2006年08月18日(金) 22時37分11秒

「QED 神器封殺」 高田崇史 2006-105

テーマ:--高田崇史
ご存知QEDシリーズでございます。
すっかり歴史検証小説となってしまっている本作は、なんと「途中から袋とじ」という形態でした。
さて、その袋とじの中身とは・・・

amazonリンク

高田 崇史
QED 神器封殺
出版元
講談社ノベルズ
初版刊行年月
2006/01
著者/編者
高田崇史
総評
20点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:4点 
読了感:3点 
ぐいぐい:3点 
キャラ立ち:3点 
意外性:4点 
装丁:3点

あらすじ
和歌山での滞在を延ばした桑原崇たち一行。そこで待ち受けていたのは、奇妙な殺人事件と、自らを「毒草師」と称す男・御名形史紋だった。和歌山を拠点に起きる数々の奇妙な事件の謎、崇と史紋が突き当たった重大な歴史の謎。古の神々と三種の神器に隠された真実とは?!崇の怒涛の推理が繰り広げられる。 <<Amazonより抜粋>>



いろいろと調べて見ると、「QED~ventus~ 熊野の残照(2005年8月刊行)」の続編のようです。
で、読んだかどうか忘れてしまったので、自分のブログ(このブログのことですね)を調べてみましたが、どうやら読んでいなかったようです。

QEDシリーズという意味では、「QED 鬼の城伝説」だけが感想としてアップされておりました(感想はこちら)
どうやら、読んだ気になっていただけのようです。
あらあら・・・

さて、本書。

相変わらず、歴史検証小説としては、大変面白かったです。
今回は、あのサッカー日本代表のエンブレムでも有名な「八咫烏(ヤタガラス)」の謎から「三種の神器」。
そして日本全土にわたる神社の位置に秘められた謎まで「ご紹介」いただいております。

で、なんか、ここまで徹底して検証されると、「物語」というよりは「ご紹介」、「小説」というよりは「検証報告」といった感じなのです。
逆に言ってみれば、物語(ちゃんと「殺人事件」が起こり、ちゃんと「犯人」が見つかる)だけを括り出して評価してしまうと、(かつ、その物語を「ミステリ」と定義してしまうと)「う~ん」と唸るばかりなわけです。
ただですね、個人的には、そこを差し引いても、やっぱりこのQEDの見せ場は、歴史検証部分だったりするので、思い切って、”たまたま物語の中で語られている”って思えば、まったく気にならないわけです。

それから本書から登場の新キャラ(であろうと思います)自称:毒草師の「御名形史紋(ミナカタシモン)」が、今後のQEDシリーズにどのように絡んでくるかが見ものです。
このキャラクターが物語自体を広げるのか、検証報告を広げるかは、作者のみぞ知るのでありますが、個人的には後者における崇との「薀蓄合戦」が見てみたいものですね。

なお、当ノベルズの特別仕様である「袋とじ」に書かれている内容は、「袋とじ」になるべくしてなった内容でした。
(わざわざ「袋とじ」にしなくてもいいんじゃない)って思われる方もいらっしゃると思いますが、実は、パラパラと立ち読みすると、バレちゃう類のものだからこそ、「袋とじ」にしたのであって、それはそれで読者への配慮と考えてみました。

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

流石奇屋ヒットさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントをする]

コメント投稿

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。