2006年09月24日(日) 18時39分57秒

「秘密屋文庫知ってる怪」 清涼院 流水 2006-123

テーマ:--清涼院流水
この文庫の改訂前の2作品「秘密屋 赤」「秘密屋 白」は書評以前に読了済みなので、再読といえば再読。
とはいえ、だいぶ昔に読んだので内容忘れてしまったのと、清流院氏の得意技である「文庫になったので全面改訂」ってことで、新たな気持ちで読んでみました。

「秘密屋文庫知ってる怪」読了です。

amazonリンク

清涼院 流水
秘密屋文庫 知ってる怪
出版元
講談社文庫
初版刊行年月
2004/08
著者/編者
清涼院流水
総評
19点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:3点 
読了感:3点 
ぐいぐい:4点 
キャラ立ち:3点 
意外性:3点 
装丁:3点

あらすじ
口裂け女、人面犬、ベッドの下の斧男 。どこからともなく社会に広まる“都市伝説”の数々。怪しい噂を支配する深い謎に包まれた存在「秘密屋」が、本当の姿を現した! 超大物政治家を標的に、彼が仕掛ける驚くべき計画とは?(『秘密屋 赤』『秘密屋 白』を全面改稿し、書き下ろし『黒』を加えた文庫オリジナル)<<Amazonより抜粋>>



「「都市伝説」研究」→
「自分のことを「秘密屋」と勘違いしているオッサン・シローとの電話」→
「驚くべき「秘密屋」の真相と、世界の真相」

端的言うと「赤」→「白」→「黒」はこういったストーリです。
このストーリに、いわゆる清流院テイストである「言葉遊び」がふんだんに入り、大量消費感覚満点の作品となるわけです。

めでたしめでたし。

本編の感想は、そんなところで、さておき(・・・えっ短い?)


今回の、大きな収穫は、袋とじにある<秘密屋の秘密>にありました。

著者の攻めの姿勢にはある意味脱帽すらしちゃいます。
ただ、非常に空回り感があったりするのも、大変興味深いわけです。

さすがに袋とじなので内容自体に触れるのはやめておきますが、本書を読む→袋とじを読むというまともな順番だと、本書だけを読んだ時の感想と袋とじも読んだ後の感想では、だいぶ違ったんですね。

良い意味でも悪い意味でも著者は真剣であり、その真剣さが、周りか見て、空回りしていることも計算ずくで、またそれが多少演技じみていたりする部分も含めて本気だったりするから、とっても複雑な思いが巡るのです。
特に最後の2編は、相当気持ちが入らないと書く事のできない文章だったりして、云々。


とにかく、一度でも清流院作品をお読みになっている方は、是非袋とじの中身だけでもさらっと読んでいただきたいのです。

一度も読んでない方が読むと、相当引きます。
だから袋とじなのだと思って疑いません。

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