2006年08月05日(土) 03時15分10秒

「上手なミステリの書き方教えます」 浦賀和宏 2006-099

テーマ:--浦賀和宏
このシリーズを勝手に「八木剛士シリーズ」と呼ぶのであれば、その第3作にあたる「上手なミステリの書き方教えます」を読了しました。
ある意味においては第3段にして「到達」した感じのする作品です。

amazonリンク

浦賀 和宏
上手なミステリの書き方教えます
出版元
講談社ノベルズ
初版刊行年月
2006/06
著者/編者
浦賀和宏
総評
22点/30点満点中
採点の詳細
ストーリ性:3点 
読了感:3点 
ぐいぐい:4点 
キャラ立ち:4点 
意外性:5点 
装丁:3点

あらすじ
友だちもいない、女にもまったくもてない。唯一仲よくしてくれていた大切な妹は、暴漢に撃たれ、意識不明の重態。心和むのは、自分の部屋でガンプラを作っているときくらい……。不幸の女神に愛された男、八木剛士の前人未到なほど前途多難な恋。やっと訪れた「青春」が剛士にもたらすものは?結末圧倒的感動必読!! <<Amazonより抜粋>>


「松浦純菜の静かな世界(感想はこちら )」「火事と密室と、雨男の物語(感想はこちら )」に続く、「上手なミステリの書き方教えます」です。

第1作の「松浦純菜・・・」では
「文体そのものがねっとり系、ねばねば」と称し、
第2作の「火事と密室・・・」では、今後の展開について
「形は推理小説ですが、中身は青春小説(今後の展開如何では成長小説)(のはず)」と予想してみました。

で、本作品なのですが、
万人には決してお薦めする事は出来ない間違った意味で浦賀作品の集大成」とでも称してみましょう。

①(浦賀氏、ついにここまで来ちまったか・・・)と、
②(誰もこの「ねばねば感」にはついて来ることはできないだろうな)と、
そして、③(本書のメッセージは、なんなんだろう?)と

こんな感じなわけです。

良いですね。
ここまではっきり、ねばねばしていると、読み終わったときに返って、さっぱりした感じでした。
現実の空気もうまいもんだなと、伸びをしてしまったくらいです。

(なんだかはっきり物言わない感想だな~)と思った方は、是非ご一読をしてみてください。
ただし、過去の安藤シリーズやその他ノンシリーズもの、そしてこの「がんばれ八木剛士シリーズ」の前々作、前作をお読みいただいたくと、私が前述した①と②は共感いただけると思います。
ま、そこまでしなくても完全に③は納得いただけます。

ここまで中身にまったく触れることなく、曖昧にしたまま終わらそうとしている感想は、たぶん初めてだと思い、ニュアンスすら伝わらないのもあれなので、ジェットコースター乗車における制限事項のように、本書を読む際の制限事項を書かせてもらいます。

*本書を読む際の制限事項
【1】読む前に、題名に騙されてミステリを読もうと意気込んでしまっている方
【2】オタク・アニメ・萌えなどの言葉、もしくは描写に過剰に反応(反応する方向は肯定否定両方)してしまう方
【3】エロ小説家の独り言が、エロ小説並みにエロであることに対して、やっぱり過剰に反応(やっぱり反応する方向は肯定否定両方)してしまう方
【4】ネガティブな学生の独り言に、衝動的にいちいち突っ込みを入れたくなってしまう方
以上にあてはまる方につきましては、出来る限り読書をお控えいただいた方が良いと思います。

・・・とかいって、合致する方々には騙されたと思って、是非読んでみてもらいたい一冊だったりします。

評価点が22点だっていうのに、この感想って何でしょうね???

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

流石奇屋ヒットさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントをする]

コメント投稿

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。