2006年10月17日(火) 00時21分38秒

「インディゴの夜」 加藤実秋 2006-136

テーマ:★読後感想:作家別【あ・か行】
この「流石奇屋~書評の間」では継続的に追い続けている東京創元社のミステリフロンティアレーベル。
そのミステリフロンティアレーベルの第12回配本の「インディゴの夜」、読了しました。
ちなみに本書所収で表題作の「インディゴの夜」は、第10回創元推理短編賞を受賞作品のようですね。

amazonリンク

加藤 実秋
インディゴの夜
出版元
東京創元社
初版刊行年月
2005/02
著者/編者
加藤実秋
総評
20点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:3点 
読了感:4点 
ぐいぐい:3点 
キャラ立ち:3点 
意外性:3点 
装丁:4点

あらすじ
「クラブみたいなハコで、DJやダンサーみたいな男の子が接客してくれるホストクラブがあればいいのに」―すべては女性ライター・高原晶が、大手出版社の編集者・塩谷に漏らした何気ない一言から始まった。謎めいた美形の敏腕マネージャー・憂夜の助力を得て、二人は一風変わったホストクラブ“club indigo”を渋谷の片隅に開いたが、順調な経営とはうらはらに常連の客が殺され、店のナンバーワンに疑いがかかる。晶は個性豊かなホストの面々とともににわか探偵団を結成、真犯人捜しに奔走する!第十回創元推理短編賞受賞の表題作がシリーズ化。スタイリッシュでウイットあふれる新世代探偵小説、ここに登場。 <<Amazonより抜粋>>



表題作を含む4つの中編が所収されております。

個人的には、まったく経験外であまり近寄りたくない渋谷の夜の物語です。
喧騒とか軽いノリには、できる限り、出会いたくないという性格上、この手の話はあんまり好きではありません。(いきなりですみません)

読み終わって率直に思ったのは、とてもテレビドラマっぽい作品だということ。
「日本テレビで土曜日の夜9時からのドラマ枠」もしくは、「テレビ朝日で金曜の夜中にやっているドラマ枠」にとってもお似合いな感じを受けました。

4つの話それぞれが、一話完結であり、ちゃんとドラマ的にテンポの良い起承転結で、1時間あたりできっちり見せてくれるドラマになってくれるでしょう。
これからブレイクします的美男子たちをクラブ・インディゴのホストとして出演(これが最大のポイントだったりします)させ、ちょっとしたミステリ要素もあり、加えて”夜の街の怖さ”のようなものも醸し出して、教育上の配慮もしつつ・・・、(こりゃドラマ化するしかないな)と思ったものです。

ま、それだけ映像化されやすい描写だったりするわけですな。

で、小説自体の評価なのですが、ちゃんとしたミステリは表題作の「インディゴの夜」のみで、他の3作は、どちらかといえばキャラクターを押し出した作品になっています。

警察に向かって「この子(ホストの子)達の行動力を、甘く見るじゃない!!」と啖呵を切るオーナーが大奮闘!!って感じ
です。

「やれやれ」・・・

・・・たぶん、こういったのが好きな方は多いんじゃないかとも思います。
確かにそれなりに予約も待たされましたし。
ただ、個人的には、この雰囲気だけで引っ張っていくというのは、ちょっと辛かったです。

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