長津田に視察に赴くたびに、5000系の6扉車組み込み編成が減っているという印象がありました。
これはもう6扉車組み込み編成は絶滅したのでは…と思っていたら、2編成に遭遇することができました。
 
まずは第10編成・5110F。
 
170212_143427.jpg
5010のご尊顔
 
先頭部には、「6doors」マークが今なお健在。これこそ、6扉車組み込み編成であることの証です。
 
170212_143440.jpg
5010のマーク接写
 
現在の6扉車組み込み編成は、1編成当たり3両、4・5・8号車に6扉車が組み込まれています。以前は1編成当たり2両(5・8号車)だったのですが、その後3両に増やされました。
こちらは8号車の5810。
 
170212_143518_ed.jpg
6か所のドアも見納めに?
 
この光景ももうすぐ見られなくなります。
 
以上は第10編成ですが、もう1編成にも出会うことができました。それが第5編成(5105F)。
 
170212_131809_ed.jpg
5005にも「6doors」マークがある
 
実はこの編成を長津田駅で見て、急遽下りホームに出たのですが、発車間際だったので乗り込みました。そこでつきみ野駅で先頭部を撮影しようとしたものの、メトロ8000系に逆被りされてしまったというオチでして(^_^;)
 
その折り返しをつきみ野駅ホーム渋谷方で迎撃した写真がこちら↓
 
170212_132625_ed.jpg
5105にもマークが
 
こちらが、6扉車が2両つらなる部分です。これだけの間隔で扉が並んでいると、なかなか壮観ではあります。
 
170212_132638_ed.jpg
5405+5505のサイドビュー
 
こちらは8号車の5805↓
 
170212_130815_ed.jpg
5805
 
多扉車は淘汰される傾向にあります。
既に山手線・埼京線・京浜東北線からは放逐されて久しく、横浜線でも姿を消しています。今残っているのは田園都市線5000系の他にはメトロ日比谷線03系、東武20050系、JRE231系(中央総武緩行線用)、京阪5000系しかありませんが、いずれも置き換えが決定しており、数年後に姿を消すことが決まっています。
東急の6扉車も、恐らく平成28年度、今年3月までの命でしょう。登場の経緯が経緯だけに、鉄道趣味界でも惜しまれてはいないようですが。
 
◇関連記事