2007年01月02日(火) 01時46分52秒

「キサトア」 小路幸也 2007-001

テーマ:--小路幸也
2006年の最後はトカジ本でしたが、2007年の最初は小路氏でございます。(あまり意味なし)
ということで、「キサトア」読了しました。

amazonリンク

小路 幸也
キサトア
出版元
理論社
初版刊行年月
2006/06
著者/編者
小路幸也
総評
21点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:4点 
読了感:3点 
ぐいぐい:4点 
キャラ立ち:3点 
意外性:3点 
装丁:4点

あらすじ
少年アーチはふたごの妹と父親の4人家族。病気で色の識別ができないが、物づくりが得意。海辺の町に越してきて5年、家族は平和に暮していた。やがてアーチはコンクールに挑むことに…。風がはこんでくる、爽やかな物語。 <<Amazonより抜粋>>


主人公である少年アーチの一人称で進む物語です。
小路氏お得意のジュブナイル系ですが、それほど”わざとらしさ”はありません。

スタジオジブリ作品の原作になりそうな作品です。
「家族」とか「町」とか「主人公を含む魅力的な登場人物」とか「風」とか「不思議さ」とか・・・
ちょっと一昔前のジブリな感じがするのです。

世の中には自然と同化することのできる「エキスパート」という存在や、世界のアーチストがマッチ棒工芸を競い合う「マッチタワーコンクール」や、<泣き双子岩の伝説>など。
意外に、この世界観は好きです
もちろんファンタジーなのですが、どこか、ヨーロッパあたりの古き良き海沿いの町を思い浮かべました。

また、物語自体は、ある事件が起きた翌年の1年間が描かれており、事件そのものに焦点がないところあたりが、アーチと家族(と仲間達)が過ごすであろうとある町の長い時間の一部分を切り取られたようなような「さりげなさ」があります。
このような時間軸を見せてくれる作品というのは、実はあんまり見つかることがなく、”しっかりとした世界観”と”魅力的な登場人物”の両方が必要だったりします。

そういった意味で、この作品は「非常に奥の深い」作品といえるでしょう。
正直、この世界観と登場人物による続編も期待しちゃいますが、一方で、このままこの一作で、世界観を閉じ込めるのも良いなぁと思ってしまいます。
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