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2012-02-02 11:23:34

体得すること-身体で覚えること-

テーマ:ブログ

今週は、毎日のように今年最高ん冷え込みが続き、春遠からじの感がします。先週、さとえ学園小学校では、3年生と4年生がスキー教室に行きました。行先は、群馬県の「オグナ武尊スキー場」でした。そのことを踏まえて、今日んの全校朝礼では「身体で覚えること」について話をしました。以下が、そのお話の原稿です。


さとえ学園小学校 全校朝礼 2012.2.2
お早うございます。
 先週は、3年生と4年生の皆さんが「スキー教室」に行ってきましたね。
私も、3年生の皆さんと一緒に2泊3日の合宿をしてきました。スキーというスポーツは冬の代表的なスポーツで、その技術の習得には大変難しいものがあります。だからこそ、取り組み甲斐、遣り甲斐もあるというものですが、一緒に行った3年生の皆さんの中には、初めてスキーの板を履いたという人もいて、最初の日は、スキーを履いて歩くこともできないという悲惨な(?)状態でした。ところが、スキー合宿の3日目には、そんな人たちもリフトに乗り、上の斜面からスイスイと一人一人が滑って降りてこれるようになったのです。本当に、皆さんの年齢の時代には、こうした体得(身体で覚えていく)していくという、技術の身につけ方は物凄いものがあると今さらながら感じることができました。
 そうして、もう1つ。先生は、このさとえ学園小学校のスキー教室に参加するまで20年以上のブランク(やっていなかった期間)があったのですが、恐る恐る滑ってみると、どうにか滑ることができたのです。ですから、こうしたスポーツは、頭で考えることではなく、つまり理屈ではなく、身体で覚えるということ、身につけた技術がいつになっても発揮できるということだと思います。つまり、スキーを滑る(自転車に乗るのも同じですね)という技術は、その人の身体のどこかに記憶が残っていて、実際の場面になると、それを次第に思い出すことができるということが証明できたのです。
 ですから、皆さんも私たちの身の回りにある多くのスポーツをできるだけ沢山、小さい年齢のときに経験しておくことが大切なんだなとつくづく思うのです。
 いつも言っているように、なにごとをやるにも健全で逞しい身体を創ることが出発点です。皆さんもこのさとえ学園小学校の時代に、沢山身体を動かして色々なスポーツにチャレンジしてほしいと思っています。以前にもお話ししたように、「健全な精神は健全な身体に宿る。(A sound mind in a sound body)」というのですよ。
 これで今日の話は終わりにします。

2012-01-12 08:45:03

絆-平成23年 今年の漢字-

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今日はこの冬一番の冷え込みになっています。でも、さとえ学園小学校の子どもたちはとても元気。半ズボンに半袖の体操着の子どももいます。今年初めての全校朝礼では平成23年の「今年の漢字」に選ばれた「絆」の話しをしました。以下が、その話の草稿です。


さとえ学園小学校 全校朝礼 2012.1.12
お早うございます。
毎年、日本漢字能力検定協会が募集する「今年の漢字」というものがあります。
さとえ学園の5年生が校外学習で訪れているお寺の1つである、京都の清水寺で、住職である貫主(かんじゅ・かんず、と読みます)-昨年は、森 清範氏でした-によって書き出されることになっています。
 昨年の暮れの12月12日発表された「今年の1年」を表す「漢字」が何だったか知っている人はいますか?
 そう、よく覚えていましたね。その1字は、「絆」という漢字でした。
「絆」という漢字はもともと馬や犬、鷹などをつなぎとめる「綱」のことだそうですが、それが「離れがたい感情・気持ち」といった「人と人のつながり」に広がったということです。
 昨年3.11の「東日本大震災」をうけて、日本や日本人が、つい忘れようとしていた仲間との助け合いや支え合いを見直し、多くの人々が仲間との繋がりを感じることになりました。全国各地から、また世界の各地からまさにボランティアで、被災地のがれきの片づけや、地域の整備の汚れ仕事という仕事に駆けつけました。被災地の復旧・復興を願う多くの人々が手を差し伸べた1年でした。
 福島・宮城・岩手の東北3県を始めとする被災地の復旧・復興はまだまだ時間がかかるものと思いますし、福島第1原発事故のこれからもまだまだ心配な状況です。
私たちは、今なお、不自由な生活やもともと暮らしていた地域から離れたところで生活を続けている人々が沢山まだいることを決して忘れてはいけないと感じています。 始業式の日にも言いましたが、みなさんも新年の初めにあたり、被災地の学校で不自由な環境の中でも真剣な学びを続けている多くの仲子どもたち、小学生や中学生が沢山いることを忘れないでほしいと思っています。
 「絆」という漢字には、これからの日本人が大切にしていくべき「心の在り方」を象徴しているような気がしています。みなさんが毎日の生活を何不自由なく送ることができるのも、本当に沢山の人々とつながって、生きているからこそなのです。皆さんの着ている洋服や毎日食べている食べ物も直接見ることはない、多くの人々が働いて創りだしたものです。このこともしっかりと覚えておいて欲しいと思っています。
 今日の話はこれで終わりにします。

