2007年01月17日(水) 01時27分20秒

「さよなら純菜 そして、不死の怪物」 浦賀和宏 2007-010

テーマ:--浦賀和宏
着々と刊行される浦賀氏の「八木剛士シリーズ」の第5作目「さよなら純菜 そして、不死の怪物」読了しました。

”5作目にして遂に始動か~”
そして
”そうきたか~”
といった感じでしょうか。

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浦賀 和宏
さよなら純菜 そして、不死の怪物
出版元
講談社ノベルズ
初版刊行年月
2006/11
著者/編者
浦賀和宏
総評
22点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:3点 
読了感:3点 
ぐいぐい:5点 
キャラ立ち:4点 
意外性:3点 
装丁:4点

あらすじ
不死身の男、ついに屈辱のリベンジへ! 自らの身体に傷を負わない<力>の増大を自覚し始めた八木剛士。心の支えを得、これまでの恨みをはらすべく、遂に学校に矛先を向けた剛士に難事件が降りかかる。 <<Amazonより抜粋>>



”妄想粘着小説”(と勝手に命名)の名を欲しいままとしている(と勝手に妄想している)「八木剛士シリーズ」の第5作目です。

4作目からの純粋な続きであり、6作目へのエピローグ的作品。
ということで、中継ぎ的作品と思いがちですが、いやいや、相変わらずの妄想しまくり、粘着しまくりそして”劇的な変化あり”でございます。

ま、きっと1作目から本作品の”あらすじ”を書けと言われたら3行くらいで済んでしまうかもしれないくらいの進行の遅さ(=妄想の多さ)ですので、”中継ぎ”だろうが”先発”だろうが”抑え”だろうが、なんだろうが、”八木剛士シリーズ”には変わりありません。
非常に面倒くさい性格の八木剛士の「ぼやき」ともとれる妄想話がこれでもかというくらいに連呼されていきます。
慣れるまでが大変ですが、ここまで妄想に付き合わされると、なんだか可愛いものです。

で、なんら変わらないといいつつ、5作目後半にしてようやく八木剛士自身に変化が訪れます。
ま、正直、まともに受けてしまえば、”訪れる”なんて可愛い表現ではなく、タイトルの通りの展開となってしまうわけです。

ということで、冒頭の通り
”5作目にして遂に始動か~”
そして
”そうきたか~”
ってことです。

前作から見え隠れしている小説世界全体を包む謎(こちら では「八木剛士の出生の秘密」とか「強力な敵」などと述べてましたが)に関しては、どうやらある登場人物が、その謎に関与しているといったことがわかる程度で、あまり進展はなく、次作以降の流れに大きく影響してくるであろうと思われます。

・八木剛士の出生の秘密は何か?
・怪物となってしまった八木剛士の結末は?
・謎の敵(組織)と八木剛士の関係は?
・松浦純菜と八木剛士の今後の展開は?
ところで、怪物あたりも妄想だったりしないのか?

ということで、次回作が楽しみになってまいりました。

余談:ちなみにシリーズ初期の頃は、多少ミステリー(フーダニット)もあったような気もしていましたが、「戯言シリーズ」よろしく、当シリーズで完全なエンターテイメント小説となってしまいましたね。
(本作にも、どうやってスナイパーが自宅から忽然と消えたかという謎はありますが、論理的な決着は見ないじゃないかなと想像しています。)

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