2006年09月30日(土) 04時08分22秒

「約三十の嘘」 土田英生 2006-126

テーマ:★読後感想:作家別【さ・た行】
映画「約三十の嘘 」の原作本であるタイトル「約三十の嘘」(あたりまえか)を読了しました。
小気味よい、場面展開を感じることのできる軽い感じの本でありました。

amazonリンク

土田 英生
約三十の嘘
出版元
角川書店
初版刊行年月
2004/10
著者/編者
土田英生
総評
22点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:3点 
読了感:3点 
ぐいぐい:5点 
キャラ立ち:4点 
意外性:3点 
装丁:4点

あらすじ
嘘発、幸せ行きの旅は、どこへ着くのだろう?映画「約三十の嘘」の原作。6人の詐欺師チームが3年ぶりに再結集。寝台特急トワイライトに乗り込み、北海道へ。仕事は成功するが、大金の詰まったスーツケースが消えた。そこから明らかになる人間模様とは・・・・・・。<<Amazonより抜粋>>


冒頭、映画の原作と延べ、あらすじにもきっちりそのように書かれているようですが、実際には複雑な経緯をたどっているようです

作者の土田氏は劇作家であり、この「約三十の嘘」は元々彼の劇団で上演するためのシナリオだったようで、それが映画化されることとなったことで、映画用に脚色されたものを、さらに実際の原作者である土田氏が小説にしたようです。・・・

って分りづらいですね。

ということで本文。

さらっと読めてしまいました。
かる~い感じの物語です。

物語は、男4人女2人の計6人の視点で語られていきます。
横山を除く、5人は元々チームを組んでいて3年ぶりのチームによる詐欺を働こうとします。

現地である北海道に向かうトワイライトエキスプレス車内の6人の様子と、詐欺行為が終了した後の、やはりトワイライトエキスプレス車内の6人様子が展開されていきます。

”ということで、肝心の詐欺の場面はまったくありません。”
といったところが斬新ですね。

この6人同士が、復路の車中に、詐欺師という職業柄、騙し合いをし、最終的に儲けは誰の手に収まるかってのがメインストリームということです。

3年前のチームとしての失敗という背景があって、それを引きずっているものもいれば、単純に伝説の詐欺師に会いたくて合流するものもいれば、周りに聞こえるくらいの独り言を言う奴もいる。

とにかく個性豊かなメンバーのそれぞれの描写が面白く、また映画の原作(?)ということもあり、場面展開もはっきりしています。(ま、全部車内ですけど)

ただ、ラストの展開は、やや尻切れな感じを受けました。
もうちょっと、騙し合いの二転三転があってもよかったのではと欲を出しちゃいます。

DVDでも借りて映像も見てみたいと思いました。
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