2011-12-15 08:42:43

最後まで大切に使うこと-エコな生活-

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季節は巡り、もうすっかり冬の寒さになりました。さとえ学園小学校では、3年生にインフルエンザが流行しだしてきています。もう少しで2学期も終わるので、子どもたちには頑張ってほしいと思っています。さて、今週の全校朝礼は年内最後の朝礼でした。昨日行われた第2学期保護者会でも申し上げた「忘れ物」「落し物」の多さに驚いています。そこで、今日の全校朝礼では「最後まで大切に使うことの大切さ」について、子どもたちに話をしました。以下が、その話の草稿です。


さとえ学園小学校 全校朝礼 2011.12.15
お早うございます。
 今年のノーベル平和賞は、アフリカで女性の人権解放やその国の平和と民主主義の為に活動している3名の女性の方々に与えられました。
 リベリア大統領であるエレン・サーリーフさん、同じくリベリアのリーマ・ボウイーさん、イエメンのタワックル・カルマンさんの3名です。いずれも、アフリカのまだまだこれから発展していくだろうという国々で活躍している方々です。

 アフリカの女性活動家と言えば、2004年度のノーベル平和賞を受賞したケニアのワンガリ・モータイさんという方がいます。残念なことに今年の9月に亡くなりましたが、日本にも訪れたことのある、この環境保護活動家は、日本語の「もったいない」という言葉をとても良い言葉-エコロジカルな考え方-ということで大きく取り上げ、新聞やニュースでも大きく取り上げられ、有名になりました。
 自分の使うものを大切にするということは、私たちがすぐにでもできる「エコな生活」なのですが、皆さんはどうですか?
 話は少しそれますが、外出して急に雨に降られた時に便利なものに「ビニール傘」がありますね。このビニール傘、今でこそ数百円(百円ショップ)で買えるのですが、この傘が最先端ファッションとして社会に出てきた1960年代には何と、1800円~2800円の値段がついていたのです。(2011年10月8日朝日新聞)
 ビニール傘は電車やバスなどで忘れられる、落し物ナンバーワン-2010年度警視庁に届けられた傘は38万本、現れた落とし主は1813人!!-のものなのですが、もし今もビニール傘がこの値段であればどうでしょうか。モータイさんではありませんが、「もったいない」という気持ちが起こるのではないでしょうか。

 でも実はお金の高い安いではないのですね。私たちはもう一度自分たちの使っているものを大事する、という気持ちを見直す必要がありそうです。
 ボーノ前のセントロ、水族館の壁につけて置かれている長机には、皆さんたちの落し物が山盛りに積まれています。これを毎日見る度に先生は皆さんは「自分のものを大事に使っているのかな?」と「はてな?}と思うのです。山積みにされた落し物たちは、きっと落とし主が現れるのを今か今かと待っていると思います。是非とももう一度自分の落としたものがないかどうか、確認してほしいなと思っています。私たちができる「環境にとって良い暮らし方」その第一歩が「使っているものを大切にする」「自分のものを最後まで大切に使う」ということだと先生は思っています。
 今日の話はこれで終わりにします。
 



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