない、表紙だけ読めばよいという態度で、誠実に職務を果たしていると言えますか。命を懸けている隊員の安全を守るという気持ちがあるのですか。むしろこのありさまで隊員の安全を守る気持ちがあると答えられるはずがないでしょう。


 沖縄問題でも同様です。田中大臣は、埋立許可申請を6月までに行う、年内に着工する、と無神経にもポロリと発言しただけでなく、普天間第二小学校屋上では「ヘリが降りて来るケースはそんなには多いわけじゃないんでしょ?」と全く配慮に欠け、かつ危険除去に真剣に取り組む姿勢が全く感じられない発言をするなど、大臣がいかに仕事を軽く考えているかを示す言動は、数え上げればきりがありません。


 これらは全て、「言い間違え」などで済まされませんよ。ことの本質を探究し諸問題を真面目に考えていないという誠意のなさが、そうした耳を疑うような発言を招いているのです。まずは防衛大臣である前に、政治家としての心構えや仕事の仕方の問題です。


 私は自衛官時代、国会議員時代を通じ、多くの防衛庁長官・防衛大臣を見てきました。しかし、田中大臣のような方は初めてです。不適切な発言が多いというより、適切な発言がほとんどないのです。まさに前代未聞、歴史に残る大臣であることは間違いありません。


野田総理は、「無知の知」という、冗談とも本気ともつかない言葉で田中大臣を弁護されました。野田総理があくまで田中大臣をかばい続けるのであれば、我々の手で、交代を求めるしかありません。これが、田中防衛大臣の問責決議案に賛成する理由であります。


 最後に、今年の東京の桜も散りました。「花は桜木 人は武士」。いにしえより日本民族は、桜の如き潔さを尊んで来ました、田中大臣、ことここに至る前に、潔く自ら身を処されなかったことは、残念の極みであります。」



動画は、参議院のホームページからご覧いただけます。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

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10 ■無題

田中防衛大臣以前に、国政選挙で民主党に投票した知恵遅れ有権者も悪いんですよ。

自衛隊の最高指揮官に、鳩山、菅、野田を。
防衛大臣に、田中を選んだのも国防、軍事、安全保障に無知蒙昧な民主党支持者が選んだ選択です。

9 ■正しい政治

他の方のコメントを拝見し、自衛隊の方々の給与削減について。私の亡き伯父も自衛隊でした。管理職だったんですが、家族で県外に出向いた際、伯父宅(官舎かどうかは子供であった為に知りませんが)は大変手狭な所で驚いた事を記憶します。書き込みの価格がどういった設定か詳細分かりませんが、一式さんの場合を観ても、やはり一線に立って国益を守って下さる方々あっては、誠意が国民に実に伝わってくるのですよ。彼等の大変な仕事なのです。国民は了解してます。そして仕事というより職業なんですよね。職務に対して常に精魂がまっとうされなければ許されない厳しい教育を受けて来ているわけです。国民はその事を十分解ってるわけだから、自衛隊の方々の給料を落として仰る通り、質の低下を招く事のほうが余程怖く、危惧されます。他方、田中のおっさん大臣みたいな人を組閣人事するような無駄に多いだけの議員数を減らす抜本案を問題視するべきではないかと考えます。議員報酬は、ある程度勾配をつけ、勢力的に真摯に対アップして積極的に仕事を取り組まれる実働なさる優秀な議員さんには、調査費等々を加味し2倍でも3倍でも見合った能力給で実質割りにして欲しいという声が多いですよね。仕事もせず、やる気もなく頓珍漢な発言をしたり、国民の民度の認識さえ足りず、震災時に司令とうが階を異なり空洞常態で発揮せず、れんほう さんたらが、襟をワザワザ立てのこのこ国民に対し電波で、節電を呼びかけるような、おちゃらけ議員に愚民扱いされながら無駄に破格な高い報酬を与え続ける必要はないのですよ、馬鹿馬鹿しい。それこそ無駄の削減。ヘリで移動の必要も豪華な椅子の必要もないに決まってます。彼等は国民から厳選された任を果たす為に国民権威を預かったに過ぎない自らの立ち位置を忘れ、常日頃より認識が余りに稚劣で欠け国民を反目させている事実に自覚が無さすぎる事が顕著じゃないですか。国益の為にこういう部分も広く世論調査をいただき、民意を統括した民主政治を新たに是非、検討の機会を願います。日本は橋龍の時、既に自民党政権は完全に終わっていたかと感じてます。バブルから世界恐慌への境界線で余りに判断が甘く、20年来、権威の暴走・教育現場崩壊・地方自治の体たらくの様相は逆コースを歴然と国民に肌で感じさせてます。アメリカの弱体化、日本の位置、自衛隊の給料はネックで見落とせないと実感します。憲法無効。

