2005年07月20日(水) 22時44分26秒

堂々公開!「【極個人的】伊坂幸太郎ランキング」

テーマ:特別企画「伊坂本ランキング」

つながい★かすみ さんが素晴らしいランキング を公開してから、早2ヶ月。
ようやくにして「【流石奇屋版】伊坂幸太郎ランキング」を堂々公開いたします。

・・・・

・・・・

の前に、やっぱり「非難からの避難」と「自身の自信」を目的に、「前置き」してみたいと思います。

◆長い前置き
このランキングを設定するにあたって、(私は、伊坂本にどんな期待をしているのか?)と考えてみました。
そこで、考えついた指標は全部で4つ。

①ストーリ性
==>とにかく話が面白いということ。
②ぐいぐい
==>本を開いた瞬間から至福の時間が経過し、そんな時間すら忘れてしまうということ。
(①のストーリ性との違いは、「深さ」と「速さ」)
③読了感
==>読み終わった後に、何か残るということ。
④キャラクタ
==>登場人物が愛すべきキャラクターであること。共感を得ても良し。

と、並べて見て気がついたのは、これら指標は

「私(流石奇屋ヒット)が、(伊坂本に限らず)一般的に本を評価する時に考えているモノと同じである」

ということです。(もちろんそれぞれのジャンルに特化した指標(ミステリーなら「トリック」など)はありますが、一般化すると上記4つだったりします)

じゃぁ、せっかくの書評の間なので「読前感想」での指標も乗せてしまおうと思い。以下を追加しました。

⑤装丁
==>本のデザイン。色使い。サイズもこの際含めます。

で、伊坂本的要素を再整理し、点数配分をしてみました。

①ストーリ性:10点満点
②ぐいぐい:10点満点
③読了感:10点満点
④キャラクタ

 ④-1:インパクト:5点満点
 ④-2:バラエティ:5点満点
⑤装丁:3点満点

④を【インパクト】と【バラエティ】に分けました。
【インパクト】は、一人でも、愛すべき個性をもったキャラクタが存在するかを評価します。
【バラエティ】は、それぞれのキャラクタがそれぞれの持ち味を存分に発揮しているかを評価します。
以前、「アヒルと鴨の~」の書評にて、こんなことを書いてます。

以下、
「アヒルと鴨のコインロッカー」 の書評 より

だいたいにして伊坂本は、
・極めて普通の人達(大抵は狂言回しとなる役)
・極めて強烈な人達(大抵は普通の人達を振り回す役)
・極めて達観の人達(大抵は物語の謎を解くことを許される役)
・極めて風景な人達(大抵は前半に登場し、後半にちょっとだけ役割を持つ役)
・圧倒的に悪い人達(大抵は最初から悪い印象を与え、最後まで悪い役)
が登場しますが、本書も漏らさず登場し、それぞれの役割を完全にこなします。
そして、漏らさず収束します。


このバラエティにとんだ登場人物が、少なからず伊坂本の魅力を引き上げていると思います。

ということで、それぞれの作品に、誠に勝手ながら、上記点数をつけさせていただき、その順序をランキングすることとします。



◆【極個人的】伊坂幸太郎ランキング本文
前口上は、この機会を与えてくださった、親愛なるつながい★かすみさんに敬意を評し、同じ文言を流石奇屋バージョンでお届けいたします。では。

・・・

というわけで、「陽気なギャングが地球を回す」から始まった、私の伊坂幸太郎熱ですが、「死神の精度」をもって、既刊本読了という節目を迎えましたので、ここで今後の伊坂さんのより一層の活躍を期待しつつ、伊坂幸太郎ランキング。


第1位:「重力ピエロ」
91点(100点換算)

伊坂 幸太郎
重力ピエロ
ストーリ・読了感で堂々トップ。
やっぱり泉水と春(とその父親)の関係には既視感を感じます。

第2位:「陽気なギャングが地球を回す」
86点(100点換算)

伊坂 幸太郎
陽気なギャングが地球を回す
つながいさんが最初に読んだのが「オーデュボン~」なら、私の初伊坂はこの「陽気なギャング~」なのです。やっぱり最初に読んだのは上位に来ちゃいますという例です。
ぐいぐい・キャラクタ(バラエティ)部門でトップ。
銀行強盗しながら演説ってありえない設定ですが、小気味良すぎです。

第3位:「グラスホッパー」
84点(100点換算)


伊坂 幸太郎
グラスホッパー
ストーリ・読了・ぐいぐいが高得点ではありますが、実は、「槿一家」がポイントだったりします。


第4位:「アヒルと鴨のコインロッカー」
81点(100点換算)

第5位:「チルドレン」
79点(100点換算)

6位:「ラッシュライフ」
70点(100点換算)

第7位:「死神の精度」
67点(100点換算)

第8位:「オーデュボンの祈り」
63点(100点換算)

その他一言:
「チルドレン」に関しては、そのときの書評にて「最高傑作」とまで豪語したものの、5位に甘んじてしまいました。どうもすみません。でもキャラクタ【インパクト】部門は、単独1位だったりします。もちろん陣内。
でも、やっぱり長編・書き下ろしものがいいということでしょうか?

ちなみに、同様の点数評価を何冊か試してみましたが、普段読んでいる本で「面白い」と思うものでも、100点換算で60点程度なわけで、ハイレベルなランキングということです。
(モノによっては、20点代とかもあります。どの本かは口が裂けても言えませんが。)


◆参考:詳細資料(念のため、ちゃんとやりましたってことの証明)


「重力ピエロ」
;ストーリ性=10
;ぐいぐい=9
;読了感=10
;キャラクタ【インパクト】=4
;キャラクタ【バラエティ】=4
;装丁=2
;合計=90.6976744186046

「陽気なギャングが地球を回す」
;ストーリ性=7
;ぐいぐい=10
;読了感=8
;キャラクタ【インパクト】=4
;キャラクタ【バラエティ】=5
;装丁=3
;合計=86.046511627907

「グラスホッパー」
;ストーリ性=9
;ぐいぐい=8
;読了感=8
;キャラクタ【インパクト】=3
;キャラクタ【バラエティ】=5
;装丁=3
;合計=83.7209302325581

「アヒルと鴨のコインロッカー」
;ストーリ性=10
;ぐいぐい=7
;読了感=7
;キャラクタ【インパクト】=3
;キャラクタ【バラエティ】=5
;装丁=3
;合計=81.3953488372093

「チルドレン」
;ストーリ性=8
;ぐいぐい=8
;読了感=8
;キャラクタ【インパクト】=5
;キャラクタ【バラエティ】=4
;装丁=1
;合計=79.0697674418605

「ラッシュライフ」
;ストーリ性=8
;ぐいぐい=7
;読了感=7
;キャラクタ【インパクト】=3
;キャラクタ【バラエティ】=4
;装丁=1
;合計=69.7674418604651

「死神の精度」
;ストーリ性=8
;ぐいぐい=7
;読了感=6
;キャラクタ【インパクト】=4
;キャラクタ【バラエティ】=2
;装丁=2
;合計=67.4418604651163

「オーデュボンの祈り」
;ストーリ性=7
;ぐいぐい=7
;読了感=6
;キャラクタ【インパクト】=3
;キャラクタ【バラエティ】=3
;装丁=1
;合計=62.7906976744186

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