2007年01月06日(土) 17時05分56秒

「文体とパスの精度」 村上龍、中田英寿 2007-003

テーマ:★読後感想:作家別【その他】
おはぎ 」に続く”サッカー選手エッセイ”シリーズ(なんだそりゃ?)の第2段です。
「文体とパスの精度」読了しました。

タイトル、格好良いですね。
”ネーミング”という採点枠があれば、間違いなく「5点」だったのですね

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村上 龍, 中田 英寿
文体とパスの精度
出版元
集英社
初版刊行年月
2002/05
著者/編者
村上龍 中田英寿
総評
18点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:2点 
読了感:2点 
ぐいぐい:4点 
キャラ立ち:3点 
意外性:3点 
装丁:4点

あらすじ
中田英寿の考え方や言葉を、よりわかりやすく、より広く伝えたい―。村上龍のその思いが結実した、六年間にわたる対談とeメールによる往復書簡。サッカーというスポーツ、そして「世界」でいかに戦い、いかに生きるか。本書はサッカーファンのみならず、自立した「個」として生きようとするすべての人に贈る、アスリートと作家の交流の記録である。<<Amazonより抜粋>>


1997年から2002年までの5年間の間の対談とeメールによる往復書簡がまとめられています。
この5年間は、要するにフランスワールドカップの予選を突破した頃から、日韓ワールドカップの開催前辺りまでなのですが、特段サッカーの技術論に終始するわけではありません。

村上龍にせよ中田英寿にせよ、良く言えば「自立」できている大人であり、悪く言えば「とことん、わがまま」な子供だったりするのです。
そんな2人が、対談や往復メールで語り合う言葉は、どちらかと言えば、国際化した世界における日本人のあり方(のふがいなさ)とか、サッカーという競技にも見ることのできる、日本人の戦いに対する意識(の希薄さ)だったりします。

典型的な日本人には、ちょっと身を正すような言葉ばかりが並びますが、本当の意味で典型的な日本人には、そんな感受性もなかったりするわけで、冷静に読み取ると、「一体、このメッセージは誰に向けて発信しているのか?」と、残念ながら、思ってしまいました。
と、こんなコメントをしている私自身も、ま、いわば「典型的な日本人」の一人であったりするので、(あ、この2人は立派だな~)とただただ傍観して、感嘆してしまっているわけです。
これはこれで困ったものですね。

ところで、前述した「おはぎ」も「文体と・・・」も、同じサッカー選手の作品にも関わらず、随分と印象が違います。
これもこれで一興ですね。
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