2006年10月21日(土) 00時51分25秒

「空中ブランコ」 奥田英朗 2006-137

テーマ:--奥田英朗
奥田氏の「空中ブランコ」読了しました。
伊良部の”良さ”ってのに気がつき始めました。

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奥田 英朗
空中ブランコ
出版元
文藝春秋
初版刊行年月
2004/04
著者/編者
奥田英朗
総評
22点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:3点 
読了感:4点 
ぐいぐい:4点 
キャラ立ち:4点 
意外性:3点 
装丁:4点

あらすじ
人間不信のサーカス団員、尖端恐怖症のやくざ、ノーコン病のプロ野球選手。困り果てた末に病院を訪ねてみれば…。ここはどこ?なんでこうなるの?怪作『イン・ザ・プール』から二年。トンデモ精神科医・伊良部が再び暴れ出す。<<Amazonより抜粋>>



正直、ついこの間読んだ「イン・ザ・プール 」では、あまり気に入らなかったのですね、伊良部。
なんていうか、やっぱり”患者の悩み”ってのが先にあって、それを真摯に対峙するべき医者という立場でありながら、(あまりにもふざけすぎているなぁ)といった印象を持っていたのです。

この「空中ブランコ」は、そんな伊良部な話が5編収録されております。

で、この5編を通じて、今度は伊良部が羨ましくなってきました。
前作でも行動が先んじる「ただの好奇心医者」の伊良部ですが、本作ではその辺りに拍車がかかります。
あまりにも自由奔放で、子供のような振る舞いばかりする伊良部。
そんな伊良部の姿が、患者の心を癒していくという「伊良部そのものがヒーリング」という構図なのだということです。

患者の悩みを、ストレートに治療するのでなく、共に楽しみ、結果救済してしまうというストーリ展開を、嫌味なく読むことができました。(ま、こちらが読み慣れてきたってのも当然あるとは思いますけどね)

5編の中で、オススメは「義父のヅラ」。
次々と実行される他愛のないいたずらの数々。
この衝動って、なんとなく共感できちゃいます。
楽しそうですよね。

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コメント

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1 ■TBありがとうございました!

ほんと、伊良部みたいに自由に子供みたいに
好きなことにチャレンジしてみたいなーって思いました。
癒し系ですよね。かっこよくはなさそうですけど。

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