2007年01月29日(月) 21時45分49秒

「零崎軋識の人間ノック」 西尾維新 2007-016

テーマ:--西尾維新
戯言シリーズの補完的・外伝的作品「人間シリーズ」の2作目。
西尾維新氏「零崎軋識の人間ノック」読了しました。

相変わらずのリーダビリティーの良さです。
軽~く土日で読めちゃいますね。

amazonリンク

西尾 維新, take
零崎軋識の人間ノック
出版元
講談社ノベルズ
初版刊行年月
2006/10
著者/編者
西尾維新
総評
23点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:3点 
読了感:3点 
ぐいぐい:5点 
キャラ立ち:5点 
意外性:3点 
装丁:4点

あらすじ
「零崎一賊」―それは“殺し名”の第三位に列せられる殺人鬼の一族。二つの通り名を持ち、釘バット“愚神礼賛”ことシームレスバイアスの使い手、零崎軋識。次から次へと現れる“殺し名”の精鋭たち。そしてその死闘の行く末にあるものは一体!?新青春エンタの最前線がここにある。<<Amazonより抜粋>>



「狙撃手襲来」「竹取山決戦(前半戦・後半戦)」「請負人伝説」の3編が所収されています。
基本的にはタイトルにあるとおり零崎軋識を主人公とした物語ですが、一方で零崎軋識を媒介にした「戯言シリーズ」のサブキャラの過去の物語とも言えなくもありません。

(あ~、こういう活躍をしていたのね~(萩原子荻))とか、(うぉぉ~、こんなキャラだったのね~(暴君))とか。

「戯言シリーズ」を完全読破された方には、とても面白い作品であろうと思います。
裏を返せば、同シリーズを読まないと、面白さは半減、いや相当落ちてしまうのも事実です。

いわゆる西尾維新氏特有の読み易さに加えて、戯言シリーズのサブキャラ達(簡単にお亡くなりになってしまったキャラクター達を含む)が、過去という時間軸の中で暴れまくります。

この世界観、簡単に言ってしまえば、中後期の戯言シリーズにも見られる「あり得ない状況に対して、あり得ないやり方で応じる、あり得ない世界の物語」なわけですが、この”あり得なさ”がなんとも「週刊ジャンプ」的に面白いのですね。

だって「殺し名」「呪い名」から始まり、1km離れたところから狙撃しようした相手に鉛のバットで応戦とかですからね。

ま、何度も言いますが「戯言シリーズ」を読んでさえいれば、何の抵抗もなく入り込める(そして、相応に楽しめる)世界ですので、良いとは思いますが、いきなり本書を手にした方がいるのであれば、とても同情すらできないくらいに、可哀想だと思ってしまいます。

個人的に面白かったのは「請負人伝説」(あの「請負人」です)

どのようにしてこの指令を完遂するか?、そして
どのようにしてあの危機的状況を回避するか?

「あり得ない」こと満載で、キャラ立ちの凄さに加え、単純に楽しめます
ここまでくると、主人公は、もはや零崎軋識ではなかったりします。

十分に「戯言シリーズ」を補完するに値する作品でありました。

P・S:ちなみに、この書評では紹介していませんが「ザレゴトディクショナル」(購入本)を片手に本書を読むと、より一層補完されます。
(あ~、この娘はあの「○○」でいきなりお亡くなりなったのか~)とか、(うぉぉ~、彼は意外に強キャラだったのね~)とか。
これはオススメ。

西尾 維新
ザレゴトディクショナル 戯言シリーズ用語辞典





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