2006年12月12日(火) 21時36分46秒

「λに歯がない」 森博嗣 2006-162

テーマ:--森博嗣
森大河、Gシリーズの第5作目。
「λに歯がない」読了いたしました。

密室ものです。

ちなみに既刊の[Gシリーズ]の書評はこちら あたりです。

amazonリンク

森 博嗣
λに歯がない
出版元
講談社ノベルズ
初版刊行年月
2006/09
著者/編者
森博嗣
総評
19点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:3点 
読了感:3点 
ぐいぐい:4点 
キャラ立ち:3点 
意外性:3点 
装丁:3点

あらすじ
密室状態の研究所で発見された身元不明の4人の銃殺体。それぞれのポケットには「λに歯がない」と記されたカード。そして死体には…歯がなかった。4人の被害者の関係、「φ」からはじまる一連の事件との関連、犯人の脱出経路―すべて不明。事件を推理する西之園萌絵は、自ら封印していた過去と対峙することになる。ますます快調Gシリーズ第5弾。<<Amazonより抜粋>>

密室状態での殺人事件。
今までのGシリーズに比べれば、トリックもちゃんと解き明かされますし、なんなら動機そのものもちゃんと説明されております。

これは相当の進歩なわけですが、残念ながら、やっぱり肝心の「λに歯がない」のカードの謎は一切語られません。

文の流れ上、「残念ながら」などと申しましたが、もうこのGシリーズについては、半ば、あきらめているので、それほど残念ではなく、どちらかといえばちゃんとトリックが解き明かされている方が、(お、やるじゃん)ということなのですね。

ただ、このトリックというのが、きっとその方面の専門的な知識を持っている方限定の「ふむふむ感」であり、私を含む一般的な読者については「へ~、そういうのあるんだ~」と思うに留まります。

この際、言ってしまいますが、新規読者を確保することを断念した当シリーズで、ついに読者のスキルレベルまで要求してしまうだなんて、なんて孤高なシリーズなのかと、ある意味感動すら覚えてしまいます。

唯一の救いは、海月及介の前作に変わらぬ「寡黙ぶり」。
このキャラクターは個人的に良いです。
似たような人物が近くにいたりするので、なんだかそいつとオーバーラップするのが、個人的に良いですね。
で、この海月及介が、何かのきっかけで「暴発」することが、このシリーズのクライマックスだったりすると面白いですね。
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コメント

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2 ■TBありがとうございます。

新刊が、出るたびに、今度は話の進展があるかと思い、手にとっています。
一つ一つのミステリーよりも、全体としてのつながりが、どうなるのかと、それが気になります。

1 ■はじめまして

トラバありがとうございました。

最後に「驚愕の結果」があるに違いない
・・・ただそれだけで読んでます。
>このシリーズ

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