2007年02月24日(土) 01時22分21秒

「文学賞メッタ斬り!!リターンズ」 大森望 豊崎由美 2007-028

テーマ:★読後感想:作家別【その他】

「文学賞メッタ斬り!!リターンズ」読了しました。
前作「文学賞メッタ斬り!」 の読後感想でも述べているとおり、この著者のお2人、個人的には相当信頼できる書評をしています。
ということで、いろんなことを勉強させてもらいました。

amazonリンク

大森 望, 豊崎 由美
文学賞メッタ斬り!リターンズ
出版元
PARCO出版
初版刊行年月
2006/08
著者/編者
大森望 豊崎由美
総評
20点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:1点 
読了感:3点 
ぐいぐい:3点 
キャラ立ち:5点 
意外性:4点 
装丁:4点

あらすじ
2004年刊の第2弾。メッタ斬りコンビが帰ってきた! 文学賞に喝! さらに賑わう文学賞界隈を、ますます冴えた刃で徹底論破。第1回メッタ斬り!大賞の発表や最新受賞作全採点「文学賞の値うち」付き。<<Amazonより抜粋>>



数多ある文学賞の選評を書評していたり、文学賞受賞の作品を改めて著者の観点で再評価している本です。
ちなみにそんな本を図書館で借りた上に、読後感想なんぞ書き連ねる、わたしって何でしょうかね?

ま、いいか・・・

今回も面白かったのはROUND2「’04~’06、三年分の選評、選考委員を斬る!」。
相変わらず、適当な選評ですね。
まともに読んでないので、支離滅裂な選評になっています。
その辺りを、タイトルの通り「メッタ斬り」するわけでして、ホント、この本は面白いです。
(特に常連となった渡辺淳一氏への斬り方は秀逸)

また、そんな選考委員が選んだ賞を受賞することが、作家自身のステータスになったりするという不思議な文壇の世界もあり、それで潤う出版界があったりするので、普通に考えると(この本、よく出版できるよな~)と、「表現の自由」を尊敬しちゃったりしました。

その他の章(ROUND)も面白どころ満載で、積読されている方は、一喜一憂しちゃってください。
「アノ愛する本が、メッタ斬りにされる」とかあったら、メッケものです。
ちなみに、私は本多氏の「真夜中の5分前」が酷評されているのを読んで、その酷さにちょっと引きつつ、あまりにも的を得ているのでちょっとほくそえんでしまいました

巻末にある「作品や作家別の索引一覧から、お気に入りの作家さんや作品を探し出して、なんて書いてあるか読んでみる」という楽しみ方がオススメです。
大体的を得ているのにはビックリでした。

ということで、そんな流れの中、個人的に、本書を借り出す目的のもう一つにあるのが、掘り出し物を見つけることです。
前述しましたが、お2人(特に豊崎氏)が高い評価をした作品を知ることで、より良い作品にめぐり合おうという魂胆です。

巻末にある点数表で、豊崎氏が比較的点数を高くしていた作品群はこちら。
「ららら科学の子」矢作俊彦
「半島」松浦寿輝
「雪沼とその周辺」堀江敏幸
「シンセミア(上・下)」阿部和重
「金毘羅」笙野頼子

あと、中原昌也さんも逆の意味で注目の作家さんです。

この辺りは借り出し候補ですね。

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