8 ■花は桜木 人は武士

最後の一語にじんと来た国民かは多かった事でしょう。魂の言葉が佐藤議員の登壇で国民の悔しさ情けなさに溜まり続けた思いをなびかせました。国会議員も地方議員も知事も市長も町長も村長も国民意識を国民と一律に真摯に共有できる人間がリーダーシップを取らなければならない!不適切なら自ら説明責任を速やかに果たし、国家国民の為、責めても自ら身を潔く引くのが残されたたった一つの人の道。認識不足で人災に貶めかねない多大な不安と迷惑を犯した事を平に伏し、ニッポン文化恥を知りて最後くらいは人間らしい判断をすべしと、温情をかけて、よくぞ諭してくれました。佐藤正久議員は誉れ高きニッポン人。これからの日本は左翼市民や市民運動家や宇宙人に魂を売った者に、遥か地球の彼方から地球星を確認しながら日本の在り方を模索するような、万国共通前代未聞世界諸外国何処にも見ない国連人道目線で政治をする世界じゅうからの道化政治笑われ者から速攻脱却せねばなりません。主導権は全員活力ある正気のニッポン人に限ります。国民主権の国ですから。我が国の現状を脇に置いて、震災の復興も国民生活も困窮の極みの最中にして、日本ユネスコ協会の金持ってチャイナのアグネスが偽善者として出掛けたとか。何処にそんなアホらしい国があるのでしょう。大体日本ユネスコは学校にも提携し官・公・報の裏道で不明金がありビルを建て信頼失墜震災にも国民の義援金届かず。この国の議員やリーダーは政治を私物化利権に回し陰謀を図る偽善者としてしか今や国民には見られてないほど事がバレました。あの日、天空を向けて銃口が構えられ小学校周辺に自衛隊車が充備された事実を国民はハラハラして見守りました。イザいうとき無能の介入で状況を数倍混乱させ常識的判断をかいた様子、説明にならない説明への更なる不安と怒りを感じ耐える国民。国民は誰も納得してないと思います。全ての状況の異常さ異変を。

7 ■民主にこれ以上何も言うことはないです

民主党を支持した自分が恥ずかしいですね。もはや一刻も速く政権交代をして佐藤隊長が防衛大臣になるべきです。

6 ■無題

田中直紀に一言・・・

もうコーヒー飲んでいいぞ

しかしなんで田中や前田は自分の間違いを認めないのか・・・

野田内閣(輿石内閣)は自民党が手を貸さないと何もできない政党

大臣でいられるはずがないのはわかってるくせに、見苦しいんだよ

まぁこのメンバーを最強って言って早期に2度の内閣改造はもう誰が入っても終わりだろう

野田終了

5 ■総選挙やりましょう。

まあ、彼が早い時期に自民党から離れてくれたことはよかった。。女房も。。
方や防衛省で方や外務省で。。大臣の器ではないというより、政権政党としてなっていませんね。

4 ■無題

議員の歳費削減も、ほんのちょっと、
すずめの涙程度、自衛隊の給料削減は、
苦しい生活が更に苦しくなるような位。
勤続20年で、個人的な積み立ても
せず、手取り24万円。多いのか少ないのか…、
彼らはそれを承知の上で志願してきた、
と言えばそれで終了ですが、
現場では、
モチベーションは下がるだろうし、
事故も起きるかもしれないですよね。

国会が選挙で当選するための、パフォーマンスに
見えてしまいます。みんな信用できない…
隊長は良い方向に変えてくれると、信じています。

3 ■もうかわいそうで見てられません(笑)

早く楽にしてあげてくださいませ。なんか弱い者いじめしてるみたいであんまり良く思えません。

石原都知事の投げかけで尖閣に対する日本の世論は大きく動きそうです。ここが正念場ですんで、かんばってください。

2 ■追伸

本会議の国旗に一礼をしない議員の多さ、今さら誰からとやかく言われるまでもなく一礼くらい自発的に行ってもらいたいですね。
あれも国会が国家・国民から離れてしまってる原因の一つかと思います。

1 ■お疲れ様でした

問責、無事に可決しましたね
しかしあの民主党議員による問責反対の内容は何だったんでしょう? まるで罰ゲームに参加して何がなんでも反対と言い続ける人みたいな感じがしました。前田大臣への問責にあたっては問責の理由についての反対は全く無し、ほんと次に続く人材の無さが表れてるんですね。
可決後は議員のみなさんが本会議から退席されましたが、それは問責が可決したんだから当然の事。後は各委員会に問責大臣が出席する質疑には出席さないだけですね。
早く総理には内閣改造を行ってもらって、国会が日本の為の正常な議論に入れるようになる事を願います。

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