かねてから噂にはのぼっていましたが、東急田園都市線(旧新玉川線)・東京メトロ半蔵門線の渋谷駅(※)が、副都心線の開業を前に、来る12月2日(日曜日)から、東急の管理に戻されることになりました(公式リリースは こちら  ←PDFファイルです)。


※ 本記事においては、上記の渋谷駅を単に「渋谷駅」ということにします。


この駅は、昭和52(1977)年4月7日に開業したのですが、このときは営団(当時)半蔵門線が未開業だったことから、東急の管理駅として発足しました。同じ東急の管理駅とはいえ、東横線の渋谷駅とは明らかに雰囲気が異なっていました。それは、券売機で売っている切符の地色(東横線はピンク、新玉川線は青だった)のほかに、駅の配色がありました。

その他の旧新玉川線区間の各駅は、駅ごとにイメージカラーがあって、そのイメージカラーのタイルが、出入口に近づくにつれて太くなっていくというデザインになっていたのですが、渋谷駅はこれらとは一線を画していて、


白地に紫


になっていたのですよ。

そう、紫色といえば半蔵門線のラインカラーですね。

つまり、このとき既に、渋谷駅は営団の管理駅になることが運命づけられていました。


営団への移管は、半蔵門線が青山一丁目まで開業した昭和53(1978)年の8月に行われ、このときから東急の社員ではなく営団の社員が駅業務に当たることになります。


この体制は最近まで続いていたのですが…。


平成16(2004)年4月から、営団は東京メトロに組織変更され、駅の案内表示なども、それまでの「営団スタイル」から、「メトロスタイル」というべき新しいものに取り替えられていきます。

ところが、東京メトロへの組織変更後も、渋谷駅の案内表示その他は取り替えられることはなく、依然として営団スタイルを色濃く残す駅として、愛好家の注目を集め始めました。


そして、東横線渋谷駅の地下化及び副都心線への乗り入れが明らかになると、果たして東横線渋谷駅の管理の主体は東急と東京メトロのいずれになるのかが、愛好家の注目の的となります。「渋谷は東急の原点。そこを自社管理でなくするとは考えられない」「いや、経営はメンツや歴史ではない。効率が大事なのだから、他社に管理を任すのもあり得るのでは」といった意見が交わされたりもします。

今年は、メトロ発足から3年経過しますが、それでも渋谷駅の案内表示がメトロスタイルに衣替えすることはありませんでした。そのため、管理人もあるいは…と思っていたのですが、遂に公式リリースが出ました。


これで、東京メトロの管理駅は銀座線渋谷駅だけになり、東急が田園都市線・東横線双方を管理するということになるのでしょう。

できれば管理人も、12月1日と2日に行って確かめてきたいのですが、同業者がたくさん出ますかねえ…?


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