【小4娘子育て】子どもと一緒にモノ作りするときのコツは2つ。これで達成感が全然違う。 | 低学年との信頼関係の作り方:学童保育支援員さとさん

低学年との信頼関係の作り方:学童保育支援員さとさん

学童保育18年ベテラン指導員さとさんが学童保育生活向上のためのスキル・テクニックを実践する中で確信している小学低学年の子どもとの信頼関係の作り方をお伝えします。

● 子どもと一緒にモノ作りするときのコツは2つ。これで達成感が全然違う。

こんばんは、さとさんこと高島です。

年末に小4娘と、こふじ(飼っている犬)の小屋の小屋づくりをした。

山陰の冬は寒いから、犬小屋の周りを囲うように作る。

あるお店からいただいた木材を使って、スタート!



私も小屋を作るのは、ほぼ初めて。

初心者ふたりで、どうなるか…



結局、朝から初めて、夕方の5時くらいまでかかった。



のこぎりで木材を切る作業のほとんどは、小4娘が担当。

くぎ打ちは、力のいるところが多いので、私が担当。

思いのほか、デカくなったから、途中ホームセンターいない春日店(島根県松江市春日町630)に木材と釘の調達も。

少し、木材が足りなかったけど、風よけには十分。

娘も大満足だった。

物を作ることが大好きな小4娘。

【子どもと何か一緒に作るときに、付き合う大人としての2つのコツ】

特にパパになるのかなー。

学童保育の指導員も、これするといいよー!!

1.極力、手を出さないこと。

道具の使い方は、ちゃんと教える。

具体的には、こんな感じ。

木材を切るときには、切る場所を鉛筆で書く。

これも、もちろん小4娘に書かせる。

指金を使いかたを説明してね。

のこぎりを使って切るのも、最後まで手を出さない。

ただし、のこぎりの使い方、どういうところで切るといいかは教えます。

ざっくりとね。

危険な使い方にならない程度に。

そのあとは、娘にやらせる。

私がしているのは、木材の上に座って、木材を押さえてる。

あとは、「がんばれー!」「できる!」「疲れたねー。ちょっと休む?」「よし、いこう!」って、前向きな口出し。

2.小4娘が作るのを、私が手伝っている感じにする。

実際には、小4娘ではできないことが出てきてら、小4娘に提案して了解を取る。

釘もね、金槌持つのに力がいるんだけど、上手くたたかないと、ドンドン釘が曲がる。

2人ともへたくそ。

これ以上やっていると、モチベーション下がるなーっていうラインまで来た。

さと 「釘は、力がいるから、おとうがしようか?できるところは、やってもらうから」

小4娘「わかった。だったら、わたしが切る担当する。」

さと 「そうしようか!」

小屋づくりの進行を、大人が主導しないこと。

あくまで、大人が手伝うスタンスにもっていく。

最短距離で完成を目指さない。

最悪、失敗してもいいという選択肢を持っていること。



すると、こういう達成感が得られるんだなー。

夜ご飯の時も、ずーっと満足そうだった。

小4娘「できたねー」

ってね。

私の子育ての中には、学童で積み上げてきた経験をいかして、実践していることもたくさんある。

そんなことも、ランチ会では話しようかな。


子どものこころのコーチング協会